今週は何といってもGI高松宮記念ですね。
このスプリントGIから春のGI開催が本格的にスタートします。
次週は大阪杯も控えていますので、まず的中でスタートしたいですね。
平場では、POG馬が未勝利戦に出走してくるので気になっています。
24日(土)は阪神1Rにディエルベが鞍上岩田JKで出走、25日(日)には阪神5Rにプリメラビスタとレーヴドリーブが揃って出走、鞍上はプリメラビスタに池添JK、レーヴドリーブは戸崎JKとともに乗れてるJKでの出走、期待が高まります。
他、日曜の阪神11R、オープン特別六甲Sにはオールザゴーが鞍上小牧JKで出走します。このレースも気になるところではあります。
高松宮記念
去年一番人気に推されながら三着に敗れてしまったレッドファルクス、ただ走りは本物だったためその次走となる2017年京王杯SCは快勝していますし、秋初戦のスプリンターズSも勝利でスプリント戦なら強い、という存在感を見せつけました。マイル戦ではイマイチになりますが。
ここでも人気の中心になるのは間違いないだろうと思える臨戦過程、目標はここといってもいいんじゃないかと。
それに続くのが、去年高松宮記念二着にスプリンターズSも二着とスプリントGIを二回二着し、高松宮記念ではレッドファルクスに先着したレッツゴードンキ。今年初戦となるフェブラリーステークスも五着と好走し、たたき台としては十分な走りでした。(欲を言えばここの勝利も考えていたかもしれませんが)
前走一叩き後でようやくベスト条件となる芝1200mに戻ってきて、万全の臨戦過程に見えます。去年二着ですし。
去年実績で言えば勝ち馬のセイウンコウセイも元気に出走です。元気とはいえ、昨年の高松宮記念を勝利してからのレースはGI馬としては今一つな成績が続いていました。それが前走のシルクロードSで昨年と同じ臨戦過程となる二着と好走、去年もシルクロードS二着からの高松宮記念勝利でしたので、今年も何とも不気味なステップです。
実力はGI級ながら、脚元の問題で出世が遅れはや8歳となってしまったダンスディレクターも元気に出走です。
他にも前哨戦阪急杯を勝利したダイアナヘイローも人気しそうですし、シルクロードS勝ち馬ファインニードル、三着フミノムーンといった前哨戦の好走馬も含めると、去年同様に混戦模様に見えてきます。
マーチS
去年穴の9番人気インカンテーションで的中した良いイメージのレース。
しかし、特別登録が多すぎてなかなかに予想が難しくなりそうな雰囲気を漂わせています。抽選結果を待ちたいところです。
エピカリス、ロンドンタウン、センチュリオン、ゴールデンバローズあたりが人気しそうですかね。出走ならコスモカナディアンも面白いように思えます。
日経賞
菊花賞勝利後に香港で走ったキセキの国内復帰戦となります。
香港は不本意な成績だったと思いますが、菊花賞馬としてこの距離は恥ずかしいレースはできないところでしょう。初の中山コース参戦となりますが初コースも問題なさそう。
相手候補となる人気ドコロとしてはキセキ同様香港に遠征し好走したトーセンバジルですね。重賞未勝利ですが能力は高く重賞初勝利をここで飾ってもおかしくない実力馬です。
海外遠征帰りの初戦は狙いにくい、というのは個人的に思うところです。海外から帰国して復帰初戦は凡走が多いような印象がありますので、こういう時こそ国内で専念していた馬、となるとゼーヴィントやサクラアンプルールといったところが人気しそうですね。
ゼーヴィントは裏街道をひた走っていますが、そろそろ表舞台に出てきてもいいんじゃないか?と。なんか福島と中山を順繰りに使っていてあまりピンと来ないローテで使われています。
サクラアンプルールは前走中山記念は差のない4着、(相対的に)前走で人気が落ちているように思えますので海外遠征帰りを嫌うのであればサクラアンプルール中心という考え方もよさそうなレースです。中山2500mならサクラアンプルールは十分走れるでしょうし。
あとは逃げ馬ロードヴァンドールがどの枠に入るか、レースでどう出るかが気になるところですね。ロードヴァンドール次第でレースの流れは変わるように思えます。
毎日杯
去年はアルアインが優勝して、そのまま皐月賞を制覇するという活躍を見せました。
昔の毎日杯とは違って勝ち馬がクラシック制覇やのちのGI馬になる出世レースのようなステップレースにかわってきています。
二戦二勝で500万下を勝利してここ出走の馬が三頭登録していますし、それ以外でも二勝馬が多く迷うレースです。
去年のアルアインのように上り詰める馬がいるのかどうか、注目したいレースの一つですね。ただこのレースの予想は自信がありませんが。