ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は持ってる男武幸四郎調教師と、華がある小島太元調教師について思ったことを。
持ってる?武幸四郎調教師
今年開業の武幸四郎調教師、今週がデビューの週となりました。
武幸四郎調教師が開業後の管理馬初出走で初勝利を挙げました。
しかも鞍上はお兄さんの武豊JKが騎乗、父子鷹ならぬ"兄弟鷹"といえそうな阪神1Rの結末となりました。
ネット上では武豊JKを指して「持ってる」「さすが豊さん」みたいなコメントを散見しましたが、これはどちらかというと、
「武幸四郎調教師が持ってる」
という感じがします。
武幸四郎調教師はジョッキー時代にはデビュー週に読売マイラーズCで人気薄オースミタイクーンに騎乗、重賞初騎乗で初勝利を飾るという圧巻のデビュー、兄以上のド派手なデビュー週を重賞勝利で飾っています。
そんな持っている男、武幸四郎調教師、調教師デビューも土曜日に二戦二勝、派手なデビューとなりましたね。日曜の障害戦は一番人気に推された管理馬が九着と振るいませんでしたが。
現役時代はティコティコタックやウインクリューガー、ソングオブウインド、メイショウマンボ、といったGI馬を勝利に導いたジョッキーでした。個人的にはエアウイングスにテン乗りで挑んだ阪神牝馬特別を10番人気で勝利したイメージが記憶に残っているジョッキーです。
調教師となってからも現役時代同様に個性的な活躍を期待したい調教師のセンセイです。
いや、調教師になったら、むしろ王道側の有力調教師に大成したりして。
他にも今期開業の田中博康調教師、2009年エリザベス女王杯でクィーンスプマンテの逃げ切り勝ちが強烈な印象を残したジョッキーでした。まあ、勝ったクィーンスプマンテより、大本命にしていたブエナビスタの馬券を握りしめて、二着に飛び込んできた熊沢JKのテイエムプリキュアを凝視していましたけど。
興味深いのはクィーンスプマンテの仔、父オルフェーヴルの牡馬が入厩しているというのは、なかなかに興味深いですね。馬名はアスティというようです。師の思い入れもあるでしょうから、デビューが気になりますね。
テレビに出てた小島太元調教師
なんとなく、そういう気がしていましたが、テレビの競馬中継に小島太元調教師が出演していました。
岡部さんやアンカツさんが既に何度も解説者として出演しているので、この流れはなんとなくすんなり受け入れることができました。
現役時代は強気発言で話題になっていましたが、解説者として出るとその辺の発言もフィルターが掛かってあまり不用意な発言はさすがに出ないと思いますが、それでも何か期待してしまう自分がいます。
どちらにしろ、お元気な姿を拝見できますのは、ジョッキー小島太を知る一競馬ファンとしては嬉しいものです。
騎手を引退して調教師に転身した武幸四郎調教師、調教師を定年となって新たな道を踏み出した小島太元調教師、競馬にとって3月が新年度ということもあって、世の中より一足早い世代交代ですね。