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SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:気性について

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は気性と気性難について。

気性

人間と同じ性格を意味しています。気性が悪い≒気性が激しい=怒りっぽい、みたいな感じです。ただし「気性が悪い」を臆病な馬に使う場合もあります。要するに性格上で本来の競走能力を発揮できなくしてしまう要因を抱えているのなら、気性は悪いと表現される傾向があります。

気性が激しい馬はスタートからガッついて前に行こうとしますので、脚質が逃げになる傾向があります。本来馬は集団で走る動物なので単騎になることを嫌がる傾向があるので集団の中で固まって仲間と一緒に走ろうとします。ただ例外的に横や後ろなどの近くに動くものがあると過敏に反応する場合もあります。(臆病な馬?)この場合、逃げとは逆に最後方待機をして追い込みにすべてを掛ける(駆ける?)脚質になることもあります。このように気性と脚質は結構関係性が高いですね。
冷静な気性の素直なタイプは脚質が差し(好位差し)になることが多いようです。
ジョッキーは騎乗馬の気性をうまく見抜いてベストの脚質・ベストのレース運びを選択して走らせることが仕事です。トップジョッキーは得てしてこの気性をうまくレースへの力に転嫁することが上手であることが多いのですが、たまにトップジョッキーでもテン乗りの平場はヘグってガチガチ1番人気を飛ばす(笑)ということがありますね。

※テン乗り…初めて乗る、乗り替わり初戦
※平場…500万下、1000万下のようにレース名がない条件戦レース
※ヘグる…主に騎乗ミスを指しますが馬の特徴を見誤った場合騎乗ミスと言われることが多いようです。
※飛ばす…負けることです。単勝1倍台の馬を飛ばすとたぶんジョッキーは調教師やオーナーから怒られてると思います。

気性難

あまりにも気性が激しいと「気性難だね」と評されることになります。人間で言うところの「気難しいタイプだね」というのと同じような感じですね。
人間の気難しさと同様に、馬の気性難はジョッキーの指示に素直に従わない「言うこと聞かない」ところがあります。人間なら「付き合いにくいよね」だけで済むのですが、馬はレースの結果に直結しますので気性難でジョッキーのいうことをきかない馬は大成しないことになります。それでもベストパートナーといえるジョッキーに出会えた気性難の馬は、スターの階段を上がっていくことになります。例えばステイゴールド、デビュー戦はレースしていないといってもいいほどの逸走でタイムオーバーという完全な気性難から競走生活が始まりましたが、熊沢JK・武豊JKを鞍上に得てあれだけの活躍をしました。(種牡馬成績からいうと持ち前の能力が気性難で発揮できなかったような印象です。)
ゴールドシップも気性難で有名ですね。
そして、ザ・気性難オルフェ―ヴル、2012年 第60回阪神大賞典での伝説です。
二周目スタンド前でハナを奪いに行き、向正面で先頭に立つ、そのまま押し切るのか?と思いきや、三コーナー手前くらいで走る気をなくしたのか突然の失速、大きく後退し先頭から後方三番手まで下がってしまいます。これケガしたのか?と馬券を買ってない私も心配になりましたが(何せ日本競馬の宝と言える存在ですからね)、何のことはない、三コーナーに差し掛かると我に返って馬群を追走し始めます。
もういままでに見たことないレースで何が何だか…。笑ってしまいましたよ。馬券も外したことですし。

気性難も度を超えて悪すぎると去勢され「せん馬」として生きることになります。こうなるとドンだけ競走能力があっても種牡馬への道が閉ざされるので究極の選択ですね。

ちなみにここまでで気性難はマイナスイメージで語ってしまいましたが、忘れてはいけないポイントの一つに
気性難の馬はゴール前での競り合いにやたらと強い勝負根性の裏返し
という場合もあります。持ち前の負けん気の強さがゴール前の競り合いでもうちょっとの力を発揮することもあります。一概に気性難は悪いといえない、というところも注目ポイントです。