SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振り返り2017:阪神11R-朝日杯FS

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自分で言うのもなんですが、休養明けレコード走の反動なんてダノンプレミアムには心配無用でした。あの走りを見せられてしまうと予想でダノンプレミアムの不安ポイントをアレコレ書いていたのが恥ずかしい…。

予想の結果:

1着:○1番:ダノンプレミアム
 …
3着:◎3番:タワーオブロンドン

5着:△12番:ダノンスマッシュ
 …
7着:▲11番:カシアス

馬券の結果:

的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
----------------------------------
単勝:3番:タワーオブロンドン=ハズレ
馬連:1-3、3-11、3-12、1-11、1-12=ハズレ
ワイド:11-12、3-11=ハズレ
三連複:ボックス
    1、3、11、12=ハズレ
三連単:3-1-11、3-1-12、1-3-11=ハズレ

振り返って

近年毎年のように感じる違和感のあるファンファーレを聞きながら、レースが始まりました。(朝日杯で関西ファンファーレってなんか慣れない)

スタート、ゲートが開きます。
その直後、いきなり12番出遅れが見えました。
12番…、ダノンスマッシュか。
ダノンスマッシュはもっと前で競馬するタイプなのに…後ろからの競馬となってしまいました。
一方の一番人気ダノンプレミアムは絶好なスタート、同じダノックスの勝負服である二頭ですが対照的なスタートとなってしまいました。

好スタートのダノンプレミアムですが、おさえて二番手・三番手くらいでレースを進めるようです。ハナにはケイティクレバーが行きました。鞍上小林徹JKです。
二番手にはファストアプローチが浮上、ダノンプレミアムは三番手か四番手をカシアスと一緒に並走しています。

レースは三コーナーから四コーナーを経て、さっそく最後の直線へ。

先頭はケイティクレバー、ココからダノンプレミアム、スーッと先頭へここはレースセンスが高いですね。それほど追っているような風には見えなかったのですがムチなしで先頭に立つ走り、強い。隣で必死にムチを入れていたファストアプローチは置いてきぼりに。
ダノンプレミアムと並走していたカシアスはちょっと膨れたのか外にいます。それでも前のファストアプローチを捉えようと懸命に追っています。頑張れカシアス。

しかし、無情にもカシアスは伸びず、代わって二番手争いに加わってきたのはインから伸びる気配を見せたタワーオブロンドン、あ…ガチガチなんですか?って思っていたら、大外からやってきた10番ゼッケンのステルヴィオと5番ゼッケンのケイアイノーテックの二頭が一気に末脚を開放し伸びてきています。おーっと、二頭とも△候補で迷った挙句ダノンスマッシュを採ったために切った二頭じゃないっすか。

しかし、そんな二番手争いなどまったく関係ない、そんな力の違いを見せつける先頭のダノンプレミアム、悠々と単騎先頭に立つと、インから伸びる気配を見せるタワーオブロンドンを寄せ付けないばかりか外から脚を溜めて末脚に掛けた追い込み勢が伸びる脚など一切寄せ付けずセーフティーリードを保ってゴールイン、インのタワーオブロンドンと外から一気に追い上げたケイアイノーテック&ステルヴィオが二着・三着を争うことで馬券がどうだろう?というようなレースになりました。

勝ったダノンプレミアムは強い、とにかく追い出してからの加速が段違い、しかも最後までその脚色は衰えることなく突き放す競馬で、接戦がない圧倒的な実力差というものを感じます。
休養明けレコード走の反動なんかこの馬には関係なかった…。反省しきりです。

そして気になっていた連下では、終わってみれば、二着はステルヴィオ、予想では「前走はメンバー中上がり最速で二着に飛んできたステルヴィオ」ということで△候補にしていましたが、結局採ったのはダノンスマッシュ。
いやでも、終わってみるとサウジアラビアRCのワンツーフィニッシュがそのままここで再現されてしまったわけでして、何とも言えないレースになっちゃいました。

三着にようやくタワーオブロンドン、今一つだった、というよりは力負けに見えました。タワーオブロンドン自体はベストの競馬をしたように思えます。インをうまく抜けて追い出した乗り方は特にロスも見受けられませんでしたし、いつもながらルメールJKは上手いっす。しかし、タワーオブロンドン以上の実力でダノンプレミアムが走り切った、そういうレースだったように見えます。

四着にはステルヴィオと一緒に飛んできたケイアイノーテック、五着にダノンスマッシュが飛び込んできました、期待のカシアスは7着、二・三着争いをしていた集団からちょっと離された後ろの集団の先頭でした。期待していたのですが。

馬券は外れましたが、来年に向けてかなり面白い素材馬が登場した、と言えるレースだったと思います。

今年からマイル戦は朝日杯、中距離戦はホープフルS、という具合に路線が分かれたので、例年の傾向と違って前走が1200m-1400m線でもそれなりに評価をしたのですが、結果として前走1600m戦のサウジアラビアRCワンツーとなったダノンプレミアムとステルヴィオがそのままワンツー、三着にようやく1400mの京王杯2歳Sを一番人気で勝利したタワーオブロンドンが絡むくらいの結果、やっぱ朝日杯は前走マイル戦を走っている馬が強かった、という結果になりました。四着のケイアイノーテックも前走はデイリー杯なので1600m戦でしたね。この辺の傾向は来年も覚えておこうと思います。朝日杯出走馬の前走1200m戦だったら消し、1400m戦なら人気で好走必須(勝ちのほうがいい)という具合。
よく考えたら、去年も勝ったサトノアレスは500万下ですが1600m戦、二着のモンドキャンノは京王杯2歳Sを3番人気で勝利、三着のボンセルヴィーソはデイリー杯を二着好走で1600m戦でした。ただし、単勝2.4倍で一番人気となったミスエルテは前走ファンタジーS、1400m戦です。一番人気での勝利でしたが、1400m戦をステップとしたらこういうこともあるようです。
一昨年も新馬戦2000mを勝利直後のリオンディーズが朝日杯勝利、二着にデイリー杯を勝利したエアスピネル、三着は京王杯2歳S一番人気で三着だったシャドウアプローチ、その前の年も前走が1600m戦の馬たちで上位独占、というところから考えると、1400m戦なら(主に京王杯2歳Sを)人気で勝ち負けしないと朝日杯では勝負にならない、という傾向が見て取れます。

阪神にコース替わりしてから多少傾向が掴めないレースでしたが、多少見えてきた感じがしました。