SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

ロゴタイプが引退し種牡馬入り

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今日はちょっと閑話休題。
ロゴタイプが引退しました。
もうあの父譲りのレース振りが見れないという悲しい気持ちと、ローエングリン産駒の後継種牡馬として無事種牡馬入りできた安心感が入り交ざって複雑な心境です。

ローエングリンのファンとしては応援せずにはいられない馬、ロゴタイプ。複雑な心境とはいえ、無事に次のステージへ向かって旅立ったのは喜ばしいことです。

ローエングリン産駒らしくない

この馬の一番の特徴は、とてもローエングリン産駒と思えないくらいGIをしっかりと勝ち切ったところでした。
圧倒的な一番人気に推された新馬戦を快勝するも続く函館2歳Sや札幌2歳Sのような重賞では4着、重賞では今一つという競馬を経て500万下勝利後の朝日杯FSで7番人気ながら重賞二連勝中のコディーノとの接戦をクビ差制して勝利、この時点でGIを勝利してしまうなんてローエングリン産駒らしくないなぁなどと思ったものです。
ここまででよくある朝日杯FSを重賞未勝利で勝利して先細りとなる馬も多い中、ロゴタイプは皐月賞トライアルのスプリングSを快勝すると、続く本番皐月賞まで勝利、正直朝日杯FSだけの馬だと思っていたんですがクラシック制覇まで成し遂げてしまいました。この時点でなんだかロゴタイプに貫禄まで感じ始めていました。

ローエングリン産駒らしくなるが…

しかしダービー5着以降は長いトンネルに入り「善戦すれど勝ち切れず」という競馬が続いていました。
しかし、そんな3年2か月の長きに渡り善戦し続けた結果のご褒美かどうか定かではありませんが、

2016年安田記念を勝ち、

specialweek.hateblo.jp

今年2017年安田記念では二着に好走

specialweek.hateblo.jpと、同じ距離のGIであるマイルCSでは全く好走しなかった馬が東京のマイル戦では別馬のように逃げ残るという驚異の粘り腰を見せつけて二年連続で好走しました。
他にも父同様中山記念は毎年出走し四戦中二着一回三着二回、着外はわずかに一回(七着)という「特定のレースでは強い」といえる馬だったように思います。

種牡馬としては

種牡馬としてはなかなか大成は難しいような血統ですね。父のように非サンデーサイレンスであればサンデーサイレンス系の肌馬との交配は期待できますが、母父にサンデーサイレンスが入っているのでこの辺が牝馬を選ぶ分だけ難しいところです。

とはいえ、父の産駒の一番星として、予想外のところから活躍馬を送り出して欲しいと願っています。ありがとうロゴタイプ。