SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる馬:ミスエルテはダービーを目指すのか?

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今週は朝日杯ですね。

ファンタジーS圧勝の牝馬ミスエルテが阪神JFでなくこの朝日杯に出走してきます。

リンク予想:予想:京都11R-ファンタジーS - SpecialなWeekを目指す競馬日記

リンク結果:振り返り:京都11R-ファンタジーS - SpecialなWeekを目指す競馬日記

牝馬なのに?

ミスエルテ、牝馬なのに朝日杯FSに。一説ではソウルスターリングと直接対決は来年までお預け、ここで二歳GIを分け合う形にという方向性だというような噂もありますが、あくまで噂ということで。どちらも怪物と呼ばれたフランケル産駒です。ソウルスターリングの母系が欧州血統なのに対してミスエルテの母系はアメリカ血統ですね。日本で実績のあるシアトルスルー⇒エーピーインディから連なる血統ですね。

近年のファンタジーSは一番人気が0勝と死に目だったのと先行馬が圧倒的に有利だった定石を全部ブチ破って圧勝したのがこのミスエルテです。
一言で言えば最近の傾向が一切合切通用しないくらい強いってことですね。うーん、これは牡馬相手の朝日杯といえど通用してしかるべきな能力に思えます。

朝日杯って

朝日杯は基本的に堅い決着なイメージがあります。
実際一番人気が複勝圏内に飛び込む率は高く二番人気も勝率が高いレースでしたが2013年と2014年は高配当も飛び出しているのでたまに荒れる傾向があるというレースになっています。たまに荒れるってのがちょっと難しいところですね。去年は二番人気のリオンディーズが勝って一番人気のエアスピネルが二着と平穏決着でしたね。ただ三着に11番人気のシャドウアプローチが四着とクビ差で馬券になり、これでガチガチの一・二番人気がワンツーしたにも関わらず三連複も三連単も高配当になるというレースです。
ただ、穴馬だからといって実績が皆無かというとそういうわけではなく、去年のシャドウアプローチでいえば未勝利戦の勝利直後にオープン特別のききょうS勝利、続く京王杯2歳Sで勝ち馬から0.2秒差の三着と実力の片鱗は見せており、三着に入る下地はあったといえます。
このため新馬・未勝利戦勝利直後で朝日杯出走の馬や条件戦で負けて朝日杯に抽選で出走しているような状況だと好走はおぼつかないと見てよさそうですね。
でも去年のリオンディーズは新馬戦勝利直後の二戦目が朝日杯だったんですよね。そういうところから考えても新馬戦勝利直後であっても人気馬はレース内容で評価が必要というところはありそうです。

今年の有力馬

今年で言えばミスエルテに加えて京王杯2歳S勝ち馬のモンドキャンノ、デイリー杯を勝ったジューヌエコールと0.0秒差と差がないボンセルヴィーソあたりは重賞実績ありとして気にしておきたいところです。ただ、今年のデイリー杯は阪神JFで凡走してしまったジューヌエコールを物差しにするとそれほどレースのレベルは高くなかったのかなという感じもしています。逆に阪神JFで三着好走のレーヌミノルに前走京王杯2歳Sで勝っているモンドキャンノは有力な候補となります。デイリー杯以外で重賞実績を考えるとなると函館2歳Sのレヴァンテライオン、前走こそ京王杯2歳Sを11着と大敗してしまいましたが休養明けに加えて馬体重+16キロというところで凡走したと結論付けて叩き二走目の朝日杯で絞ってくれば狙っていきたい存在ですね。
あと人気の一角になりそうなのはトラストあたりだと思いますが、それより気にしたいのは穴馬になりそうなブルベアバブーン、完全ダート馬に見えるのですがもちの木賞からの朝日杯挑戦ステップは昔オープニングテーマというシーキングザゴールド産駒が穴をあけたパターンです。前走ダートは割り引きが必要な成績ですがアジアエクスプレスが朝日杯を制したように前走ダートで芝初挑戦でも血統的に芝もいけるのなら…

と思ったのですが、よく見たらプリサイスエンドは産駒成績がダートに偏っており芝では成績がいま一つでていない状況、今年はカフジテイクが重賞戦線で好走していますがそれ以外はいま一つ…。

こりゃ今年も堅い決着ですかね。