SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:凱旋門賞を見ておもったこと

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学、は今日はお休みしまして。
せっかく今週は、マカヒキの凱旋門賞ウィークなので凱旋門賞をみた感想などを。

一競馬ファンの勝手な主観ですので、多少認識違いがあってもご容赦ください。

マカヒキが挑戦した凱旋門賞

今年のマカヒキは残念でした。掛かってしまったという話もありますし、レース自体も厳しい流れだったようです。マークもきつかったし後ろで壁を作られたしで、国内レースでは経験したことないような道中の流れになったように思えます。

欧州馬以外に優勝馬は輩出されていない凱旋門賞、その厳しさを見せつけられたようなレースになってしまいました。

今後のローテーションは白紙だそうですが、また元気な姿で豪快な末脚を見たいですね。個人的にはゆったり目のローテーションで有馬記念くらいかなあと思います。

過去の凱旋門賞挑戦馬

マカヒキは残念でした。2012年―2013年でオルフェ―ヴルが二年連続二着、一昨年に三歳牝馬のハープスターが六着に追い込んで、日本馬がやれるという実感が持てたところで三歳牡馬の頂点にあるマカヒキに期待が集まりました。

二年連続二着に入ったオルフェ―ヴルがいかに強かったのか、というのもありますが、オルフェ―ヴルが挑戦した凱旋門賞はキズナやアヴェンテイーノが同時に凱旋門賞に出走していて、「日本馬をマークせよ」というマークが分散していたように感じます。
ナカヤマフェスタが二着に好走した2010年凱旋門賞もヴィクトワールピサが同時に出走しています。のちにドバイでGI勝利する皐月賞馬です。ここから考えても欧州勢のマークはヴィクトワールピサに向いて、ナカヤマフェスタには有利に働いたように思います。
こうしてみてみると、日本馬が単身挑戦して好走した例はエルコンドルパサーとディープインパクトの二頭しかいないように見えます。ただエルコンドルパサーの時はそれほど日本馬は警戒されていなかったように思えますし、その後挑戦した馬が大敗していてディープインパクトも実力ほど警戒されておらず、それほどマークはきつくなかったように思えます。

勝負にタラレバは禁物ですが、例えばエイシンヒカリやキタサンブラックのような、現役古馬一流の逃げ・先行馬が同時にレースに出走していたら、後方待機のマカヒキだけにマークが集中することもなく必然的に前に行く馬も欧州勢としては気にする必要が出てきます。展開としても前残りか上がりの競馬かによって前有利、後ろ有利が変わってきますので、凱旋門賞で日本馬が勝つには脚質が異なる二頭が出走していることが条件の一つになるんじゃないかなぁと思っています。

逆に展開を見方につけないと、日本馬の存在感が増している現状では欧州勢のマークが厳しくなるとそりゃ最強馬でも負けちゃうんじゃないか、ってのが個人的な印象です。

当然ですが、来年も、再来年も凱旋門賞は開催されます。チャンスは毎年やってくるので、いつか日本馬の手に凱旋門賞の優勝馬というタイトルが届く時が来ると信じて一競馬ファンとしては楽しみに待っています。