SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる馬:チューリップ賞のミリッサ

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今週はミリッサが桜花賞トライアルであるチューリップ賞に出走してきます。これは気になる。
他にもPOG馬のガルトマーンが三歳新馬戦に出走してきますので、POGの気になる週になりそうです。

ミリッサ

ミリッサの前走は勝利を期待していたミリッサファンからすると物足りない結果になってしまいましたが完全にスローで道中最後方から唯一追い込んでの三着でした。実際勝ったのはハナを切ったサロニカですし、二番手追走のアドマイヤローザが二着に粘り込んでいます。
前に居た馬がほとんど上位を占める中で、唯一後方待機組ではミリッサが上がり33.9秒とメンバー中最速タイムの末脚を使って一気に追い込んできているところが印象的なレースでした。
二着馬との着差もわずかクビ差、勝ち馬からは0.2秒差でしかありません。
ここから考えてもミリッサ他の実績上位の人気馬に遅れを取るものではない、という期待は持たせてくれますね。ファンの贔屓目も入っていますが。

しかしミリッサ以上の有力馬二頭、ソウルスターリングとリスグラシューの脚質から考えて上位人気馬は同じような位置取りになりそうな感じもしますね。特に人気の一角リスグラシューは同じような位置取りになりそうです。ソウルスターリングはもうちょっと前の好位差し、といったところでしょうか。
とはいえこれだけ有力どころに好位より後ろで差しの馬が多いとなると、もしかするとエルフィンSのように前が残る恐れもありますね、穴を狙うなら逃げ馬ってことかもしれません。ソウルスターリングは先行に近いかもしれませんが。

ガルトマーン

ガルトマーンは父キングズベスト、母ウイングレットという血統の馬です。祖母がエアウイングスという90年代の良血馬です。
エアウイングスは桜花賞こそ間に合いませんでしたがスイートピーSを勝利してオークス出走が叶いました。結果はオークスも秋華賞もメジロドーベルの快勝で終わり、とうのエアウイングスは着外となってしまいましたが、呉の阪神牝馬特別(当時GII)を勝利し、素質の片鱗を見せつけます。そういえばこの阪神牝馬特別を勝利した時の鞍上は先週引退した武幸四郎JKでした。時代は流れるものです。
でエアウイングスの仔ウイングレットもなんだか同じような道を歩んでスイートピーS勝利(同一レースの親子勝利ですね)、オークス出走となり着外に敗れてしまいます。母と違って秋華賞三着と好走、古馬になっても息長く重賞戦線で好走を重ねて引退しました。

そんなこんなで、母系から見るとガルトマーンはやや奥手な感じもしていますが、ようやく新馬戦とあって期待はしてしまうのは仕方のないところです。

どんな走りを見せてくれるか楽しみですね。