SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

エルウェーウィンの思い出

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エルウェーウィン号が亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。

公式発表:
エルウェーウィン号が死亡 JRA

エルウェーウィンとは

エルウェーウィンという競走馬はもう現代の競馬ファンにはそれほどのなじみはないと思いますが、名馬ビワハヤヒデを朝日杯で破った外国産馬です。
私はビワハヤヒデの世代はリアルタイムで競馬を見ていないので、強かった時代のエルウェーウィンは知らないのですが、思い出は古馬になってからのアルゼンチン共和国杯です。

思い出

そのときは前日に友人と予想していて、当時菊花賞二着のトウカイパレスが出走してくるのもあり、友人と予想をアレコレ検討していました。
言わずと知れた有名馬ナイスネイチャや長距離戦線の常連インターライナー、前々走にオールカマーサクラローレルの二着となっていたファッションショー、GIIやGIIで三着を量産しているカミノマジックナリタブライアン世代の菊花賞二着馬ヤシマソブリンといった長距離重賞の常連たちが名を連ねたレースでした。ハンデ戦だから難しい、と。
その中で、「この中に唯一のGI馬が居るじゃないか!」という話になったのが「エルウェーウィン」です。馬券は当時マヤノトップガン菊花賞で二着のトウカイパレスを追いかけていたこともあって本命はトウカイパレスでしたが、やたらと友人たちにエルウェーウィンを推して「オマエなぁ…近走見てみろよ。」と突っ込まれていたのを覚えています。

そのエルウェーウィンですが、何を目覚めたのか、このアルゼンチン共和国杯を一馬身半差で勝利してしまいます。

確かに近走重賞では勝負にならなくてオープンでも掲示板に載るか載らないかくらいの成績でしたが、あとあと見返してみると中距離の決め手勝負で負けていたところはあるものの、何回かに一回はそれほど大きく負けておらず、勝ちきれないにしてもたまに三着以内にも飛び込んでくるという不安定ながら馬券になる成績です。距離を思い切って延長して決め手勝負で負けていたのが、このレースでは水が合ったのかもしれません。単勝50倍の14番人気で勝利、レース後の友人たちとの間では「エルウェーウィン勝ったわ。買ってないけど。」という話で一瞬だけエルウェーウィンのブームが来たのを感じました。

結果的に重賞級の相手に斤量57・58キロくらいで善戦していたような馬だったので、アルゼンチン共和国杯の斤量53キロの軽量は恵量だったといえます。

思い出も名馬はいつも突然に旅立ってしまいますが、続々と新しい名馬が毎年生まれていますね。

さて、次回は皐月賞です。また名馬が誕生するんでしょうか。楽しみですね。