先週は2レースしか予想対象(オープン特別と重賞・GI)となるレースがなかったため、ちょっと趣向を変えましてPOG馬についての雑談を。
と、思い書いたのですが、わけあって今週に。
今年のPOG馬を決めたのでメモ。
やってるPOGは
netkeiba.comのPOGとJRA-VANのPOGに全く同じ10頭を登録して毎年楽しんでいます。
指名して登録を済ませておきました。
決めた10頭の傾向
ロードカナロア産駒がかなり多数を占めてしまいました。好きな牝馬や好きな血統がロードカナロアを種付けしていた、という事もあるのですが、現在のクラシック世代を見ていると「ロードカナロア産駒、意外とPOG向きでいいじゃないか?」と思える点がいくつか見て取れたのもあります。
- ロードカナロア自体は晩成のような感じはしますが、産駒は仕上がりが早い産駒も輩出している
- ロードカナロア産駒は父譲りのスピードが遺伝され、2歳戦や3歳戦のレースにおける距離にマッチしている(気がする)
- ロードカナロア産駒だからスプリンターというわけでなく、牝系によってはアーモンドアイやステルヴィオのような距離が持つ産駒も輩出、つまり母系次第なところもある。
こう考えてせっかく好きな牝馬にロードカナロアが種付けされているのであれば、積極的に狙っていこうと考えた結果、ロードカナロア産駒の指名が十頭中の四頭と多数を占める結果となりました。
よく見たら関西馬ばっかりですね。いつもは何頭か関東馬がふくまれているのですが。
決めた10頭は…
指名1:タンタラス(牝2)[栗東]池添学
父キングカメハメハ
母ブエナビスタ
母父スペシャルウィーク
毎年指名のブエナビスタ産駒。恒例という事とPOGで指名して大活躍したブエナビスタ産駒を指名しなくて活躍されると悔しいので。
指名2:レーヴドカナロア(牝2)[栗東]斉藤崇史
父ロードカナロア
母レーヴドスカー
母父Highest Honor
レーヴドスカーのロードカナロア産駒。最近は以前ほど重賞での活躍馬が出てないとはいえ、それでも勝ち上がりはしてますし、二つ上のレーヴァテインは青葉賞3着と好走もしています。外せない一頭。
指名3:レーヴドゥラメール(牝2)[栗東]松下武士
父ロードカナロア
母レーヴディソール
母父アグネスタキオン
レーヴディソールもPOGで指名して阪神JFを勝利してくれた思い出深い馬。指名しておきたいのですが半兄のアラバスターは1勝に終わりました。うーん、どうかなぁ、と言うところはあるのですが、初仔が走らなくても二番手、三番手が活躍するケースは良くあります。期待を込めて指名に。
指名4:クルージーン(牡2)[栗東]藤岡健一
父ロードカナロア
母エリンコート
母父デュランダル
兄弟馬はそれほど走っていませんが近親のミュゼエイリアンが毎日杯勝利があるように決して走らない血統ではないと思っています。名スプリンターの父に名スプリンターの母父とスプリンター血統ながら母はオークス馬というミスマッチが魅力に映ります。
指名5:サートゥルナーリア(牡2)[栗東]角居勝彦
父ロードカナロア
母シーザリオ
母父スペシャルウィーク
シーザリオ産駒はエピファネイアやリオンディーズなど活躍馬多数、牝馬よりは牡馬がいい成績を残しています。近3年はキングカメハメハが種付けされていましたがここでロードカナロア産駒が輩出されどうなるかが楽しみ。
しかも既に在厩らしいのでデビューも早いんじゃないかなと期待。
※6月10日阪神5R新馬戦出走し、見事初勝利を収めました。
指名6:エスポワール(牝2)[栗東]角居勝彦
父オルフェーヴル
母スカーレット
母父シンボリクリスエス
アドミラブル半妹、ケガなければアドミラブルは相当走っていただろうと思える実力馬。その半妹なので期待は膨らみます。
思えばこの血統、バレークイーンから始まっている90年代から2000年初期の競馬ファンには胸が熱い血統です。
指名7:ローザジルベルト(牡2)[栗東]橋口慎介
父ワークフォース
母ローズバド
母父サンデーサイレンス
久々に薔薇一族で指名。ローズキングダムの半弟となりますが、近年勢いに衰えがみられている一族です。久々に牡馬が出たのでちょっと楽しみ。
指名8:マイエンフェルト(牝2)[栗東]池添学
父ハービンジャー
母アーデルハイト
母父アグネスタキオン
母はブエナビスタ半妹と期待されながら、一戦してケガのため引退、繁殖にあがりました。こういう経緯の馬って昔POGで指名したスプリットザナイトと言う馬が活躍馬を出したというのもあって、一頭は大きく活躍する馬を輩出してくれそうな雰囲気を醸し出しています。兄弟馬ロッテンマイヤーもかなり走りそうな雰囲気を出していたので本馬にも期待しています。
指名9:サトノバリオス(牡2)
父ディープインパクト
母ヒアトゥウィン
母父Roi Normand
フローラS圧勝のサトノワルキューレの全弟。ゆきやなぎ賞とフローラSの勝ちっぷりがあまりに鮮やかでしたので、全弟にも東京競馬場の適性を期待して指名。ただ、まだ入厩先が決まっていないのが多少気になるところ。
指名10:サトノラディウス(牡2)
父ディープインパクト
母アーヴェイ
母父Danehill Dancer
サトノバリオス同様に入厩先未定で仕上がりはちょっと遅そうな感じは受けます。スノーフェアリーが上がり三ハロン34.0秒の脚でぶっちぎって圧勝したエリザベス女王杯に出走していたもう一頭の外国馬がこの母アーヴェイです。結果はテイエムプリキュアと最下位争いという何とも悲しいものですが。
この馬を選んだ理由はなんとなく走りそうな雰囲気があったからとしか言いようがないほど感覚的なものです。あんまアテにならんですね。