SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振返2019:中山11R-皐月賞

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いやー、いいレースでしたね。予想は単勝のみの的中に留まりイマイチな結果に終わりましたけど、POG馬のサートゥルナーリアが勝利してなんか格別な気分になりました。審議の時はどうなるかと…

予想の結果:

1着:◎12番:サートゥルナーリア
 …
4着:○1番:アドマイヤマーズ
 …
15着:△9番:メイショウテンゲン
18着:▲5番:ランスオブプラーナ

馬券の結果:

的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:12番:サートゥルナーリア=アタリ!
複勝:5番:ランスオブプラーナ=ハズレ
複勝:9番:メイショウテンゲン=ハズレ
馬連:1-12、5-12、9-12=ハズレ
馬単:12-1、12-5=ハズレ
ワイド:1-5、1-9、5-9=ハズレ
三連複:ボックス
    1、5、9、12=ハズレ
三連単:12-1-5、12-1-9、12-5-1、12-5-9=ハズレ

振り返って

レース前に思ったのは、雨降ると思ってたんですけどね…。当日蓋を開けてみれば、天候は曇り、馬場は芝もダートも良馬場です。
雨前提な予想だったのですが、その時点で予想は失敗しているような感じがしてきました。
それでも逆に力勝負の皐月賞が観られるからいいか、とポジティブに考えるようにします。そう考えるとダノンキングリーとか切っちゃったのは失敗だったかなぁ、なんてレース直前に思いました。どう考えても良馬場ならダノンキングリーの瞬発力は上位ですし。

そんなこと考えているうちにGIのファンファーレ。すんなりと枠入り完了したスタンド前からのスタート。

揃ったスタートで始まったクラシック第一弾皐月賞。

横一線のスタートです。
外からダディーズマインドが先頭に立とうとするも外からクリノガウディーが絡んできます。そしてインからランスオブプラーナがハナに立つ展開。
サートゥルナーリアは中団待機、包まれないような位置取りに見えます悪くない、一方でダノンキングリーはちょっとインで包まれてしまいかねない位置取りに見えました。

ハナに立ったのはランスオブプラーナ、続くダディーズマインド、クリノガウディーと追走しています。
サートゥルナーリアは中団待機、クラージュゲリエと併走しています。その内にはファンタジストの姿も見えました。
メイショウテンゲンは最後方…、これは厳しいように見えます。

各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。

徐々に前が詰まってくるレース展開、ランスオブプラーナが逃げ粘って好走って予想をしていましたが、有力馬が皐月賞の逃げ切りがあるのを念頭にいれているのか、レースは有力馬が早めの仕掛けとなっているように見えました。
三コーナーで早くもクリノガウディーが動き出し、前を行くランスオブプラーナやダディーズマインドに早めに並び掛けていきます。そこからさらにヴェロックス、インのダノンキングリー、アドマイヤマーズあたりも動き出しています。
前三頭が並んだところが四コーナーですが、そこから外にヴェロックス、ダノンキングリーがイン(の空いた隙間)から前をとらえようとしているのが見えました。

そしてサートゥルナーリア、四コーナーに入ってからアドマイヤマーズとヴェロックスの直後から徐々に前をうがかいます。
大外ブン回しってヤツですね。馬の力があればこそですが安全策で外に持ち出しました。

レースは最後の直線へ

外に回したサートゥルナーリア、アドマイヤマーズと並んでいるように見えますが、外を回したサートゥルナーリアのほうが勢いが上に見えます。
その前にはヴェロックスが、ヴェロックスを目標に直線追い出しに掛かるよう。
そしてインからランスオブプラーナとダディーズマインドの隙間を縫ってダノンキングリーが伸びる、ちょっと内と外で間隔が空いた外の方でヴェロックスとサートゥルナーリアが馬体を併せ追走、サートゥルナーリアにぴったり併走?
と、思った矢先、サートゥルナーリアがさらにグッと伸び並び掛けたヴェロックスを並ばせない勢いで突き抜けようとしていました。
よし、サートゥルナーリアが…
と思った矢先、併せたヴェロックスがサートゥルナーリアを差し返す。
え?まさか?サートゥルナーリアが?
いままでノーステッキで他馬を差し切って圧倒してきた異次元の強さを見せつけるサートゥルナーリアが、初めて直線で交わした他馬に差し返される瞬間を見て「こりゃあ、ヤバいな…」と思いました。
しかし、そんな浅見をものともせず、差し返したヴェロックスを再度差し返すサートゥルナーリア。サートゥルナーリアが前に出た瞬間に二頭はゴール板を通過していました。

最後、一瞬危ないところも見せたものの、やはり世代で力は抜けているサートゥルナーリアが最後の伸びでヴェロックスを力でねじ伏せたような走りで勝利。
一着入線はサートゥルナーリア。

ですが…、ん?審議?

審議ランプが点灯した掲示板、アナウンスがこだまします。

「最後の直線走路でヴェロックス号の進路が狭くなったことについて審議いたします。」

審議って…、どう考えてもサートゥルナーリアが審議対象ですがな。

観ていた限りではヴェロックスの進路が狭くなったという風には見えなかったのですが、あとで観てみるとムチを入れた瞬間にサッと内に寄ってしまったサートゥルナーリアがヴェロックスに接触しているかのようなヨレ方をしているのが見えました。あーそうなのね。でもそんなに影響はなかったようにもみえますけど。

結果。サートゥルナーリアが内側に斜行があったものの、到達順位通りの確定となりました。

うーん、なんかすっきりしないところもあるけど、とかくPOG馬サートゥルナーリアが皐月賞を制覇しました。
ダービーに向けて力勝負を見事に制したサートゥルナーリアが、ダービーも圧倒的に人気を背負い、しかも「叩き二走目」で挑むことになります。これは楽しみだ。

しかも、同じ三戦三勝無敗のダノンキングリーはインの経済コースを通ってロスのない競馬、にも関わらず大外を回したサートゥルナーリアは力勝負できっちり最後差し切って勝利しています。内と外の差があったうえであの走りですから、やっぱサートゥルナーリアの能力は世代で抜けた存在だなぁと改めて感じました。
逆にアタマ差の競馬をしたヴェロックスはかなり強いレース内容だったように思います。野路菊Sや東スポ杯2歳Sでコロッと負けていた時とは別馬のような力強い走り。個人的にはダノンキングリーよりヴェロックスの方が強い内容だったような走りに思えます。
ただ、それだけにちょっと最後の直線でサートゥルナーリアに寄られたのはロスに繋がったのかどうかというのが分かりにくいのがちょっとすっきりしない、というのはあります。

未だPOG馬で春二冠はお目に掛かったことがないので、サートゥルナーリアにはいろいろな期待が高まってしまいます。しかも今回の皐月賞はよくある「各馬の力関係が測りづらかった、紛れのあるレース」ではなかった、というところが次走ダービーに向けてさらに期待を高めてくれる皐月賞馬サートゥルナーリアの走りに思えました。

ケガだけはなく、無事にダービーに行って欲しいと心から願っています。

単勝:12番:サートゥルナーリアの的中は、170円