なんかいろいろ考えさせられるレースでした。とりあえずハンデ戦は斤量優遇がないので三歳馬に過信は禁物、と学びました。
予想の結果：
4着：◎12番：ラビットラン
5着：▲11番：エテルナミノル
…
8着：○2番：ワンブレスアウェイ
…
13着：×1番：リーサルウェポン
16着：△16番：アスカビレン
馬券の結果：
的中した買い目には「＝アタリ！」
外れた買い目には「＝ハズレ」
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単勝：12番：ラビットラン＝ハズレ
複勝：1番：リーサルウェポン＝ハズレ
馬連：２－１２、１１－１２、１２－１６、２－１１、２－１６＝ハズレ
ワイド：１１－１６、１－１２、１－２、１－１１＝ハズレ
三連複：ボックス
２、１１、１２、１６＝ハズレ
三連単：１２－２－１１、１２－２－１６＝ハズレ
振り返って
西日が差し込むなか順調にゲートイン。
スタートしました。
出遅れた馬が一頭、ゼッケンに2番の文字
…ゼッケン2番？
「ワンブレスアウェイじゃないか」
思わずぼやいてしまいました。
先行して粘り込む想定で対抗に評価したワンブレスアウェイがよりによってゲートの出がうまくいかず出遅れてしまいました。この時点でちょっとイヤな感じです。
ハナに行くのはリエノテソーロ、ペイシャフェリスも続きます。
ラビットランは中団待機、エテルナミノルは後方から二番手、出遅れたワンブレスアウェイも後方から三頭目くらいに位置取って居ます。予想の中心にいる馬たちが揃って後方待機。
結構ゴチャついたような密集した馬群、インの馬が包まれないかは心配なところです。やっぱりペースは落ち着き気味ですね。ただ、ワンブレスアウェイが出遅れているのは大きな誤算です。
三コーナーから四コーナー、リエノテソーロに並びかけてきました。アスカビレン。
大外回したラビットラン、エテルナミノルが馬体を併せて連れて上がってくる、
緑の帽子の二頭が上がってきています。よしいいぞ、と思うもつかの間、そのさらに外からやってくるデンコウアンジュ。
う、デンコウアンジュはいかんですよ、予想の範囲外です。
しかもインからはフロンテアクイーンも伸びてきています。一気に交わすような勢いはないものの、この馬なりに徐々に伸びているように見えます。
うーん、既にハナを切ったリエノテソーロに競りかけたアスカビレンの姿は馬群に飲み込まれていますし、リーサルウェポンやワンブレスアウェイは届かない位置にいるいまとなっては、もうラビットランとエテルナミノルの二頭しか望みを託せる馬はいないのですが、現実は厳しい。
前を行くのはリエノテソーロですが、そのリエノテソーロを飲み込む五頭の有力馬。
ゴール前残り100mくらいのところでハンデ戦らしい展開に。インでリエノテソーロを交わしたフロンテアクイーンから脚を溜めに溜めて一気に馬込みから伸びてくるミスパンテール、外で徐々に伸びてくるラビットランとエテルナミノルに大外から一気の末脚を見せるデンコウアンジュまでの五頭が横一線に並ぶ激戦。これはこれは。
しかし、緑の帽子の二頭は、外のデンコウアンジュにかわされてしまいました。デンコウアンジュが前に出るか？と思ったところで、ゴール直前、ラビットランとエテルナミノル二頭のさらにインから飛び出して最後にちょっと抜け出し先頭に立つミスパンテール。
ミスパンテールか、ギリギリまで溜めて一気に末脚を利かせ、しかも馬群をうまく捌いて抜け出してきましたね。さすが名手横山典JKです。二着・三着はデンコウアンジュがわずかにインのフロンテアクイーンを交わしたように見えました。（実際はフロンテアクイーンがハナ差で二着に入線します。）もうこの時点で馬券は絶望的な状況です。
最後の最後にスッと抜け出したミスパンテールが先頭でそのままゴールイン、一着で確定、結局二着はフロンテアクイーン、三着にデンコウアンジュと入線して確定、四着にクビ差でようやくラビットランが入線、さらにそのラビットランとクビ差の接戦でエテルナミノルが五着に入線ということでレースは確定しました。しました。
ハンデ戦はやっぱわからんですね…。
最終的にゴール直前に五頭が横一線に並んだところで、斤量53キロの二頭（ミスパンテールとフロンテアクイーン）が前に出る、という結果になりました。残りのデンコウアンジュとラビットランは斤量55キロ、その差2キロあるので斤量差が最後の最後に出たのかなぁという感じがします。エテルナミノルはちなみに斤量54キロ。
エテルナミノルは（あくまで個人的な見方ですが）ラビットランをかなり意識した乗り方だったように見えました。四コーナーから最後の直線の仕掛けどころや外を回した乗り方もラビットランをマークしているように見えます。和田JKとしては降ろされたモズカッチャンのときのように勝ち切りたかったことと思います。残念。
三歳馬がGIや重賞で活躍していますが、ハンデ戦で斤量を見込まれた三歳馬となるとちょっと例外的に取り扱わないといけない、ということを学んだように思います。
GIや別定なら三歳馬の斤量優遇がありますが、ハンデ戦ではそれがない、ということで。
