SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:今年のPOGは?考えているポイント

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ダービーも終わり、POG選抜の季節となってきました。
今年はどうしようかな…、ということで、選択を考えている馬たちを書き出しておこうという趣旨。

ロードカナロア産駒

ロードカナロアは自身がスプリンターでしたがアーモンドアイやステルヴィオの活躍によって、母系によっては距離が持つ、ということが実証されたかたちとなりました。
今年も母系の傾向に気を付けながら、積極的に狙っていきたい種牡馬といえます。

レーヴドカナロア

父ロードカナロア/母レーヴドスカー(母父Highest Honor)

レーヴディソールの半妹、最近レーヴドスカー産駒はそれほど勢いがなくなってきているようですが、それでも勝ち上がり率は高く、堅実に走る産駒を輩出してくれます。父ロードカナロアは今年のクラシック世代ではかなり成功したとみてよさそうですし、今年の成功に乗っかって二勝、三勝としてくれると嬉しいなぁ、と淡い期待を持っています。


レーヴドゥラメール

父ロードカナロア/母レーヴディソール(母父アグネスタキオン)

半兄アラバスター以来の久々の産駒、初の牝馬で後継牝馬の期待も高まる一頭。
レーヴドスカー同様、成功したロードカナロアで中距離まで持つ期待と、無敗で阪神JFを制した母の仕上がりの早さも受け継いでくれると2歳戦から楽しめそうに思えます。


キャノピーウォーク

父ロードカナロア/母ロンドンブリッジ(母父ドクターデヴィアス)

兄弟馬としてはオークス馬ダイワエルシエーロが有名ですが、現役ではグレーターロンドンがマイル戦線で存在感を放っています。
グレーターロンドンとの比較でいえば、父がディープインパクトからロードカナロアに代わってよりマイル以下の短距離色が強くなった印象ですが、母ロンドンブリッジの実績から考えても父ロードカナロアの配合はプラス材料に見えます。


クルージーン

父ロードカナロア/母エリンコート(母父デュランダル)

オークス馬エリンコートの産駒。初仔エリンソードをはじめとしてまだ活躍馬が出てない血統ですが、今年ロードカナロアを父として素早さがアップした印象があります。
エリンコート三頭目の産駒なので、そろそろ走り出していいころじゃないか、ということで気になっている一頭です。
しかも、母父がスプリンターのデュランダルで母がオークス馬、という奇妙な組み合わせに、さらに父にスプリンターのロードカナロアが交配されてどういう反応が起きるかすごく興味深いです。


サートゥルナーリア

父ロードカナロア/母シーザリオ(母父スペシャルウィーク)

今は亡きスペシャルウィークの血統を受け継ぐ一頭。
とかくスペシャルウィークが好きなのでサイアーとして見れない以上はブルードメアサイアーでスペシャルウィークを注目しておきたいという願望から、やっぱり一番馬としては実績のあるシーザリオだろうということで。
あと、シーザリオ産駒はどの馬も馬名がカッコイイ、というのもPOGとしては(個人的には)ポイントが高い。

ディープインパクト産駒

やっぱディープインパクト産駒はPOGでは外せませんよね。


サトノバリオス

父ディープインパクト/母ヒアトゥウィン(母父Roi Normand)

サトノワルキューレの全弟、サトノワルキューレは東京コースの中距離戦はかなりの素質を感じる走りでした。その非凡な才能が三頭目の産駒にも受け継がれているような感じを受けます。


サトノラディウス

父ディープインパクト/母アーヴェイ(母父Danehill Dancer)

兄弟に活躍馬こそいないものの何となく走りそうな雰囲気を漂わせている一頭です。

 

クルソラの2016

父ディープインパクト/母クルソラ(母父Candy Stripes)

ダート馬ピオネロの半妹でクラシックレースで好走を繰り返したクルミナルの全妹という血統馬。
桜花賞、オークスと二戦連続好走した血統の再来で走りそうな雰囲気を漂わせています。
ちなみに、そのクルミナルの初仔は父ロードカナロアで来年デビュー予定(クルミナルの2017)なので2019年のPOGでは注目しておきたいですね。

ローエングリン産駒

毎年1頭は入れているローエングリン産駒。サンデーサイレンス系の良質な繁殖牝馬の種付け種牡馬として期待しています。

 

シャワークライム

父ローエングリン/母ミスティックリバー(母父サンデーサイレンス)

去年もその前の年も指名して今一つ結果が出なかったという残念な状況。過去二年と同様牝馬だし、進境なしかなぁ…。

 

リゴメール

父ローエングリン/母ギミーシェルター(母父サンデーサイレンス)

重賞2勝馬ペインテドブラックの全妹となるギミーシェルターの産駒。
今年初めてローエングリンを種付け、というお試しのような感じの産駒に見えます。毎年結果が出ていないミスティックリバーの産駒よりはこっちのほうがイイのかなぁ、と思い始めていて、まようところです。

 

パイカジ

父ローエングリン/母プライムアクトレス(母父エルコンドルパサー)

それほど産駒に活躍馬が居るわけではないプライムアクトレスの産駒。ですが母プライムアクトレスはさかのぼればサンデーサイレンス産駒の重賞馬プライムステージ、さらに名牝ダイナアクトレスの血を受け継ぐ良血の出自、社台ファームに縁が深いダイナアクトレスの血統なので、ローエングリンで新しいところが出てくれるといいなぁ。

ギミーシェルター産駒よりはプライムアクトレス産駒のほうが母馬に思い入れがあります。デビューから追いかけたプライムアクトレスの産駒としてパイカジのほうが食指が動くのですが、POGのこういう状況って思い入れがない方が走るような気もするし…迷うところです。

ルーラーシップ産駒

ウラノメトリア

父ルーラーシップ/母ミクロコスモス(母父ネオユニヴァース)

一昨年アンティノウスをPOGで取って今一つ、そこで去年のコズミックフォースは見送りにすると、ダービー三着にプリンシパルS勝利やら京成杯二着とコズミックフォースは予想外に活躍するというちぐはぐさ。今年はどうしようかなぁ、と悩み中。

 

ゲインスプレマシー

父ルーラーシップ/母スカーレットレディ(母父サンデーサイレンス)

ダート界での有名馬ヴァーミリアン、ソリタリーキングの弟。
ソリタリーキング以来取っていなかったのですが、さすがにちょっと最近活力が失われつつあるような成績に終わっているように見えます。全兄スプレンダークランも5戦0勝で引退、うーん、これはちょっと見送りが賢明かなぁと思い始めてきました。

オルフェーヴル産駒

ロードカナロアと種牡馬では同期のオルフェーヴル。世代が並んで、有力馬を輩出しました。エポカドーロやラッキーライラックのようなGIを勝てる大物が隠されているかが気になるところです。

 

エスポワール

父オルフェーヴル/母スカーレット(母父シンボリクリスエス)

一昨年の青葉賞馬アドミラブルの弟。ダービーでは圧倒的に不利と言われている8枠18番の大外で三着という成績を残したアドミラブル。能力はかなり高かったと思います。ケガが災いしてその後のレースには出走できていませんが、その能力の高さは評価しています。
加えて栗毛ってのにも惹かれました。オルフェーヴル似の栗毛だとなんか親しみ持てるっていうか…。

好きな牝馬で選ぶ

ほとんどがデビューから追いかけ続けた思い入れの牝馬の子供、という狙いどころです。POGでよくある「思い入れのある牝馬の産駒は思い入れがある」というやつですね。

 

ローザジルベルト

父ワークフォース/母ローズバド(母父サンデーサイレンス)

ローザネイ⇒ロゼカラー⇒ローズバドと続くバラ一族正当な後継者ともいえる牝馬、父キングカメハメハでローズキングダムを輩出し、POGで取っていたのは思い出の一つとなりました。
そのバラ一族、近年は勢いに陰りが。栄枯盛衰というのはどこにでもあるものだなとしみじみ。
ワークフォースも近親のローズウィスパーでやきもきさせられました。あまりいいイメージはありませんが、久々のローズバド産駒をとろうかどうしようかで迷い中。

 

タンタラス

父キングカメハメハ/母ブエナビスタ(母父スペシャルウィーク)

ブエナビスタはスペシャルウィークの種牡馬生活では晩年の大物産駒と言える一頭。思い出深いビワハイジにこりゃまた思い出深いスペシャルウィークという夢のような血統のブエナビスタがあれだけ活躍してくれたということでその産駒にも期待とともに三頭目となる産駒でソロソロ有力馬が誕生してもいいころじゃないかと期待。シーザリオも結局三頭くらいの産駒でしてようやく一頭の大物が出てきたことですし、ブエナビスタもこの法則で期待。


エイティーンガール

父ヨハネスブルグ/母センターグランタス(母父アグネスタキオン)

母センターグランタスを知っている人はかなり少ないと思われるマイナー血統。センターグランタスの母がセンターライジング、その母がダイナオレンジという結構歴史のある血統。

 

シゲルアマゾナイト

父クロフネ/母ホリデイオンアイス(母父ダンスインザダーク)

ホリデイオンアイスもかなり知ってる人は少ないと思われるマイナー牝馬。一言で言えば母カーリングの産駒でローエングリンの半妹です。
カーリングは牝馬をこのホリデイオンアイスしか生んでいないので、カーリングの血統を継ぐ牝馬は一頭しかいないのです。と、いうことで気になるのですが、いかんせん実績に乏しいため積極的に狙いにくいという状況。

 

ラブアンドピースの2016

父ケープブランコ/母ラブアンドピース(母父キングカメハメハ)

ピースオブワールドの産駒ということでPOGで指名したラブアンドピース、その産駒。
ラブアンドピースは一戦して引退となってしまいましたが、芝のレースで走りを見たいと思える馬でした。
夢は産駒に受け継がれる、はずなのですが、今のところこれといった活躍馬は輩出されていません。

 

サントルヴィル

父ダンカーク/母アサヒライジング(母父ロイヤルタッチ)

アサヒライジングはその父ロイヤルタッチという血統で惹かれた一頭。ロイヤルタッチというサンデーサイレンス産駒ながらその他大勢に埋もれてしまった種牡馬が送り出す牝馬クラシックの有力馬というところに競馬の面白さを感じました。
そんなアサヒライジング、いまのところ産駒に活躍馬はいませんがダンカークで新しい色が出てくると面白いかなと思って検討中。

 

カタマチボタンの2016

父ストロングリターン/母カタマチボタン(母父ダンスインザダーク)

桜花賞三着馬カタマチボタンの産駒。カタマチボタンは「なんて和名な…」と思って一度聞いたら忘れられなくなった馬名、母タヤスブルームやその父カーリアンといった和名と全く縁のなさそうなオシャレな名前とは正反対なイメージのカタマチボタン。ちなみに今年の牝馬クラシックの有力馬の一頭トーセンブレスはカタマチボタンが伯母となります。走ってもおかしくない血統背景はあるのですが、いまいちな成績がつづいています。ようやくツヅミモンがシンザン記念で二着に入ってオープンクラスで結果を残すような馬が誕生しました。全弟の当馬もいけるんじゃないかと。


スイープセレリタス

父ハーツクライ/母スイープトウショウ(母父エンドスウィープ)

東京2400m得意なハーツクライと京都2400mの京都大賞典を驚異的な上がりで差し切って勝利したスイープトウショウの配合。
いや…スイープトウショウなら宝塚記念勝利とかオークスの二着とか安田記念二着とか実績はいくつもあるのですが、京都2200mエリザベス女王杯勝利や京都2000m秋華賞勝利をはじめとした「京都」なイメージが強い馬。
あれだけの活躍をしたスイープトウショウが産駒に恵まれていないのは信じられないところもあります。競馬の難しさというものを実感しますね。

 

マイエンフェルト

父ハービンジャー/母アーデルハイト(母父アグネスタキオン)

アーデルハイトはブエナビスタの半妹。父がアグネスタキオンに代わって仕上がり早そうなイメージだったのですが、ケガで早期引退、繁殖に上がりました。
産駒のロッテンマイヤーは重賞3着の実績も残していますし、種牡馬との相性一つでもっと上を狙える産駒を輩出できそうな可能性を感じます。
そういうところに最近実績が急上昇しているハービンジャーというのは結構いいんじゃないかと。ハービンジャーは遡ればダンチヒ(ダンジグ)譲りのスピードと、その産駒デインヒルで距離の融通が利くようになってマイル~2000mくらいまで距離こなせるようになって、その両方が特徴として出ているのがハービンジャー産駒のペルシアンナイトって印象です。
今年のアーデルハイト産駒はハービンジャーなので、結構狙い目じゃないかと思います。実績重視だと来年のクロフネ産駒なんでしょうけども。