クラシックホースを多数輩出する共同通信杯ですが、今年は二頭が飛び抜けた実力を見せつける結果となりました。
3歳クラシックがまた難しくなりそうなダノンキングリーの台頭。
予想の結果:
1着:△1番:ダノンキングリー
2着:◎4番:アドマイヤマーズ
3着:▲6番:クラージュゲリエ
4着:○5番:フォッサマグナ
…
6着:×2番:マードレヴォイス(複勝一点)
馬券の結果:
的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:4番:アドマイヤマーズ=ハズレ
複勝:2番:マードレヴォイス=ハズレ
馬連:1-4=アタリ!
4-5、4-6、=ハズレ
馬単:4-5=ハズレ
ワイド:1-5、5-6=ハズレ
三連複:ボックス
1、4、5、6=アタリ!
三連単:4-5-6、4-5-1、4-6-1=ハズレ
振り返って
当日オッズで驚きのフォッサマグナ二番人気…。
重賞馬クラージュゲリエを差し置いての二番人気はちょっと予定外でした。参ったなぁ、と思いながら馬券への落とし込み方もちょっと失敗だったかなぁという発走前のモヤモヤがある中でのスタートになりました。
レースはそろったスタート、アドマイヤマーズが先頭、ゲバラが後ろからの競馬、二番手はフォッサマグナ、三番手にダノンキングリー、さらにクラージュゲリエと続きます。これ強い順番に並んでたりして。
アドマイヤマーズがレースを引っ張ります。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
割とスローの流れでハナを切ったアドマイヤマーズが淡々とレースを引っ張ります。ハナを切ったのでいいのかなぁ…、と不安に思いながらレースを見つめます。二番手三番手くらいの方がいいんじゃないかなぁと。
レースは最後の直線へ
アドマイヤマーズが先頭、インから抜け出しをはかるダノンキングリー、横に広がって外からフォッサマグナも。
しかしここはインから抜けたダノンキングリー、
アドマイヤマーズはダノンキングリーに一馬身後方、
え?ダノンキングリー勝っちゃうの?
ダノンキングリーがインから一気にアドマイヤマーズをとらえると、一瞬並んだと思った瞬間にアドマイヤマーズを突き放す競馬。
何ともはや、テレビの実況「主役交代~」の声に力が抜ける思いでした。
アドマイヤマーズの無敗はここでストップするも新たな無敗の三連勝となったダノンキングリーが有力候補として皐月賞に向かうことになったわけです。いやあ、今年もダノン軍団(ダノックス)強いですね。
スタートは良かったアドマイヤマーズですけども、スタートがよかったことから一気に先頭でレースを引っ張る形になりました。
でもペースはスローだったはずなのでこれはそれほど影響してなかったような感じは受けています。
アドマイヤマーズのポイントは他馬より1キロ重い斤量57キロを背負って、初距離・初コースとなる東京競馬場の1800m戦、終わってみれば、これのどれかが響いての二着だったんじゃないかなぁという感じはします。
斤量1kgで一馬身、と言うのは競馬の定説ですし、そこを踏まえると1馬身と1/4差が付いたダノンキングリーとアドマイヤマーズの着差は1/4馬身差です。本番でどうかというのはこの辺を考慮しておきたいところですね。とはいえクラージュゲリエはアドマイヤマーズから四馬身離されての三着、上位二頭が抜けていたレースだったといえる結果に終わりました。
でも、ダノンキングリーの上がり三ハロンメンバー中最速の脚は32.9秒という世代でもトップクラスの切れ味を見せていました。ハナを切っていたアドマイヤマーズが33.5秒とこれでも(ハナを切っていた馬としては)かなり早いタイムでそれを上回るというのは切れる馬だなぁという印象が強烈に残りました。皐月賞よりダービーってタイプかもしれません。
この二頭の能力差がないところで、サートゥルナーリアとの対決…、今年は皐月賞からして難しそうですね。
あとフォッサマグナは最後のは伸びを欠いたように見えました。
この辺は新馬勝ち直後という点がポイントなのかもしれません。自分から動いて積極策での競馬でしたので、この先もまだ成長がありそうなレース振り、ムリせず自己条件に戻って確実に勝ちを積み重ねてもらいたいですね。
馬連:1-4が的中、330円
三連複:ボックスから1-4-6が的中、390円