SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振り返り2017:中山11R-皐月賞

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全然だめでした、ペルシアンナイトは二着に来てはいますが、その他が全然です。
ただ、着順の予想としては全然に見えますがよくレース内容を見てみると…、
今年の皐月賞は大混戦だった、という結論に達しました。

予想の結果:

2着:△7番:ペルシアンナイト
 …
5着:◎5番:レイデオロ
 …
7着:▲8番:ファンディーナ
 …
11着:○13番:サトノアレス
16着:×1番:マイスタイル(複勝一点買い)

馬券の結果:

的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
----------------------------------
単勝:5番:レイデオロ=ハズレ
複勝:1番:マイスタイル=ハズレ
馬連:5-13、5-8、8-13、5-7、7-13=ハズレ
ワイド:5-13、5-7、7-13=ハズレ
三連複:ボックス
    5、7、8、13=ハズレ
三連単:5-13-8、5-13-7、5-8-7=ハズレ

振り返って

JRAのCMキャラクターも来場した皐月賞は晴天でパンパンの良馬場。
…こりゃマイスタイルの出番じゃないな…、などとスタート前に弱気に思ったりなんかして。

そうこうしているうちにゲート入りも完了し、レースはスタートしました。

揃ったスタート

スタートからちょっとしたところで行き脚がつかないのかサトノアレスは後方からの競馬になってしまいました。スプリングS同様、また後方からです。ちょっとこれはどうなんだろうと思うところがあります。
スタート直後、スタンド前を各馬が通過していき、一コーナーから二コーナーへとレースがうつります。

先頭はアダムバローズ、ハナを切って一馬身半程度のリードを保って単騎逃げです。
あ、あれ?マイスタイルは?(勝手な予想とはいえ)逃げ馬が最内枠の一枠一番なんだから逃げるんじゃなかったの?
ファンディーナは先行集団、外のアルアインと馬体を併せるように道中を進んでいます。ファンディーナはちょっと揉まれ気味?。そのファンディーナより後ろに居るのがマイスタイル、あらら。

さらに後ろ、最後方サトノアレスとちょっと前にレイデオロの姿が見えました、後ろか…、去年もマカヒキとサトノダイヤモンドが後ろからディーマジェスティを捉えきれませんでした。あまり後ろ過ぎるのは届かないからよくないですね。

こうしてレースは三コーナーから四コーナーに掛けて勝負が熾烈になってきます。

レイデオロはインを突く構えに見えます。全く外に出す気配は感じません。
一方、好位にいたファンディーナが三コーナーから四コーナーに差し掛かったところで徐々に上がっていく、このまま押し切るのか?いやいや、牡馬クラシックはそんなに甘くないぞ。
最後の直線に入って、いつもならここから次元の違う脚で抜け出すはずのファンディーナ、今日はちょっと苦しいのか、馬群からはなかなか抜け出してこない。
代わって抜け出してきたのは、インの7番
「7番ですって?ペルシアンナイトじゃないか!」
一気に盛り上がります。
そこからファンディーナが抜け出してくれば、あと一頭だけ、というレースになります。
一方のファンディーナに目をやれば、抜け出そうとするファンディーナに外からダンビュライトが並びかける。プラチナヴォイスもファンディーナに並びかけそうな勢いで迫ってきています。
そのファンディーナが懸命に追う隣の隙間、その間を割ってアルアインが抜けてきました。
アルアイン?
あぁ、道中でファンディーナと馬体併せてたな。
アルアインがグッと割り込んで前に出ようとします。
アルアインが先頭に踊り出たところでインのペルシアンナイトも併せていた馬を置き去りにして単独二番手に立っていました。さすがの鞍上M.デムーロJKです、上手いイン抜けだ。

抜け出すアルアインに外から馬体を併せようとして併せきれない勢いで追従してきたいのがダンビュライト。
先頭がアルアインで続くのがペルシアンナイト、ここでワンツー、三着は抜け出したダンビュライトでフィニッシュ、レースは決まってしまいました。

「アルアインか…」

四着は16番クリンチャー、そして5着にレイデオロ…。
レイデオロ、格好は付けたようなレース振りではありますが、去年までの強いレース振りは陰を潜めたようなレースでした。ただ、馬群の中で伸びていたのは次走につながる走りといえそうです。結構な勢いで伸びていました。如何せん後ろ過ぎたという感覚は(個人的主観では)あります。この辺は休養明け初戦でトライアルを使えなかったという順調度を欠いた影響もあるでしょうし、そのトライアルを使えなかった直接的な原因であるソエの影響もあるだろう、という点において一概に鞍上がどうこう、乗り方どうこう、というのとはあまり関係ないように思えます。

…。
もう、何といいますか、レース展開も予想と全然違うレース展開になったし、勝った馬も三着に来た穴馬も前々想定と違う皐月賞でした。
しかも勝ったアルアインから0.7秒以内に12頭がひしめき合う大接戦ですよ、一二着がクビ差の接戦ですし、四着以下はクビ差、アタマ差…という接戦が続きます。四着から0.3秒以内に8頭が団子状態の接戦です。もう全然差がない競馬なんじゃないの?展開一つでガラッと変わっちゃうんじゃないの?てなレース内容でしたね。どれも強かったしどれも強くなかったと言えるかもしれません。
要するに大混戦過ぎて、も一回レースやると全然違う結果になるだろう、というレース内容です。各馬の着差が前々ないことからそう考えます。こりゃ日本ダービーの予想も難しくなりそうです。

予想した時は「今年は特殊な年と勝手な判断をして別路線組を中心で予想を組んでいます。」などと言っていました。特殊なローテとして休養明け初戦とスプリングS&フラワーCと通常では皐月賞を勝てないステップレース組を中心としたわけですが、「特殊なステップは毎日杯だった」というオチでした。このローテはテイエムオペラオーくらいしか見たことないっす。

それにしてもそんな混戦の中で鞍上武豊JKで13番人気のダンビュライト、三着に来るとはね、テン乗りでも武豊JKは馬の力を引き出す騎乗、さすがは一流ジョッキーです。

そして二着に好走したペルシアンナイト、ここで好走したのでたぶんダービーに出ると思いますが、この馬NHKマイルカップに出たら圧勝できるんじゃないの?って思います。アーリントンC同様、この皐月賞も強い競馬っす。