SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:穴馬を探す、どんな馬?

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

先週皐月賞は穴馬といえるエポカドーロが勝利しましたね。
今日は穴馬を探す方法として気を付けていることなどを。

穴馬

オッズが高い、みんなからそれほど走らないと思われている馬、これが穴馬。
ただし、別の要因で人気が偏ることもあります。この場合、みんなから走る・走らないという判断と別の要因でオッズの数字が動くこともあり、この場合にはオッズから実力が掴みづらくなりますが、別の指標で実力を測ると「実力があるのにオイシイ穴馬」という見つけ方もできるようになります。

穴馬というのは前述のような、「みんなが走らないだろうと思った馬」という「多数決で決められた数字」ということであることが多いのですが、多数決で決められた中には紛れも存在するということです。
また、多数決なので「みんなが実力を知らない強豪」も穴馬となります。

昔の評判馬の条件変更

昔評判が高かった馬、近走凡走で評判を落としている馬、これが条件を変えたときに狙ってみるのは面白いことがあります。

芝⇔ダートの変更
右回り⇔左回りの変更
(顕著な)得意コースへの変更

この条件変わりが穴馬となる理由は、「この条件だけは走るなんて、みんな夢にも思わないから」ということになります。

気性難の矯正馬具装着

ブリンカー効果が有名ですね。気性が悪い馬(臆病・気が荒い)の馬具装着は、気性のせいでレースに集中できずに本来の実力を発揮できなかった馬が馬具装着によってレースに集中できるようになり、以前と見違えるようなレースの走りを目の当たりとすることになります。

この馬具装着が穴馬となる理由は「馬具を付けた途端にこんな実力を発揮するなんて知らなかった」ということになります。

脚質転換

逃げ馬から追い込みへの脚質転換、逆に追い込み馬の逃げ。
こういうのを試しているのがレースで見て取れたら、しばらく注視していると面白い。
馬具装着は比較的早く効果が発揮されるのに対して、脚質転換は「そのレースが転換した脚質に向く展開となるか」がじゅうようになりますので、結果がなかなかでない場合もあります。場合によっては何走も転換した脚質で走っても結果がでないことだってあります。

しかし、レースの何割かは人間がコントロールしている関係から、「まさかあの馬が」というケースが全くないとは言い切れないところがあります。転換した脚質で展開がハマる、ということがいつ起こるのかは分からないことも多いため、

「脚質転換を図っている馬、またはその兆候が見える馬はしばらく追いかけるといい」

というアドバイスは昔からよくあるアドバイスです。
もし見つけたらしばらく出走のたびに複勝一点でも買い続けるとある日突然に高配当を運んでくれるかもしれません。

穴馬の探し方の一つ

先週の皐月賞のエポカドーロは驚きました。まさか勝ち切るとは。
展開が味方したという部分もありますが、ステルヴィオ以外の有力各馬と直接対決してなかった点で、人気の盲点になったような感じはありますね。ステルヴィオと差のない競馬ができる実力馬が先行有利に働いた皐月賞の展開を味方につけて勝利と掴んだ、という内容だったように思えます。

エポカドーロに限らず、穴馬の探し方の一つは「多数決の裏側」といえます。

みんなが走らないと思う馬は概ねそれほど走りません。でも、みんなが走らないと思っている条件を外してきた馬が「たまたまハマる」ということはちょくちょくあります。この「たまたまハマる条件」というのを巧く見つけ出すことが、穴馬を探し出すための第一歩といえるのかもしれません。