SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

2019年の古馬短距離路線

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短距離路線を考えるならやっぱ4歳世代かなぁと思います。
去年の3歳世代は今年4歳となってこの路線で中心になりそうな馬たちが目白押しの感じがします。

スプリンターズステークス好走のラブカンプー

個人的にはラブカンプーに注目しています。
去年のスプリンターズステークス二着をはじめとして夏競馬からずーっと使い詰めでしたが五戦して二着四回、三着一回と見事な競馬でした。逃げてバテないのが魅力な脚質、馬体重が420キロ~430キロ台の小柄な馬だけどタフな走りが印象的な牝馬。一番の魅力は、
「不思議と好走しても人気にならない」
という穴党御用達の魅力があります。実際去年はちょくちょくラブカンプーの的中で助かりました。
この馬、これだけ好走しているにも関わらず意外にも「重賞未勝利」です。それどころか二勝馬なんですよね重賞の二着はあれだけあるんですが。今年の阪急杯に出てきたら面白いと思います。いきなり重賞初制覇もありそう。
血統も魅力なんです。父ショウナンカンプ、祖父サクラバクシンオー、母父はマイネルラヴ⇒母父父シーキングザゴールド、さらに母系をさかのぼるとブレイヴェストローマンのような懐かしい血統図、ザ・スプリンターと言える名馬が名を連ねる日本のスプリントGI馬が名を連ねている血統図、こういう馬がんばって欲しいなぁという願望もあります。

スプリントといえばファインニードル

去年の年明けに完全に見誤っていたのはファインニードル、3歳時のスプリンターズステークス謎の大敗で今一つの評価だったのですが、国内戦は負けなし完全勝利、海外に行くと負けるけど、今年もスプリント路線の中心になる実力馬です。ここに勝てるスプリンターは3歳世代にはちょっと見当たらない、まだまだ盤石ですね。

※追記:
本記事の数日後となる1月8日にJRA賞発表の場で最優秀短距離馬を受賞すると同時に電撃的にファインニードルの引退が発表されました。あの強烈な末脚が短距離路線で見れなくなると思うと寂しいのですが、近年ロードカナロアのように短距離馬が持ち前のスピード能力を産駒に伝え大物を輩出するケースもあり、種牡馬になって送り出してくる産駒を楽しみにしていたいと思います。

マイルCS勝利ステルヴィオ

昨年の秋には毎日王冠からのマイルチャンピオンシップ挑戦で見事に勝利したステルヴィオ。もともと2歳時には2歳で世代最強と言われていたダノンプレミアム以外には負けてないという準最強馬といえる成績でしたし、スプリングSではのちの皐月賞馬エポカドーロを退けて勝利するなど、素質には定評があった一頭。クラシックは取りこぼしましたが結果的に見ると2000m以上の距離は適距離でなく分が悪かっただけなんじゃないかと言える成績。にしても皐月賞はよく追い込んで四着に入線しています。
毎日王冠はあれだけ好メンバーが揃ったものの、上がり三ハロンメンバー中最速の脚を繰り出して、並み居る古馬を相手に二着と好走、マイルチャンピオンシップの勝利は必然だったのかもしれません。単勝五番人気は評価低かったですね。
昨年マイルチャンピオンシップを勝利したペルシアンナイトをアタマ差退けた勝利はかなり価値が高いと思います。ペルシアンナイトもここを最大目標に仕上げていたのは間違いないでしょうから力勝負で勝ち切ったあのレースは個人的にかなり好評価です。

ペルシアンナイトは3歳でマイルチャンピオンシップ制覇からちょっとローテーションが迷走したような感じがしますけど、ステルヴィオは融通が利くとは言え、マイル専念で行って欲しいなぁて思う今年のローテ、初戦がどこになるか楽しみです。

イスラボニータとよく似たアルアイン

皐月賞馬アルアインもマイル路線でよさそうだなと思っている一頭です。
イスラボニータはとうとう古馬になってGIを制覇できませんでしたが、アルアインもなかなか似たようなところを見せています。マイル~中距離まで対応できる幅の広さとその距離のスペシャリストが揃った大阪杯で三着しながらマイルチャンピオンシップでも三着できる地力、時代が時代ならダイワメジャーのような活躍も期待できそうな皐月賞馬です。最近の皐月賞馬は古馬になってからマイル路線で活躍する傾向があるので、マイル路線専念でもいいんじゃないかなと思うけど、どうなんでしょう、中距離路線も走るのかなぁ。

ローテ白紙のダノンプレミアム

本来は中距離馬として取り上げるべきかもしれないけど、個人的にはマイル路線に参入して欲しいのがこのダノンプレミアム。
去年の今頃はこの馬がどれだけ勝つかを楽しみしている競馬ファンが多数いたけど、イロイロ残念なことになっています。世代最強と言われたダノンプレミアムですが、個人的にはマイル路線で面白いと思っている走り。
二走連続でステルヴィオを子供扱い、弥生賞ではのちのダービー馬ワグネリアン相手に楽勝、全然底が見えない末恐ろしい実力を発揮していたのが、順調さを欠いて出走できず。
でもまだ能力高いのは間違いなく、大阪杯⇒安田記念と言ったローテが面白そうな(と個人的に考えている)一頭です。