SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:穴を狙うための知識(ABC-XYZ)

広告

ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は穴を狙うための基礎知識として「A/B/C-X/Y/Z」の方式という買い方を。

「A/B/C-X/Y/Z」の方式とは?

一番人気から三番人気までを「A・B・C」
最低人気、ブービー人気、と人気ない馬を下から三頭「X・Y・Z」
と見立てて、上位人気三頭から下位人気三頭と組み合わせて狙う、というやり方を「ABC-XYZ方式」と言います。

つまり18頭立てのレースなら…

1番人気:A
2番人気:B
3番人気:C
16番人気:X
17番人気:Y
18番人気:Z

と当てはめて、まずは1番人気Aから流しA-X、A-Y、A-Zで三点買い
2番人気Bから流しB-X、B-Y、B-Zで三点買い、
3番人気Cから流しC-X、C-Y、C-Zで三点買い、
と、合計9点で人気馬から人気薄を狙います。

馬券方式としては割と伝統的な方法で、競馬ファンなら一度はその名前やロジックを聞いたことがある方式です。

以前にもちょっと言及してました。

specialweek.hateblo.jp

ただし、注意点がいくつかあります。

何も考えずに買うこと

まず、ここです。機械的に買ってしまう必要があります。余計なことを考えてはいけませぬ。
「このレース、来ないんじゃないかなぁ…?」って迷った時点で負けです。機械的にすべてをこの方式で買い続ける、まさに「継続は力なり」を地で行く馬券方式です。こういうのって、買わなかったときに限って来るもので、その時に「いつもなら買ってるのに…どうして買わなかった?オレ!」と自分を呪っても後の祭りというあるある話で終わってしまいます。

何も考えずに機械的にこの馬券を用意する、というのが高配当的中の第一歩です。

買い方を考える、その1:ワイド

昔は枠連と馬連しかありませんでした。なので、この方式が的中する、という確率も少ないものでしたが、実は近年は馬券の種類が増えてきており、この方式の心強い味方といえる方式があります。
ここで、まずはワイドです。
ワイドで人気馬三頭から人気薄三頭を狙っていく、という狙い方です。これだと、人気馬と人気薄のどれかの組み合わせが飛び込んでくれればワイドで高配当を手にすることができます。ワイドの高配当は他の馬券に比べれば倍率こそ少ないのですが、人気薄が馬券になるケースはやはり三着が多いということがあって、一番的中のハードルが低いと考えることができます。

買い方を考える、その2:三連複

次いで、三連複です。三連複はワイドの延長にいますので、ワイドに付け加えるには相性の比較的良い方式です。
このブログでは三連複は組み合わせを考えるのに労力がさけないためにボックスとしていますが、ABC-XYZ方式で狙う場合には、上位人気ABC三頭を軸として、二着三着にXYZ三頭をフォーメーションで入れます。これで三連複は9点買い。
これで、穴馬が二頭入ってくれればOK、高配当を手に入れることができるという感じです。毎回9点買いを余計に入れることになりますが、穴馬二頭が飛んできた三連複であれば、ワイドよりも配当が期待できることになります。
ワイドと併用するのであれば、一着二着はABC側で固めてもいいかもしれません。つまりフォーメーションで一着二着をABCとすることで、一頭だけ穴馬が飛んで来れば高配当、という方法にします。ワイドと同時的中することになるので、この方式でも悪くありません。

あとは点数を増やすことになりますが、
一着:ABC
二着:ABCXYZ
三着:XYZ
として、人気サイド二頭でも人気薄二頭でもどっちでも決着できれば的中とすることもできます。この場合点数は倍の18点買いとなります。

ちなみに、3連単…?ってのもちょっと考えましたが、やっぱやめました。破壊力満点なのですが。

レースを選ぶのもあり(かも)

前出の「何も考えずに買うこと」という教訓とまるっきり逆の話をしてしまいますが、
どうあっても荒れないレース、とても荒れにくいレース、というのは一定数存在しています。
ごまかしの利かない長距離戦とか、牡馬・牝馬のクラシック競争といった「来ても中穴」といえるレースです。特にごまかしの利かない長距離戦はレースに紛れが少ないので力勝負でそのまま人気が結果に結びつきやすいといえます。

となると、これをやるのはどこかといえば、人気馬がワンミスで負けてしまうような短距離戦や、どの馬が来るのか絞りきれないような混戦のレースでやってみるというのが良さそうに思えます。

ただ、あくまでも傾向という話ですから、実際ありえない結果になることもあります。そのありえない結果になるレースで、実際にABC-XYZの馬券を持っていると、ラッキーですね。