概ね順当に人気通りな結果となりました。本命にしたラッキーライラック以外の人気馬にとっては。
予想の結果：
1着：○11番：アーモンドアイ
…
3着：△2番：カンタービレ
…
7着：▲16番：プリモシーン
9着：◎7番：ラッキーライラック
…
15着：×15番：ハーレムライン（複勝＋ワイド）
馬券の結果：
的中した買い目には「＝アタリ！」
外れた買い目には「＝ハズレ」
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単勝：7番：ラッキーライラック＝ハズレ
単勝：16番：プリモシーン＝ハズレ
複勝：15番：ハーレムライン＝ハズレ
馬連：７－１１、７－１６、１１－１６＝ハズレ
ワイド：７－１６、２－１６、１１－１６、７－１５、１１－１５、１５－１６、２－１５＝ハズレ
三連複：ボックス
２、７、１１、１６＝ハズレ
三連単：７－１１－１６、７－１１－２、１１－７－１６、１１－７－２＝ハズレ
振り返って
牝馬三冠最終戦、秋華賞がスタート、ゲートが開きました。
バラついたスタート。
圧倒的な人気馬アーモンドアイは好スタートでした。
先頭はミッキーチャーム、アーモンドアイは中団待機、ラッキーライラックは先行集団。
ハナを切ったミッキーチャームが先頭でレースを引っ張ります。単騎逃げでのレース、二番手にオスカールビー、間に数頭置いてラッキーライラックです。
さらに数頭置いて中団待機がアーモンドアイ、さらに後ろの方にカンタービレやプリモシーンの姿が見えます。
ここでちょっとイヤな感じがしました。カンタービレはアーモンドアイの直後一馬身くらいの位置なのですが、プリモシーンの位置取りはさらに後ろ、カンタービレを含む数頭間に置いて数馬身の差がついています。アーモンドアイの脚を考えるとちょっと位置取りが後ろ過ぎまいか？と不安に思いました。
各馬三コーナーから四コーナーへ
四コーナー辺りから徐々に二番手のオスカールビーにランドネが迫ってきます。そのままオスカールビーと並走、ランドネと並走していたはずのハーレムラインはちょっと置いてかれたような格好に、後ろからラテュロスが迫ってきます。
レースは最後の直線へ
先頭はミッキーチャーム、まだまだ余裕があるように見えます。手ごたえ十分で粘り込みを狙うミッキーチャーム。
そこに番手で競馬したランドネやラテュロスが続く…、と思っていたら、
やっぱり来ました、大外ブン回しのアーモンドアイ、機先を制して差し脚を伸ばすサラキアを並ぶ間もなくかわして一気に大外から飛んできたアーモンドアイが完全前残りの展開の中を、ただの一頭だけ次元の違う脚で飛んできました。
ラッキーライラックは…、伸びないか。もはや姿が見えません。
アーモンドアイは上がり三ハロン33.6秒の末脚を繰り出すと、前半59秒台からお終いの脚を35.4秒でまとめたミッキーチャームをあっさり差し切って先頭に立つと、そのまま一馬身半差をつけてゴールイン。
こ、これは…、もう完敗ですね。
強すぎる三冠牝馬が誕生してしまいました。鉄砲のGIが三冠最後のレースにもかかわらず圧巻の競馬、こともなげに走り切ったその実力は同世代に敵がいないことを三度見せつける結果となりました。
前半1000mは59.6秒、それほど速くないペースでしっかり前残りの展開。
この中を大外ブン回したアーモンドアイがまとめて差し切るんですから一頭力が違ったといえますね。
ミッキーチャームは完全に展開を味方につけた二着好走だったように思えます。前走古馬相手の藻岩山特別で前半1000m58.6秒のハイペースながら1:46.5秒の好タイムで逃げ切った実力があれば、今回はミッキーチャームにとってはスローに近いマイペースだったように思えます。よく見たらクイーンSのディアドラの勝ちタイム1:46.2とそう変わらないタイムで走り切っているんですね。こりゃ強いはずだ。
そして、完全前残りの展開の中で後ろから行く馬、アーモンドアイともう一頭、ローズSの勝ち馬カンタービレが三着に来たのは実力と見てよさそうに思えます。でも相手とレースの展開が悪すぎた。
通常ならカンタービレのように展開には多少左右されるところがでてくるんでしょうが、アーモンドアイだけは展開すら不問でした。いかに実力が抜けているかが分かるレースでしたね。
納得の三冠牝馬、圧勝でした。ロードカナロア初年度産駒からなんと華々しい偉業を達成したものでしょう。
しかも、ロードカナロアは非サンデーサイレンス血統であり、これからサンデーサイレンス系の繁殖牝馬にますます人気を集めそうですね。キングカメハメハの後継種牡馬といっていい種牡馬となりそうですね。
