SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2017:朝日杯FSとターコイズS

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今週は朝日杯フューチュリティステークスです。
阪神で開催されるようになって早四回目、そろそろ阪神コースで施行される傾向が出てきてもおかしくないところですね。
いかにも難しそうなハンデ戦ターコイズSも開催されます。

平場ではPOG馬プリメラビスタが土曜阪神3R二歳未勝利戦に鞍上池添JKで出走予定、グレーターロンドンが日曜中山メインのオープン特別、ディセンバーSに鞍上田辺JKで出走予定、同じく日曜の中京1RでPOG馬のポジティブスタンドが鞍上藤岡(佑)JKで出走予定と、なかなか楽しみな馬たち。特にプリメラビスタは前走の新馬戦でかなり負けてしまいました。仕切り直しの一戦となります。オルフェーヴル産駒が2歳GI制覇達成、ということもありますので、同じオルフェーヴル産駒のプリメラビスタもいい流れが来ないかなぁなどと淡い期待を。

朝日杯フューチュリティステークス

ホープフルSがGIになったので、なんとなく2歳チャンピオンじゃない感じのレースになっちゃいましたね。どっちかというと短距離~マイラーが朝日杯でクラシック向きの中長距離馬はホープフルSでそれぞれチャンピオンを決めるのかなぁという感じはします。そういう意味では来年のNHKマイルCに向けたレースといえるのかもしれませんね。
人気するでしょうけども注目はダノンプレミアムですね。一番人気に推された新馬戦で二着に四馬身差をつけて圧勝、3か月半の休養を挟んで重賞(サウジアラビアRC)挑戦も二着には一馬身以上差をつけて圧勝、圧倒的な能力を見せつけてのここは人気しても仕方ないところです。実際強かったですし。
でも前走サウジアラビアRCではダノンプレミアムの走破タイムは2歳コースレコードでの勝利でした。この辺がちょっと引っ掛かるところで、圧巻の強さで二走を連勝しましたけど、休養明け初戦でレコード勝利した一番人気を2歳GIで果たして本命にしていいもんだろうか?という天邪鬼な考えが浮かんできます。サウジアラビアRCは一番人気のステルヴィオが道中後ろ過ぎる位置取りから一気に直線だけの競馬で二着に浮上してきたという点も見逃せません。こっちのほうがいいんじゃないか?という感じもしてる予想前の状態。
こうなると別路線組としてデイリー杯をステップとしている馬も気になります。フロンティアとケイアイノーテックです。
この二頭はアタマ差で三着争いをしており、前を行くジャンダルムとカツジには及ばなかったのですが、ジャンダルムもカツジも特別登録にいませんので、最先着となるこの二頭、狙ってみても面白いんじゃないかと思います。なんだかんだ言って去年は出走メンバーのレベルが低いんじゃないかと言われていた2016年デイリー杯も2着馬ボンセルヴィーソが朝日杯FSで三着、明け三歳でNHKマイルCでも三着好走、ちなみに勝ち馬のジューヌエコールも今年の函館スプリントSを勝利しています。世間がいうほどレベルは低くなかったんだろうなぁ、と。2015年はエアスピネルがデイリー杯勝利して朝日杯FSで二着に入っていますし、なんだかんだでデイリー杯のレース格は高いといえるような気がします。この重賞はGⅡとして結構歴史があるレースですし。

人気馬のもう一頭タワーオブロンドンは京王杯2歳Sからの出走ですね。これも別路線。二着のカシアスに二馬身差を付けて快勝、上がり三ハロンのタイムはメンバー中最速の33.2秒と強い競馬でした。
でも、この馬、短距離馬という触れ込みで一ハロン距離が延びる今回はどうだろう?という不安はあります。1500mは新馬戦で勝利していますが、オープン特別のクローバー賞はダブルシャープに0.1秒差の二着に敗れています。瞬発力勝負の競馬にならないと浮上は難しいのかもしれませんね。
タワーオブロンドンが浮上するようならカシアスも(たぶん)人気でないだろうから気になる一頭になります。

休養明け初戦レコード走の反動が心配なダノンプレミアム、
距離適性がスプリンター(~1400mくらいまでがベスト)っぽいタワーオブロンドン、
前走ダノンプレミアムのレコード走で二着に負けてしまったステルヴィオ、
どの人気馬も一長一短ですね。

そうなると、最近500万下の勝ち上がり直後の馬の一発もある傾向がありますから、取捨はさらに難しいという朝日杯です。

ターコイズS

ハンデ戦は難しいですねぇ、しかも牝馬限定戦のハンデ戦なんて難解です。
気になるのはローズSの快勝がフロックでないことを証明した前走秋華賞の四着好走からのココ参戦となるラビットランです。
特別登録を見れば、鞍上は乗り替わり、C.デムーロJKです。和田JKはまたしても(今度は弟ですが)デムーロブラザーズにお手馬を譲る恰好になってしまいました。ラビットランは手が合っていたと思っていましたが、残念ですね。
その和田JKが騎乗するのはエテルナミノル、二走前で準オープンを代打騎乗で勝利、二着に5馬身差をつける圧勝でした。ちなみにこの準オープン戦で勝った和田JKの五馬身後ろの二着にM.デムーロJK騎乗のアクート、さらにクビ差で三着にC.デムーロJKのヴァナヘイムが入線したのは、何かの因果でしょうか。エテルナミノルは最近マイル戦を使っていないのですが以前は1600m-1800mのレースを中心に使われていたことがあるので、ちょっと気にしておきたいですね。
距離短縮といえば、デンコウアンジュ。ここですね。今年のヴィクトリアマイル二着の実績があります。近走三走は1880m×2戦とエリザベス女王杯で精彩を欠いていますが、マイル戦に戻って一変あるかもしれません。

あとは前に行く有力馬が少なくて、割と人気馬は後ろから行くタイプが多いように見えるので、人気薄で軽ハンデの逃げ馬が内枠に入ったら注意したいですね。例えば行く馬がいなかったらアスカビレンとか。

今週はどっちのレースも難しそうです。難解でいつもよりコレと思える馬がいないレース。