西も東も、本命は一番人気で堅そうですんなり決めれますが、対抗以下が団子状態で決めかねるメンバー構成です。
予想:
◎6番:グランシルク
○5番:マルターズアポジー
▲2番:ボンセルヴィーソ
△9番:ウキヨノカゼ
×15番:ロサギガンティア(複勝一点)
×4番:オールザゴー(複勝一点)
馬券は:
単勝:6番:グランシルク
複勝:4番:オールザゴー
複勝:15番:ロサギガンティア
馬連:5-6、2-6、2-5、6-9、5-9
ワイド:2-9
三連複:ボックス
2、5、6、9
三連単:6-5-2、6-5-9、6-2-9
考えたこと:
本命は一番人気グランシルク。
7月の中京記念以来の久々となりますが、入念に乗り込んでおり死角はなさそうに思えます。京王杯SCから三戦連続左回りで良績を残していますが、その前のダービー卿CTでは中山競馬場で前残りの展開のなかで唯一後ろから追い込んで三着に飛び込んでくる競馬、もう一年以上の間、出るレース出るレースで上がり三ハロンのタイムはメンバー中ベスト3のタイムを叩き出しているお終いが確実な馬、メンバーを見渡してみてもここは負けられないレースに思えます。
すんなり一番人気を本命に据えた一方で対抗以下は迷うところです。
前残りの展開になるならマルターズアポジーとボンセルヴィーソは外せない、他にもウインフルブルームやダノンリバティ辺りも前残りになるなら絡んできそうな馬といえます。
マルターズアポジーがハナにこだわって逃げるのが予想されますので、ハナにこだわってしまうことで七夕賞のように前崩れもあるかもしれません。そうなると、先頭集団からちょっと後ろでグランシルクと同じような位置取りで競馬するようなブラックスピネル、ロサギガンティア、ミッキージョイあたりが気になるところです。これより後ろで競馬するけどウキヨノカゼもお終いの脚はイイものをもっています。
これで迷っていても仕方ないので、展開は前残り、という前提にして、対抗はマルターズアポジー。
関屋記念の逃げ切り勝ちが光っています。七夕賞大敗を見事に巻き返す勝利。鞍上武士沢JKも個人的には好きなジョッキーなので頑張って欲しい。
三番手評価にボンセルヴィーソ。
春競馬は好走するも勝ち切れず、が続いていたボンセルヴィーソ。秋になっていきなり勝ちまくる姿は想像できませんが、二着三着はありそうな馬です。1枠2番と内枠で斤量54キロの軽ハンデ、同型のマルターズアポジーが斤量58キロ背負っていることを考えるとボンセルヴィーソにとってはかなり有利に見えます。ただボンセルヴィーソはマルターズアポジーと違ってハナにこだわる必要はあまりないので、マルターズアポジーを先に行かせて二番手で競馬するような感じがします。
おさえにはウキヨノカゼ。
予想は逃げ先行馬で固めていますが、この馬は唯一後ろから行く馬。何といっても負けているレースでも上がり三ハロンのタイムが常に優秀なことがポイントです。三走前の福島牝馬S勝利まではちょっといま一つな競馬が続いていましたが2015年にはスプリンターズSで三着、その前のキーンランドCを勝利と実績もありますし、その好走時にも上がり三ハロンのタイムはメンバー中最速を記録しています。関屋記念も10着と大敗していますが上がりタイム自体は悪くなく勝ち馬との着差も0.5秒差、道中14番手からあの展開でよく伸びているといえます。それほどオッズは付いていませんが穴でおさえたい一頭。
オールザゴーはPOG馬だった馬なので贔屓目で。
とはいえダノンプラチナが回避したため15頭立ての15番人気と最低人気、どんなに贔屓目を入れたとしても買い目には入れられない感じです。とはいえ前走の関屋記念は見なかったことにすれば…、いや無理だろうな。
同じ人気薄で関屋記念が個人的に良かったと思えるロサギガンティア、ブービー人気となる14番人気なのでこれもオールザゴー同様に買い目に入れれないような人気ですが、個人的には面白い存在です。マルターズアポジーが逃げ切った関屋記念で道中6番手追走からこの馬なりに伸びてもうちょっとで掲示板、といった走り。休養明けでこれだけ走れているならば叩き二走目のここはもうちょっと走れるかもしれない、という希望的観測も込みで。
ここから漏れたブラックスピネル、一回使ってからじゃないかなぁと思って予想から外しました。去年の秋競馬でポートアイランドSで2.0倍の一番人気を飛ばしたのが印象に残っていて、秋競馬の復帰戦はあまりいい印象がない、というのが食指が動かない理由です。一回使ってからということで今回はスルー。