SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:蹄に蹄鉄を装蹄し走る競走馬

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は蹄に関わる雑学をいくつか。

蹄鉄

"ていてつ"です。馬のひづめに装着する馬具です。爪を守り地面に脚をついたときに滑らないようにしてよりよく安全に走るために装着する目的の馬具です。要するに人間の靴みたいなものです。
人間の脚のサイズに合わせて様々な靴が売られているように、
馬のひづめのサイズも馬によって違うので、馬に合った蹄鉄を「装蹄師」と呼ばれる職業の人が履かせてくれます。

蹄鉄は幸運のアイテムとして知られています。魔除けとか、馬は人間を踏まないことから交通安全のお守りとして知られています。

落鉄

"らくてつ"というのは蹄鉄が蹄から落ちてしまうことです。レース前でもレース中でも発生するアクシデントの一種です。馬の靴に該当する蹄鉄が落鉄したまま走るのはかなりのハンデになってしまいます。

今年のダービーではサトノダイヤモンドがレース中落鉄していたそうです。落鉄してマカヒキと僅差の勝負だったのでサトノダイヤモンドはかなりの能力を秘めているんだ、という見方はできます。それでいて先週の神戸新聞杯圧勝ですから、やはりただモノじゃないですね。
昭和の人間社会では、よく運動会のリレーで裸足で走るごっつ足の速いリレー選手が居たものですが、こと競馬に置いては裸足で走っても速いことはありません。だいたいリレーで裸足になるのって、「靴の重さの分だけ軽くなるから速く走れるんだ。」という理論が展開されていたものですが、ドラゴンボールの修行用の着衣じゃあるまいし、靴の重さでそれほど走力が変わるものか?と思う向きもありますね。

裂蹄

"れってい"と読みます。蹄が割れて避けてしまう馬特有のケガというか病気といいますか、とかくそういった類の症状です。冬場に多いそうなので乾燥する時期に起こるんでしょうか。一回裂蹄してしまうと癖になる言われています。つまり裂蹄して休養した馬は、また調教中やレース中に裂蹄でうまく調整できなかったりレースで実力が発揮できなかったりする、ということですね。