中心は昨年阪神JFからの過程を順調に過ごしてきた有力馬、加えて新星と見ている穴馬を一頭加えて狙ってみます。
予想:
◎1番:ラッキーライラック
○17番:マウレア
▲9番:リリーノーブル
△8番:ハーレムライン
馬券は:
単勝:1番:ラッキーライラック
複勝:8番:ハーレムライン
馬連:1-17、1-9、1-8
ワイド:1-8、8-17、8-9
三連複:ボックス
1、8、9、17
三連単:1-17-9、1-17-8、1-9-8
考えたこと:
ここまで無敗でやってきたラッキーライラック、ここは確勝級だろうということで本命、断然の一番人気ですがここは逆らえません。馬券はヒモで狙うようにします。
これだけの馬で石橋脩JKには何としてもGI勝って「やっぱルメールJKやデムーロJKをヤネしないと」なんて思わせないような走りを期待したいですね。産駒が期待ほど成績を残していないオルフェーヴル産駒の初年度産駒代表格としてはここをすんなり勝ってほしいところです。
実際のところ力は頭一つどころか二つ三つくらいは抜けているような存在ですので、ここは問題ないかと。
対抗はマウレアとリリーノーブルで迷いました。
去年の阪神JF以降、それほど勢力図が変わっている印象を受けない牝馬戦線ですが、アーモンドアイが牡馬相手に派手なパフォーマンスを見せたり、新星リバティハイツが前哨戦を勝利したりしてはいますが、チューリップ賞で変わらずラッキーライラックと僅差の競馬をやっているマウレアとリリーノーブルに分があるんじゃないかと感じます。オークスでは勢力図がガラッと変わる可能性を感じますが、桜花賞まではこのあたりが安定した力を発揮するんじゃないでしょうか、ってことでこの二頭。
どっちにしようかと考えたとき、年明けからクイーンC⇒チューリップ賞と二走使っているマウレアに対し、年明け初戦がチューリップ賞で二走目が桜花賞となるリリーノーブルを比べ、マウレアのほうに分があるように思えました。血統的にもオークスよりは桜花賞のほうが向いていそうです。リリーノーブルは一ハロン二ハロンともうちょっと距離が延びてよさそうなタイプに見えます。勝負度合としてはマウレアのほうがより勝負気配を感じるところ(ですがクイーンCの五着はちょっといただけない)です。
そこで対抗はマウレア、三番手評価にリリーノーブルとしました。
そもそも前哨戦として桜花賞のステップレースはいくつもありますが、チューリップ賞をステップとした馬の成績が圧倒的です。チューリップ賞で勝ち負けしたような馬を重視して狙っていくのが桜花賞の定石ではないかとおもいました。
おさえには三着の扱いで前日オッズ77倍、単勝13番人気の穴馬ハーレムラインを。
アネモネSから桜花賞好走はほとんどなく、ちょうど10年前の2008年桜花賞でアネモネS勝利から桜花賞三着に入ったソーマジック以来全く好走実績がありません。そういや昔好きだったアサヒライジングもアネモネS勝利から桜花賞に挑み四着と惜しい競馬だったのを思い出しました。
近二年の桜花賞から言えばフィリーズレビューを僅差で二着した馬が馬券になるという傾向があり、去年のレーヌミノルや一昨年のアットザシーサイドです。今年はフィリーズレビューを勝ち馬から0.1秒差二着だったアンコールプリュが該当します。穴馬で言えばこのアンコールプリュも魅力的。戦歴から行っても新馬勝ちから二連勝後のフィリーズレビュー二着と底を見せていない点穴馬として魅力十分なのですが、今年は敢えてハーレムラインで勝負。
ハーレムラインは現在三連勝と勢いに乗っています。この勢い以上に注目したいポイントが一つ。ハーレムラインは新馬戦四着と敗退していますが、この時の勝ち馬がラッキーライラック、今年の桜花賞の主役がラッキーライラックであることを考えれば、ラッキーライラックに新馬戦で敗れたハーレムラインが穴で三着という一仕事してくれるんじゃないかと。
三連勝で前哨戦のアネモネS勝利という成長と新馬戦でラッキーライラックに敗れた縁を加えて、複勝とワイドはハーレムラインで狙ってみます。
あとは前出のアンコールプリュ以外にも、超良血の全妹デルニエオールやフィリーズレビュー勝利のリバティハイツが人気薄で気になるところですが、おさえはハーレムラインまで。