SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:騎手の呼称と乗り替わり

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は騎手に関する言葉を少々。

騎手の呼称

騎手は一般的にジョッキーといいます。当ブログでも略してJKと記述しています。
別の呼び方として、
・鞍上
・乗り役
・ヤネ
と呼ぶこともあります。全部同じ意味で騎手を指している言葉です。
騎手が交代することを、「乗り替わり」「手替わり」「ヤネを替える」などと言います。乗り替わりの漢字は「替」が使われます。交代だからといって「代」を使いません。理由はあまり詳しく知らないのですが。
最近は「ヤネ」が使われることはあまりなくなってきたように思います。

乗り替わりの良し悪し

乗り替わりは騎手が替わること、という説明はしましたが、この乗り替わりは予想の上では結構気になる要素であることが多いです。
例えば、いままで長いこと乗ってきた(固定されていた)鞍上が乗り替わる時なんかどう予想します?
馬は一頭一頭で癖や個性が違いますので、乗り替わりの場合には今まで癖や個性を把握して居たジョッキーから初めて乗るジョッキーに替わった場合には乗り替わったジョッキーとしては一からその馬の癖や個性を把握しなければならないことになります。これは一種のリスクですね。なので乗り替わり初戦、すなわち「テン乗り」と呼ばれる状態で出走する馬はダントツの一番人気であってもちょっとしたロスで勝ちを逃すこともあります。
ですが、若く経験が浅いジョッキーがどれだけ頑張っても御しきれない癖馬の鞍上が腕っぷしのいいベテランジョッキーに乗り替わった場合、ベテランジョッキーは今までが信じられないくらいの力を引き出すことがある、ということも実際によくあることです。これが俗にいう「鞍上強化」というやつです。
「アンチャン」と呼ばれるくらい経験の浅いジョッキーだとなおさらですね。

乗り替わりは買い?消し?

ちなみに役に立たない雑学ですが、90年代中期、
「乗り替わり、藤田の方程式」
というのが私の仲間内で一つの法則としてありまして、ハマれば単勝で穴を狙えるので無条件で買い、というセオリーがありました。
この”藤田”とは、今は引退してしまった藤田伸二JKです。乗り替わりで一発単穴を持ってくることがちょくちょくありました。いま藤田JKといえば藤田菜七子JKですね。時代は流れたもので寄る年波を感じます。※尚、藤田菜七子JKには乗り替わり藤田の方程式は知る限りありませんのであしからず。

話を本筋に戻しますと、ベテランジョッキーに乗り替わりだから無条件で買いになるかというとそういうことでもありません。ベテランジョッキーでもリーディング争いをしている外国人ジョッキーでもダントツ人気の馬を飛ばすことはあります。裏を返せばリーディング上位の騎手が前走で人気馬を飛ばした場合、次走人気を落としてくるようなら狙い目と言えるかもしれません。
「前走で武豊JKでもあのふがいない結果なら、今回も来ないだろう…。」
と考える人が多くいれば必然的にオッズは上昇します。そこを狙って前走一番人気だった武豊JK騎乗馬の人気が落ちたところを狙う、という狙い方もありです。特にテン乗りで不利があったとかスムーズな競馬ができなかった要因があるのならなおさらです。

ちなみに若手時代から穴をあけているジョッキーは勝浦JKや古川(吉)JKが有名ですね。昔で言えば熊沢JKや江田(照)JKのポジションです。
昔は「無印、江田照JKはおさえておこう」なんてちょいちょい思ったものです。最近でも三着に穴馬を持って来たりしますね。