ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日はボックス買いについて、ちょっと思ったことを
それはある競馬中継で観た光景
2018年9月30日、その日開催されたスプリンターズSの馬券をボックス買いしていたそうな。
ボックスしたのは馬連ボックス。選んだのは10頭。
その十頭ボックスで選んだうちの三頭であるファインニードル⇒ラブカンプー⇒ラインスピリットの順で見事入線、的中となったそうな。
そこで気づいた、おや？三着まで的中できてるじゃん、でもボックスしたのは馬連じゃん。三連複買っとくんだったぁ…（遠い目）
概要としては、こんな感じ。
「三連複だと一ケタ違ってたんですよね…。」
何とも言えない寂寥感が漂っていました。
しかし、待てよ？
消去法で馬を選択できて、一着～三着までの馬はチョイスできていた。
ここまでは正解、問題は馬券の券種を「馬連」でチョイスしてボックス買いしてしまった、と言う点を"失敗"と結論付けています。
でも、券種は何を選択すればよかったのか、と言う点は
「三連複を買えば…。」
ということになっています。
そこで私、思いました。
ココはワイドボックスじゃないのかしら？
果たしてそこは三連複なのか？
ボックス買いで一着から三着までの的中が出来ているのなら、そこは当然三連複が頭に真っ先に思いつくのですが、個人的にはワイドだよ、と思っています。その理由は、購入する点数が変わってくることと、連下・三着で荒れた場合には馬連よりも高配当が期待できるという点がワイドの魅力としてあるためです。
まず購入する点数を考えてみると…
馬連やワイドと三連複は五頭ボックスまでならともに10点買いとなります。そのため点数が大きく変わることはありません。どっちでもいいかも。
しかし6頭・7頭…と増えていくにつれて三連複の点数は増えていきます。つまり10頭ボックスすると馬連やワイドは45点買いに対して三連複は120点買いとなり、大きく投資額が異なってくることになります。
三連複の多頭数ボックス買いは馬連やワイドの倍以上の点数を用意することになるのがボックスの辛いところです。
馬連＜ワイドなのは…
では点数の少ない馬連やワイドにしておくか、となったここでちょっと考えたいのが、ボックスで多頭数をボックスで選択する場合、馬連よりワイドのほうがよいケースもあります。特に人気薄同士の組み合わせがどうも面白そうなケース、今回のスプリンターズSでいえばラブカンプーとラインスピリットの組み合わせが該当します。
ワイドボックスなら
半分結果論になってしまいますが、このスプリンターズSでは馬連よりもワイドパーフェクトのほうが高配当となりました。
馬連8-9：4,140円
に対して
ワイドは8-9：1,340円 ＋ 1-8：3,740円 ＋ 1-9：13,850円
となり合計18,930円となります。
三連複の65,370円には及びませんが、ワイドパーフェクトは十分に高配当と言える万馬券でした。
冒頭に出てきたケースでいえば、馬連ボックス買いで三着まで分かってて後悔をしたのであれば、三連複を買えばよかったという考え方もできますが、個人的には馬連ボックスでなくワイドボックスで総取りのほうがリスクも少なく購入点数も削減したうえで、馬連的中よりも配当にありつけることができる、という考え方もできます。
人気サイドのみで決まってしまうとこれに該当することもないのですが、こういう考え方もある、という一つの例でした。
