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SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

(1/2)思い出話:初めて競馬場に行った桜花賞

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ちょっとした昔話です。
桜花賞のたびに思い出す、初めて競馬場に行った日。その日は桜花賞でした。

雨の桜花賞

その日は雨。雨で雨宿りできる場所を来場者誰もが探し回る状況でした。
天災で阪神競馬場が使えない状況にあり、京都競馬場で開催された桜花賞。京都競馬場で開催される桜花賞なんて長い歴史の中で数えるほどしかない、そのうちの一回に現地で見れたのはなんだか巡り合わせを感じるなぁ…などと今更ながら思います。当時はそんなこと全く考えていませんでしたが。

人気は公営からの怪物

そのレースの一番人気は公営からやってきた"怪物"と称される女傑ライデンリーダーでした。鞍上にはのちに中央競馬に移籍し数々のビッグレースを勝利することになる笠松の名手安藤勝己JK(アンカツさん)です。ちょうどJRAと地方の交流元年で地方競馬の所属馬に中央競馬のレースの門戸が開かれた年ということで、笠松で十戦十勝の成績を引っ提げて中央競馬に殴り込み(的な)いきなり報知杯四歳牝特(当時の呼び方、現在のフィリーズレビュー)をトンデモナイ追い込み一気で勝ち切ったところから単勝1.7倍と断然の一番人気に支持されていました。

でも実際にその報知杯四歳牝特はレース見てないもんだから、その時ライデンリーダーがどんだけ強い追い込み一気の競馬で勝ったのか、なぁーんて全く知らない状態でパドックみて直感で予想しています。

買った馬券は

そこで買った馬券は、サンデーサイレンス産駒のブレイク前にも関わらず、
ダンスパートナーとプライムステージの「サンデーサイレンス産駒×2頭の馬連」という、時期が時期なら断然人気しそうな組み合わせのうまれんです。その桜花賞はまだサンデーサイレンスはブレイク前。フジキセキが朝日杯を勝ち翌年の弥生賞を圧勝するも故障して戦線離脱、タヤスツヨシがラジオたんぱ杯を勝っただけの重賞馬でしたし、プライムステージが重賞二勝とはいえ、トライアル二戦を取りこぼしており、まだサンデーサイレンス時代は到来していませんでした。
そんな中で、なんとなくピンと来た二頭がこのダンスパートナーとプライムステージ。今思えば初心者丸出しですね。実際パドックでもプライムステージはかなり気性の悪いところを出していて何度も首を上下に振っていました。プライムステージが暴れるたびパドックが何度もどよめいていました。
いまそんな光景を見たら間違いなく切ってるでしょうな。

そしてスタート時刻が迫る。

スタート時刻は迫ってきましたが、降りしきる雨、一緒に行った友人が
「屋根のあるスタンドの中に行こう。雨だし、ゴール前は人が多くてレースが見れない」
そう言って有無を言わさずスタンドの通路の一角に移動することになりました。雨と人混みのせいで少し機嫌が悪く、プライムステージ同様にイライラとしているようでした。

こうして二人で満員電車のようなスタンドの通路に立ち見することになりました。雨だしまあしょうがないか。

雨の中、スターターが旗を振ります。

ファンファーレが辺りに鳴り響く、併せて新聞を叩く観衆。
今ではすっかり見慣れた光景になっていますが、当時は初めてなもんですからすっかりその雰囲気に飲まれてしまっていました。このときからGⅠの競馬場の特別感、というものが体に染みついたように思います。

■レースがスタートする、しかし…

レースがスタートしました。でも正直スタートから最後の直線まではあまり記憶がありません。なにしろみんな雨を避けてスタンドの屋根のある場所に殺到していますので、朝の通勤ラッシュを思わせる満員電車のごときスタンドの混雑の中、熱狂する競馬ファンに押されてレースは良く見えません。肝心のターフビジョンも当時のターフビジョンは現代のビジョンほど鮮明出ないうえに、悪天候によってボンヤリとしか見えない状況。加えて初心者が帽子の色や勝負服でどの馬かを見極めることなどできるはずもなく、ただ、四コーナーから最後の直線に入ってアップに映る馬を待っていた記憶しかありません。
しかも最後の直線に入ってからも、全くアップにならない、ただ場内の実況で
「ライデンリーダーはまだ後ろ」
「外からワンダーパヒューム!」
というのは聞こえていました。
そして、ゴール前、ゴールの直前でようやく見えたのが、
「あ、ダンスパートナー?」
外から勢いよく追い込んでくるのが17番のゼッケン、それがダンスパートナーでした。
実はワンダーパヒュームのインにプライムステージが隠れているのですが、このときには気づいていません。
先頭は18番のゼッケンが見えましたので、どうやらハズレだな、ということだけは悟りました。

後で結果を見れば、追い込んできたダンスパートナーが二着で、三着にはプライムステージ、何とも惜しい、と初心者ながら思ったものでした。

馬連買わなくて、単勝・複勝でいいんじゃないか?
ということに気づくのは、実はこの数か月後です。