阪神大賞典は激しい先頭争いからの1番人気シャケトラの快勝、毎年阪神大賞典を勝った馬が強く見えるのですが、今年もシャケトラの強さが際立ったようなレースでした。
予想の結果:
1着:○10番:シャケトラ
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4着:△6番:ソールインパクト
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6着:▲2番:リッジマン
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9着:◎4番:ステイインシアトル
馬券の結果:
的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:4番:ステイインシアトル=ハズレ
馬連:4-10、2-4、2-10、4-6、6-10=ハズレ
ワイド:2-6、6-10、2-4=ハズレ
三連複:ボックス
2、4、6、10=ハズレ
三連単:4-10-2、4-10-6=ハズレ
振り返って
スタート、コルコバードが出遅れ、コルコバードを除く10頭が一団となって固まって進むスタート直後。
そこをロードヴァンドールがハナに立とうとしますが、しかしサイモンラムセスもハナを譲らない、二頭が並んで先頭争いを繰り広げます。
離れて続くのはステイインシアトル、ヴォージュと併走した三番手二頭。ここは予定通りになってくれました。
かなり縦長の展開になって、1週目のスタンド前に差し掛かります。
先頭から二頭が前に出るような格好でさらに二頭が間隔を開け五番手が離されたように見えた縦長の展開、こうして阪神大賞典は二週目に差し掛かります。
道中でサイモンラムセス先頭に立つも、ロードヴァンドールが再びハナを奪います。先頭争いが激化している道中、これはペースも上がって三番手追走のステイインシアトルに向いてくれそうな期待が高まっています。
各馬三コーナーから四コーナーへ
三コーナーに入るかどうかのところでサイモンラムセスが徐々に下がっていく、一杯になったか?と思える減速、しかしロードヴァンドールはまだ先頭をキープ、直後にシャケトラが早くも上がってきました。
直後にはリッジマンやカフジプリンス、ヴォージュも迫ってきています。
ロードヴァンドールはそろそろ、脚が鈍ってくるころかな、と思いながら、レースは最後の直線へ
先頭を行くロードヴァンドールを早くもとらえてシャケトラが先頭に立ちます。
そして二番手はロードヴァンドールがまだインで粘る、ロードヴァンドール、スゴイ粘り腰です。
シャケトラが抜けだした二番手に続いてくるのはカフジプリンス、ロードヴァンドールをかわしてカフジプリンスが単独二番手に浮上、さらにインからはソールインパクトがロードヴァンドールをとらえようと伸びてくるも、ロードヴァンドールの粘り腰が強力、ソールインパクトがかわせないロードヴァンドール。
結局その三着争いに目を奪われているうちにシャケトラが圧倒的な力の差を見せて単独ゴールイン、続くのはカフジプリンス、三着にはロードヴァンドールが粘り込みました。
シャケトラが強い競馬で阪神大賞典を勝利、天皇賞春に向けての視界は良好な圧勝劇でした。
しかしこのレース、特筆すべきはロードヴァンドールですね。
あれだけの消耗戦となったサイモンラムセスとの先頭争いをやってたロードヴァンドール、しかし最後は驚異の粘り腰、あれは恐れ入りました。
ソールインパクトが差しきってくれれば、ワイドだけは的中となっていたのですが、道中であれだけ激しい先頭争いをサイモンラムセスと競ったロードヴァンドールは、その脚を最後まで鈍らせず三着をキープするというなんとも力のある競馬。やはり並の逃げ馬じゃあないなと思わせるロードヴァンドールの逃げ(というか横山典JKの逃げ?)にしてやられたような結果に終わりました。