ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は「人の予想を参考にするといいよ」という話です。
特に競馬初心者向けの話です。
参考にする点
参考にする、といっても、「〇〇さんは◎がこの馬で〇がこの馬か…」という意味で参考にするわけじゃありません。
どちらかというと「なんでこの馬を本命◎としたか、その理由」とか「なんでこの馬は対抗〇で、本命より印を落としたかという理由」について参考にしておく、というのがお勧めです。
と、いうのも…
知らないデータを教えてくれる
競馬は蓄積されたデータである程度の傾向が出ます。
初心者ではそんなデータを知る方法も少ないものですが、予想の都度そういった過去の傾向やデータの解説を見ることで、別のレースでも「この前のパターンが当てはまるんじゃないか?」という考え方ができるようになります。
例えば、
「この馬は休養明けの初戦を快勝しましたけど、叩き二走目は案外な結果になりがちですよね。(だから切りましょう)」
とか
「福島民友Cは近年三年の三着以内に入った6頭はすべて3歳~5歳、この時期はダート戦は重賞が多いので、実力のある高齢馬はそちらを使ってオープン特別をわざわざ使わない、ということは5歳以下のこれから伸びるような馬を狙っていきたいところですね。」
とか、
「マイルチャンピオンシップは3歳馬が近5年間で[0-0-0-13]と三着以内が皆無(だから切りましょう)」
とか。
決して、先週外した言い訳というわけではありません(笑)
自分の予想スタイルの確立するために
自分の予想スタイルを確立するために、まずは先人に学ぶのは結構効率的な方法です。結局競馬を長いことやっている人のほうがいろいろなレースのパターンを体験(そして馬券も外しているのですが)しています。
例えば、そのレースの傾向を掴んで条件に該当する馬たちを選抜する「消去法」の予想をやってみようと思ったときには、データから買いor消しをやっている消去法予想の考え方をしている人の予想を参考にしてみるといいです。傾向としてのデータをいかに収集するか、という点が大事だということに気づきます。
スピード指数の予想をやってみよう、という人は、世の中にいくつか存在するスピード指数の算出方法からどの算出方法で予想しようか、という点を学ばなければいけません。数値化するとわかりやすいですよね。
このように、自分の予想スタイルを確立するまでは、自分の予想方法と似た予想手法を使っている人の予想を参考にして、どんな点に着目してそのレースを予想しているかを参考にし、そのロジックを自分に蓄積すると、思いがけず別のレースで
「そういえばあの時あんな話があったなぁ」
とふと思い出して、思いがけない穴馬を発見することができるかもしれませんね。