今週は札幌記念、個人的には一番盛り上がる夏の中距離重賞です。
一方の北九州記念は昨年8番人気と低評価のバクシンテイオーが勝利し一昨年には堅く収まったところを再び波乱を演出しました。しかも2014年には三連単で3,953,810円という大波乱もあるレース、今年も波乱が気になるレースですね。
平場ではガルトマーンが出走、土曜日の小倉6R3歳未勝利戦に鞍上ホワイトJKで出走予定。
札幌記念
エアスピネルが主役、と目していますが、ヤマカツエースも人気になりそうなレース。近走でGⅡ金鯱賞の2勝が光って居ますが福島記念⇒中山金杯と連勝したこともあり、決して中京2000m専門ではないと見るべきでしょう。大阪杯も3着好走で2000mなら実績あり、人気になりそうな一頭。
一方でエアスピネル、春はマイル路線を使ってきましたが人気ほど走らなかった印象。距離を2000mとしてどう変わり身があるかが注目されます。ここで勝利なら天皇賞秋を大目標にするんじゃないかなぁ、と思います。天皇賞秋⇒マイルCSと狙っていくように思えます。
他にも二勝馬の中では現役最強といえる成績をおさめているサウンズオブアース、スプリングSから勝ち星に見放されていたものの前走福島テレビOPで久々の勝利をしたマウントロブソンといった実績馬もいますし、去年の函館記念を勝って今年は大敗してしまったマイネルミラノや去年北海道で好走してステップアップしたツクバアズマオーなどの洋芝適正OKな馬たちが人気薄で出走してくるのも見逃せませんね。
例年のことですが、夏の重賞の中でも豪華メンバーが顔を揃えるレースです。
北九州記念
去年の勝ち馬バクシンテイオーが登録しています。去年はオープン特別をステップにしてここを勝利しましたが、今年は高松宮記念大敗からここに直行してきました。人気は（たぶん）ソコソコでオッズ的にはおいしそうな感じはします。去年も8番人気での勝利でしたし今回も人気薄での一発は警戒しておきたいところですね。
今年の人気しそうなのは、ダイアナヘイローでしょうか。現在三連勝中の上がり馬。つい三か月前まで1000万下を勝てずに500万下に降級していた馬が、三連勝でオープンクラスに昇格です。元々ソルヴェイグが勝ったフィリーズレビューで4着掲示板に入る実力馬でしたし、ここは本格化と見てもいいのかもしれません。
一方の実績馬ではやはり前走の函館スプリントSで二着に入ったキングハートは警戒しておきたいところですね。上がりの速さの差が出て最後はジューヌエコールを捉えきれませんでしたが、人気のセイウンコウセイやシュウジが複勝圏外に飛んでいることを考えるとメンバー中実績は上位と見てよさそうに思えます。
CBC賞からアイビスサマーダッシュと近走好走が続いているアクティブミノルも気にしておきたい一頭ですね。しばらく低迷していましたが、近二走は復調気配が見え隠れします。一発警戒というところですね。
と、このように去年の勝ち馬バクシンテイオーの連覇にはなかなかのメンバーが顔を揃えていますが、バクシンテイオーがどれだけやれるかは未知数。休養明けですが鉄砲実績はあるし、勝てないほどの強敵が出ているわけでもない、というところで、予想がちょっと難しいところです。
