読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:日本で産駒が振るわなかった世界的名馬

競馬雑学

広告

完全な個人の主観で競馬のニッチをお届けしています競馬雑学。

今日は世界的な最高の名馬のはずなのに日本で産駒が振るわなかった種牡馬について考えてみます。ちなみにちょい古です。

ダンシングブレーヴ

90年代欧州競馬最強に数えられる一頭、と言われているダンシングブレーヴですが、当時種牡馬の墓場と言われていた日本競馬に輸入されてきたのは病気が原因だったと言われています。
ただ初年度産駒の成績ががもともと振るわなかったのに加え、病気のダブルパンチで輸出されたそうですが、日本に輸出された後に産駒は大活躍し母国の競馬会では早計と惜しがっています。
ただし、日本が輸入しなければこの病気を患った馬は殺処分されるという説もあって、一概にダンシングブレーヴの日本輸出が非難されることではないです。ダンシングブレーヴは日本に来て確実に寿命を延ばしている、という見方もできます。数奇な運命です。
成績が振るわなかったとはいってもキョウエイマーチやキングヘイローなどのGI馬は輩出しています。とはいえ、コマンダインチーフやホワイトマズルといった欧州成績と比較すると物足りない成績に終わっています。そのまま病気にかからずに欧州で繋養されて続けていたらおそらくは凱旋門賞馬を何頭も輩出していただろうと(勝手な)予想されるほどの馬だと考えられます。何せレーティング歴代一位の最高評価馬です。世界最強馬と言えど日本では最強というわけにはいかなかった、ということが言えます。
ちなみに私が初めて見たダンシングブレーヴ産駒は、宝塚記念三着のダンシングサーパスです。

ラムタラ

雑誌で軽種馬スタリオンが当時最高額のシンジケートを組んで輸入した奇跡の馬です。
このニュースを見たときには痺れましたね。
世界的名馬ニジンスキー晩年の産駒で奇跡的な戦歴で欧州の大レースを制した世界の名馬、という認識でニュースを見ていましたが、そのニュース上の馬が現実に日本競馬の血統図に名を連ねることになる、というのが衝撃的でしたね。
ちょうど同世代に日本でも和製ラムタラと呼ばれたフサイチコンコルドが今までにない戦歴で日本ダービーを制したこともあって、この"奇跡の馬"というキーワードが躍動した年になりました。
でも結果はご存知の通り。日本競馬の一ページを彩ることもなく輸出されてしまいました。
ダンシングブレーヴはまだ代表産駒を何頭も輩出できましたが、ラムタラに至ってはこれといった代表産駒は輩出できていません。純粋にこのときの日本が合わなかったんだと思います。サンデーサイレンス産駒全盛の時期でしたし。

ヌレイエフ

どんな名牝と交配された産駒を輸入してきても父ヌレイエフの産駒は期待ほど走らない、というのが個人の印象です。
この常識をぶち破った例外の二頭がハートレイクとブラックホークですが、逆に言うとあれだけ輸入されたヌレイエフ産駒の内これだけしか結果が出なかったというのが、いかに日本の馬場に合わなかったか、ということがうかがい知れます。
世界のヌレイエフ産駒はご存知のように綺羅星のごとくたくさんの名馬が輩出されています。
にもかかわらず、ハートレイクを除けば日本ではブラックホークただ一頭です。

その昔欧州血統は走らなかった

ラムタラはちょっと例外的になりますが、他の種牡馬は世界的な名馬を何頭も輩出している点がポイントです。日本で走ってる産駒だけが存外走らない、ということです。
この傾向はイギリスダービー馬ジェネラスやドクターデヴィアスもそうですし、凱旋門賞馬キャロルハウス、フランスGI馬バイアモン、もっというと輸入されたサドラーズウェルズ産駒など、欧州の大種牡馬の産駒はどの馬でも期待ほど走りませんでした。

これは日本の馬場が欧州血統に合わない、というのがあるんだと考えています。
要するにアメリカのスピード競馬が日本の競馬を進化させた原動力となっていて、どんな名馬でも欧州血統はアメリカのスピード血統とは戦えないような構図になっていた、という風に受け取っています。

最近ではサンデーサイレンスの子孫が良績を残す傾向なのでどのように傾向が変わったか、と言うところを実感できない状況ですが、やはり軽い馬場、高速馬場という特色を持った競馬場が多い日本競馬ではまだアメリカ血統の軽いスピード血統は重厚な欧州のステイヤー血統より日本競馬向きと言えます。菊花賞や天皇賞春がステイヤーの勝負レースではなく距離持つ中距離馬の争いに変化しているところがその傾向を感じている一因です。

個人的にはリーディングブルードメアサイアーを狙える種牡馬がこの欧州血統馬のなかに居たというのが持論です。(ただの私見ですよ。)
ノーザンテーストの後にリーディングブルードメアサイアーとなれるノーザンダンサー系(ニジンスキー系?)というべき種牡馬が輸入された欧州血統の中に居たと思っています。
ですがあまりにもサンデーサイレンス(とその仔)を種付けして父とする馬が多すぎました。またその仔があまりにも走るものですから、ますます種付けに人気が集まって、欧州血統を種付けする人が少なかった、というのはある話です。正直母父の影響力を狙って二世代後に勝負を掛けるために交配するブリーダーってあの不景気の最中では無理がありますよね。確かにそう思います。