SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

予想2017:中山11R-有馬記念

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どれを本命にしよう…というよりは、どの人気馬を切ろうか…というくらい選び難いレース。
一年の総決算は誰しも的中させたいですね。

予想:

◎2番:キタサンブラック
○10番:シュヴァルグラン
▲12番:サトノクラウン
△8番:レインボーライン

馬券は:

単勝:2番:キタサンブラック
単勝:10番:シュヴァルグラン
馬連:2-10、2-12、10-12
馬単:2-10
ワイド:2-8、8-10、8-12
三連複:ボックス
    2、8、10、12
三連単:2-10-12、2-10-8、2-12-8

考えたこと:

キタサンブラックが引退の花道を飾る、という至極ありきたりな予想ですが、やっぱり、「一番人気の引退レースは近年勝利が多い」という点を考えると現在1.8倍の単勝一番人気のキタサンブラック、これ抜きには今年の有馬記念は語れないように思えます。ディープインパクトやらオルフェーヴルやダイワスカーレットやシンボリクリスエスといった名馬は一番人気で引退レースの有馬記念を迎え、見事に先頭でゴールイン(※)しました。これらの名馬に引けを取らない名馬キタサンブラックの種牡馬への門出、これが2017年の有馬記念と考えたいところです。(※逆に一番人気でない有馬記念の引退レースは勝てない)

対抗はシュヴァルグラン。
個人的には前走勝っているキタサンブラックより人気するか競るくらいの人気と思っていたのですが、意外や意外3歳馬のスワーヴリチャードより人気が下で思わず本命にしそうになっちゃうくらいです。確かにジャパンカップを勝つまではGIの好走歴はあれどもGⅡを二勝しただけの馬でした。
ただ、この馬がどうしても気になってしまって引っかかったのは、「グランプリだけなぜか走らない。」という点です。シュヴァルグランの成績は2016年1月の昇級初戦からはずーっと基本的に三着以内なのですが、なぜか宝塚記念と有馬記念だけは掲示板を外しています。ここまでキレイにグランプリレースだけが凡走しているとなんか不安になってきてしまいます。
この点が気になってどうしても本命にできませんでした。しかしあの不良馬場の消耗戦の天皇賞秋にジャパンカップの激走という二戦を経て有馬記念出走のキタサンブラックよりは確実にシュヴァルグランのほうがステップの消耗は少ないと思えるのと、加えて現状の充実一途は間違いないと踏んで対抗に。

単穴でサトノクラウン、単穴と言っても4番人気ですけど。
四番人気の一発ってのは(あくまで個人的にですが)有馬記念では結構狙っている一つのポイントでして、ジェンティルドンナやハーツクライとかグラスワンダーとかシルクジャスティスとかは四番人気で勝利、二着だけどウインバリアシオンとかリンカーンも四番人気でした。
四番手てのは実力もレースのスムーズさも(マークされないから自分の競馬に専念できて)ちょうどいい感じなんですよね。
サトノクラウンでいえば、ジャパンカップは残念な結果でしたが、宝塚記念と天皇賞秋の二走は個人的にかなり評価しています。以前はダービー3着や香港ヴァーズのように2400mのGI実績もありますから2500mという距離的にも問題ないでしょうし、中山コースは弥生賞勝ちがあるので中山は苦手だ、ということもなさそう、右回りに実績がないスワーヴリチャードよりはこっちかなと。(スワーヴリチャードは右回り問題ない、という話もありますが)

穴ではレインボーライン、実はサトノクラウンよりこっちのほうが最初は▲評価にしていたのですが、
「さすがになぁ~10番人気のレインボーラインを▲にして、あと誰を△にする?」
と自問自答した結果、サトノクラウンと評価を逆転。
ジャパンカップは1.0秒差と離されていますが、これは前三頭が抜けていたので付いたタイム差であり、四着馬と五着馬とこのレインボーラインはクビ差の接戦、それでいてレインボーラインはスタートで後手を踏んだのもあって最後方待機からの追い込みとなりましたが、メンバー中上がり最速タイ、レイデオロと同じ上がり三ハロンのタイムを記録してます。
穴の三着で狙うとしたらこの馬かなと思わせる走りをたびたび見せています。こういう馬は人気になると走らないことが多い。

他にも狙ってみたい穴っぽい馬は結構いますが、ヤマカツエースはちょっと前走が負けすぎだなぁということで手が出ません。前々走は不良馬場が影響していると考えても、前走の1秒以上の差で負けているのは説明がつかないところがあります。

ブレスジャーニーは前走がGI以外となるGⅢチャレンジカップをステップとした出走にも関わらず、前走は三着に負けてしまっています。前走GI以外だと勝利してないと厳しいんじゃないかなぁと。

いっぽうでそのチャレンジカップを勝利したサトノクロニクルですが、怪しいところではありますし、人気もない、これは狙いどころかと思ったのですが、前走はデニムアンドルビーが二着に飛んでくるようなレース、去年のデニムアンドルビーを考えるとここでは狙いにくい。

シャケトラもせっかく日経賞を勝利したのと同じ中山2500mの舞台に戻ってきましたが、いかんせんここ二走が負けすぎ、天皇賞は特殊な競馬になってしまいましたが、それでも勝ち馬から6.8秒は負けすぎ、ジャパンカップも勝ち馬から1.5秒差とかなり負けが込んでいます。狙いにくい。


今年最後のGIじゃなくなってちょっと複雑な気分ですが、やっぱり有馬記念は好きな馬から狙うに限る。と、いうわけで、
「今までありがとう、キタサンブラック」
「穴で好きな、レインボーライン」
個人的にはここです。