SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

自分主観の競馬雑学:ワイド馬券

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以前単勝馬券についてお話ししましたが、今日はワイド馬券についてです。

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ワイドって、今更説明の必要もないかもしれませんね。選んだ二頭が一着から三着に入れば馬券が的中です。

ワイドの何がイイかという点を少しお話しします。

強烈な人気馬が一頭いるレース

まずはこれがワイド馬券の醍醐味です。要するにディープインパクトのようなどうしょうもない一番人気が一頭飛び抜けている人気を背負ったレースでは、この馬がらみで買わざるを得ません。何せ歴史的な名馬ですから。

でもこの馬から買うと配当は二束三文、いやそれすらもつかないかもしれません。圧倒的な人気馬は配当が付かないわけで、その馬絡みで買うのは点数を広げるわけにはいかなくなってしまいます。

それでも、どうしても穴馬を狙いたい、というレースはあります。その時に、二着三着の想定馬でワイドを組んで買うわけです。実際に私自身も的中率がイイのはワイド馬券です。単勝馬券を二着で外し、馬連を一着三着で外し、三連複は一頭抜けていてハズレ、三連単は順番違いでハズレ、ここでワイドの出番です。最終的にワイドだけ引っ掛かった、ということが何回もあります。

もう一つの、ワイドがイイ点

ワイドは一着から三着までのうち二頭を的中させればいいので、これを突き詰めて昇華させると三連複と三連単も的中させることができるようになります。複勝の延長線にワイドがあって、さらにその延長線に三連複がある、という考え方をしてもらえれば分かりやすいかもしれません。つまりワイドが的中できるようになれば自然と三連複が取れるようになってきます。

馬券を買う際にあれもこれもで点数が増えてしまうのが一つの悩みになりますが、不要な点数を買わないように予想を組み立てることができるようになります。一度修行のつもりでワイドを主眼に馬券を検討してみるのも一つのやり方ですね。

確かに配当は低いんですが、その分リスクも(点数が増えない分)少なく済みます。「馬連当たらねー」となっている方、単勝とワイドを買ってみるのは予想を鍛えるのにいいかもしれません。(その言葉、そっくり自分に返ってくるのですが)

ワイドの泣き所

先にちょっと書きましたが、ワイドは配当が低いです。例えば2016年4月3日中山10Rを例に見てみましょう。

ワイドの配当:

  • 3-13=210円
  • 3-4=440円
  • 4-13=940円

三連複配当:3-4-13     1,630円

ワイド三点買いで300円(各100円)買って払戻金は1590円です。一方の三連複は1点100円で払戻金はワイドのパーフェクトよりもちょっと高いです。人気サイドで決着するとこの差が少ないのですが、人気薄が馬券に絡むとこの差がそれはもう拡がります。例えば、もう振り返りたくもない私が外した同日の阪神3R(笑)16番ナリタエイト本命にして外したレースです。

ワイドの配当:

  • 5-8=3,950円
  • 4-8=360円
  • 4-5=8,850円

三連複配当:4-5-8     19,270円
ワイドパーフェクトでも13160円です、三連複の7割程度にしかなりません。このレース5番が11番人気の人気薄で二着に突っ込んできたレースでして…。

それでも11番人気を胸張って買える人はそれほど多くはないと思います。結構勇気要ります。ボックスで買うと全通りの組み合わせで自動的に購入することになりますから不要な点数も重ねることがあります。でもワイドなら自分で絞れますから、例えばこの5番を人気サイドから何点か買うというのはあってもおかしくない買い方です。

ワイドは少額投資の初心者向け

単勝複勝も点数を少なくできますが、ワイドの特徴は、点数を少なくできるうえに、単勝よりも的中しやすく、複勝よりも配当が期待できる、という1点100円で少ない投資額で購入する私のようなライトな馬券購入者にとっては非常にちょうどいい馬券です。もし興味があれば、単勝とワイドを買ってみるのはいいかもしれません。三連複や三連単に手を出すのはワイドの的中率が上がってからでいいと思いますよ。

なぁに、どっちにしろワイドパーフェクトが取れないレースは三連複も三連単もとれやしません。