SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:勝敗とクラスに関わる言葉

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は、勝敗にまつわる用語のなかでそれっぽい単語をご紹介します。

■格上げ(かくあげ)

例えば1600万下、準オープンと呼ばれるクラスに所属する馬が○○ステークス(1600万下)というレースを勝利することで1600万下の賞金を獲得し、オープンクラスに昇格となります
こんな具合に賞金の計算方式で現在所属するクラスより上のクラスのレースで走るようになること、これを、格上げ、とか昇級、といいます。
逆に本賞金の計算方法によって、過去の成績分の獲得賞金額が計算範囲外となったため、獲得賞金額がクラスに合わなくなった場合、クラスを降格することになります。これを降級といいます。

■格上挑戦(かくうえちょうせん)

その馬の所属するクラス(つまり同じ格の馬同士のレース)に出走せず、これよりも上のクラスのレースに出走することが格上挑戦です。
例えば、こないだの<http://specialweek.hateblo.jp/entry/2016/08/31/004500>で予想したモズライジンは夏の本賞金再計算によって本賞金が1200万円に半減し、それまで所属のオープンクラスから準オープン1600万下条件の馬に降級していました。それでもいままではオープンレースや重賞を見どころのある走りをしていたのでオープンレース(オープン特別)であるBSN賞に出走し二着と好走しました。
このモズライジンが出走した状況が格上挑戦ですね。

■勝ち鞍(かちくら)

一着になった実績のあるレースのことを勝ち鞍といいます。
馬のプロフィールに「主な勝ち鞍」の記載があれば、自身が勝ったレースをそこに記載します。例えば、ロゴタイプ。主な勝ち鞍に「皐月賞、安田記念」と記載があるはずです。これはロゴタイプが皐月賞と安田記念で一着でゴールしたことを表現しています。

■勝ち負け(かちまけ)

馬が出走するレースで勝利(一着入線)を狙える状態にある、と確信している状況です。「○番の馬はこのレースは勝ち負け。」「本命はよほどのことがなければ勝ち負けだよ。」などと、"自信あり!"というときに使います。

■勝ちみに遅い(かちみにおそい)

善戦はするものの決め手となる切れる脚がないとか、ソラを使うせいで詰めが甘いとか、諸々の理由によって上手いこと勝てないことを「勝ちみに遅いからね。」という具合に使います。
そのうち善戦ばかりだと「安定勢力」と呼ばれるようになってきます。その条件で安定して(勝たないけど)走るので安定勢力、というのですね。

■連下(れんした)

予想した馬のうちで、「一着はないと思うけど、二着くらいには来るんじゃないかなぁ~」という水準の馬を連下といいます。
私個人としては、連下は三着扱いと同じくらいの力関係を持っているくらいの扱いで予想に組み込みます。

■連対(れんつい)

レースで一着もしくは二着に入ることを連対と言います。馬番連勝の馬券はすべてこの連対を的中させる馬券です。このため「連対する」というのは三着以下よりも特別な価値をもちます。つまり、一着=勝つ=一番価値が高い、二着=連対=二番目に価値が高い、三着=複勝圏内=三番目に勝ちが高い、四着以下=馬券にはならない、という順番の価値です。最近は三連複・三連単によって三着予想の意味合い・重要度も昔より増しています。

■連対率(れんついりつ)

いままでに出走した全レースのうち、一着か二着でゴールしたレースの回数(割合)を指して連対率といいます。
例えばまたしてもロゴタイプ。2016年9月1日現在、25戦6勝、全成績は「6-3-3-13」25戦のうち一着六回+二着三回で連対は9連対です。
つまり連対率は.360(三割六分〇厘)、野球の打率なら首位打者を狙える数字ですね。
ではディープインパクトはどうかと言うと、凱旋門賞以外はパーフェクト連対なので14戦13連対、凱旋門賞は失格なのでこの分だけが黒星になります。よって連対率は.857、驚異の連対率です。というか凱旋門賞がなければ連対率100%ですからね。凄い馬ですよ。全く。