ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は自己流ですが、穴馬の見つけ方を記してみます。
穴馬は何故人気がないか
まず、穴馬について考えてみることにします。
穴馬は言うまでもなく、勝ち馬投票券を購入する人が少ないことにより、オッズが高い状態にある馬を指します。オッズが高い状態であるということは多数決で
「この馬が来る(好走する)可能性は低い」
と判断されている、という事に他なりません。
では、その馬が来るタイミングで(つまり好走するときに)その馬を馬券として手元に持っておく、これを実現するには人気のない穴馬をどう評価すればいいのか、いくつかの成功パターンを記しておきます。
敗因がはっきりしている馬の次走以降
具体的に多い狙い方は「道悪で負けた」パターン。良馬場でこその馬が道悪でからきしだった時、次走は狙おうと覚えておきます。
ただ、意外と道悪がからきしダメなタイプが運悪く(今年は特に台風が多かったのもあって)次走も再び道悪でダメだった、ということもあります。パンパンの良馬場で走りたいというタイプは結構いますので、近走の負けが込んでいたらば、その敗因が馬場にないかは覚えておくと「待望の良馬場でのレースで人気が全くない穴馬」を発見できるかもしれません。
あと、前走包まれて抜け出せなかったのも敗因がはっきりしています。
包まれて抜け出せなかったロスが直接的に敗因となっている場合には、次走でも同じように包まれる可能性はゼロではありませんが、逆に言えば「包まれなければ抜け出せた(かもしれない)」と考えることもできます。平坦小回りでゴチャついて抜け出すときにロスが出たのであれば、広い競馬場にコース替わりすることで、包まれる可能性は減るかもしれません。あと鞍上のヘグリであれば乗り替わりによって別馬の様にお終いが切れるかもしれません。
着順ほど負けてない馬
これもよく狙うパターンです。
着順ほど負けてない、というのは、着順こそ悪く見えるものの勝ち馬や上位馬との着差(タイム差)がそれほどなかったと言うレース。タイム差がそれほどなかったのであれば、ちょっとした差でレースはひっくり返ることになります。
競走馬の世界はコンマ1秒差よりも短い時間の単位でちょっとした差を競っているようなレース内容なので、たとえ着順が8着や9着と大きく負けているように見えたとしても、そのタイム差が意外と少ないレースもよくあるものです。
正直言って着順が8着、9着、はたまた二桁着順となっていると、さすがに大敗しているように見えてしまうのは止む得ないところですが、前にいた馬とコンマ何秒の差があったのかを見てみると、「意外と負けなかったんだな。」と見ることができるケースもあり、そういう馬は割と注目していることが多いです。
さしあたり、この二つ
と、いうわけで大きく二つほど、割と人気が出なくなる条件を挙げてみました。
他にも一般的には「芝のレースからダート替わり」とかその逆の「ダートレースからの芝レース替わり」といったパターンもあるのですが、その狙い方をしたケースはあまり的中に結びついていません。狙いがちょっと悪いようで…。
おそらくこれらの他にもいろいろあると思いますが、穴馬を狙って当たったのは割とこの辺でした。