SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2017:新潟2歳SとキーンランドC

広告

今週は新潟では二歳重賞の新潟2歳S、札幌では古馬の短距離戦キーンランドCが開催されます。

平場ではラボーナが札幌8Rの500万下、芝2000m戦に鞍上ルメールJKで出走予定。

新潟2歳S

函館2歳Sに続く2歳重賞ですが、こちらもなかなかに難解なレースに見えます。
メンバー中二勝馬はおらず登録馬すべて1勝馬、やっぱり新馬勝ち直後の馬が多数を占める上、オープン特別を走った馬は二頭居ますがいずれも四着に敗退しています。オープン特別で馬券圏内になった馬はいませんので、やはり新馬(未勝利)戦を勝った時のポテンシャルがどれくらいだったかを尺度に比較を進めていく必要がありますね。

人気しそうな馬の中で新馬勝ちが強い勝ち方だったのはムスコローソですね。
左回りの東京コースで開催された新馬戦、ここで二着に0.8秒差を付け5馬身差の圧勝、このレースで三着のエングローサーがその後未勝利戦を快勝していることを考えるとこの新馬戦はかなり評価してよさそうに思えます。
さらにこのレース、勝ったムスコローソはスピードに任せてハナを切った逃げ切り勝ちというわけでなく、道中は5番手追走で抜け出しての勝利、上がり三ハロンのタイムもメンバー中最速の34.1秒とレースセンスも感じさせるレース内容でした。一番人気のミヤビフィオーラが競走中止したのもありますが現状ではこの新馬戦は評価できる内容にみえます。父馬のヘニーヒューズはモーニンやアジアエクスプレスのようなスピード豊富な馬を輩出した種牡馬ですし、この馬も期待が持てそうですね。

次点で注目したいのはテンクウ、こちらも人気しそうな一頭です。
前走の新馬戦は左回りの東京コース、二着には0.2秒差で1馬身1/4とムスコローソほど派手な勝ちっぷりではありませんが、道中二番手追走からそのままハナを切ったフォレストガーデンをかわすと、メンバー中最速の上がり三ハロンのタイムを記録した脚で追い込んできたニシノベースマンの追撃を振り切って勝利、父ヨハネスブルクはエイシンバッケンやネロを輩出して日本競馬の実績がありますから、人気通り走っても不思議でありませんね。

穴目だとシンデレラメイク辺りがきになるところですね。
シンデレラメイクの前走は左回りの中京コース、ここで二着二は5馬身差を付けて勝利。タイム差0.8秒はムスコローソと同じタイム差で勝利しています。
上がりタイムもメンバー中最速でした。このレースは牝馬が上位三頭を占める新馬戦だったので牡馬の一線級は出走していない?という可能性もあります。注目したい一頭です。
この辺はレースレベルの取捨も重要になりそうです。

未勝利で新潟コースの未勝利戦でハナを切ってそのまま逃げ切り勝ちのダンツセイケイ、二着には0.3秒差の快勝でした。中京コースの未勝利戦で二着に1.0秒差と圧勝のコーディエライト辺りも連下としては警戒しておきたいところですね。

キーンランドC

ソルヴェイグが出走で人気しそうな感じですね。去年の函館スプリントS覇者とはいえ去年のキーンランドCは4着敗退、今回は休養明けだし人気しすぎるようだと別の馬を狙ってみたいところはありますね。
もう一頭、朝日杯2着のモンドキャンノも短距離戦に舞台を移してきました。
血統的にもマイルはちょっと長い、という可能性もある馬で、休養明けとはいえソルヴェイグより鉄砲実績はありますから、こっちの方が狙ってみたいところですね。父キンシャサノキセキで母父サクラバクシンオーという完全なスプリンター血統です。
順調に使っている組みだと、イッテツとヒルノデイバローのUHB賞ワンツーだった二頭も気になりますね。上位人気馬二頭が共に休養明け初戦なので使っている強みで前走札幌で使っている二頭が浮上してくるかもしれません。

あと可能性がありそうなのは前走休養明けでオープン特別勝利のフミノムーンくらいでしょうか。

総じて一長一短あるようなメンバーですね。