SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:「若い」の意味と「馬っ気」&「フケ」

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は気性に関わる言葉から「若い」と、状態面を表現するときにたまに出てくる「馬っ気」と「フケ」を。

先週の中山金杯で本命にしたストロングタイタン、この馬がまさに「馬が若い」と表現したい馬です。

若い

「馬が若い」とか言います。
要するに、未熟な状態=子供だ、ってことです。人間が「若いね。」と言われるといい意味で使われることが多いのですが、競走馬で「若いね。」と言われると、良くない意味です。未成熟でレースに集中していない、ということで「まだまだ成長して(大人になって)もらわないと力を発揮できない。」というような意味合いで「まだ若い」という使い方をします。
若いと他馬を恐れてちゃんと走らないこともありますし、逆にカーッとなって暴走することもあります。総じて鞍上の指示を無視して自分で無茶な走りをする傾向があります。
当然この状態ではレースの結果にいい影響はもたらされず、凡走を繰り返すこともしばしば。馬が成熟して気性面に改善がみられると突然走り出すことがありますが、馬が若かったのが気性面で成長し無茶な走りからジョッキーの促すままに走れるようになることで結果がでるようになります。

馬っ気

例えば「馬っ気を出す」「馬っ気を出して(レースに集中できず)負けた」のように使います。
牡馬が発情し、レースで力を発揮できないことがあります。この状態が馬っ気を出して負けた、という状況です。
馬っ気を出した牡馬はレースに集中できませんから負けちゃいます。
ちょっと気になったのは、馬っ気を出している牡馬でも、同じレースに牝馬が出走していなければレースには集中できるんじゃないか?って思いました。まあ状態面が良いか悪いかによると思いますが。

フケ

牝馬が発情してレースで力を発揮できないことを「フケで走らない」などと使います。牡馬では馬っ気という表現を使いますが、牝馬は「フケ」といいます。「フケが来た」となると発情してレースに集中できない状態になっていることを意味しています。
決して「フケてしまった」などと誤解しないよう、違う意味になりますからね。
牡馬も牝馬もレースで力が出ないのは同じです。

牡馬と牝馬で違う

同じ発情を意味するのですが、牡馬と牝馬では表現の単語が違いますね。
不思議。