SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

(1/2)2002年宝塚記念ローエングリン三着の思い出

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産駒が出てくるたびにローエングリンと騒いでおきながら、思い出話にローエングリンは全く出てこないという…

たまにはローエングリンの思い出話でも華を咲かせてみましょう。

初めてであった宝塚記念

ローエングリンを始めて買ったのは三歳の宝塚記念です。
友人が
「面白い馬がいるんだけど…」
そういって馬柱を見せてきました。
「その名はローエングリン、みてちょうだいよ、この逃げの美学。」
そういって説明を始めた友人。

「新馬戦二戦で勝ちあがり後、東スポ杯挑戦するも前半1000m[12.6 - 11.3 - 11.7 - 12.2 - 12.0]でバテて撃沈、
で次の500万下、重賞とはいえ前走でバテたからちょっと控えるかな…と思ったら、さすがの武さん、まったく遠慮なしに前半100mは[12.6 - 11.0 - 12.0 - 12.7 - 12.8]ととほぼ同じラップタイムで圧勝、
で、「こ、これは…、モノが違う」とばかりにトライアルのスプリングS挑戦、鞍上は典さん(横山典JK)で前半1000m[12.2 - 11.1 - 11.4 - 12.0 - 12.2]タイムは58.9秒でちょっとハイペースになっちゃった⇒六着に敗退
で、クラシックは諦めて若草Sに出走するんだけど、相変わらずの逃げ、前半1000m[12.7 - 11.8 - 12.4 - 12.2 - 12.2 ]で61.3秒、前走よりもちょっとスローに落としてお終いの上がり三ハロンは35.4秒とメンバー中二位の末脚でまとめちゃったものだから誰も追いつけない、圧勝。
そしてこの宝塚記念の前走駒草賞、出遅れただけかもしれないけど道中三番手~五番手を追走、番手から抜け出して圧勝。

で、だよ。
普通ならラジ短(ラジオたんぱ杯)でしょう?
でもローエングリン、そんな器じゃない、宝塚記念に出てきた。
スピードワールドみたいじゃない!

どう?この馬、絶対好きなタイプでしょ?」

そんな誘い文句から始まったローエングリンとの出会い。
元々はそんな規格外の能力を彷彿と差せる癖馬振りに加えて、血統が95年ジャパンカップに出走した母カーリングと96年ジャパンカップを制覇した父、シングスピールという「ジャパンカップ血統」ともいうべき二頭による良血振りにも心を惹かれたところはある。しかも競馬を始めてすぐのところでランドが勝ってヒシアマゾンが二着に飛び込んできた95年を皮切りに、シングスピールが勝った96年は二着にファビラスラフインがハナ差で接戦、次の97年はピルサドスキーの勝利に二着エアグルーヴがクビ差の接戦、とこのように外国馬に優秀な日本牝馬という組み合わせがこの三年間では馬券の勝利パターンになっていたなぁ、などと過去の記憶を蘇らせながら、そのジャパンカップに出走した二頭の仔たるローエングリンという馬に惹かれていった。

実はこの年の宝塚記念は訳があってこの友人と一緒に行くことができず、現地阪神競馬場の特別な席で見ることになるのだが、このときはまだ知らない。

specialweek.hateblo.jp

続きます。