SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:皐月賞はダービーに繋がるか、考える。

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は皐月賞が終わった後で、ダービーに向けて思ったこと、をなんとなく書いてみます。

2019年皐月賞が終わった後で…

サートゥルナーリア勝利も二着のヴェロックスが強い競馬を見せて、次走のダービーでは逆転だってあるんじゃないか、って思わせる走りを見せてくれました。
東京コースになれば共同通信杯で見せてくれたあの瞬発力を駆使できるダノンキングリーだって五分の競馬になるかもしれません。

皐月賞が終わってもダービーに向けてはまだまだ考える余地がありそうですね。

四着馬アドマイヤマーズはどうもNHKマイルCに向かうんじゃないか?という話もあってグランアレグリアとの再戦ってのも面白そうなレースになりそうです。
あとはダービーの切符を逃したもののタガノディアマンテ、スプリングSでも唯一後方から一気に伸びて上位に食い込んだ末脚は並みの馬じゃないなと思わせるものがありましたけど、皐月賞でも末脚は強烈だったように思えます。ダービートライアルに出てくるのかなと気になる一頭です。

一つ、BSイレブンを観ていて聞いた情報

「ラスト二ハロンが"11.6 - 11.4"と最後までスピードが衰えておらず、ゴールまでスピードアップしているんですよね。こういう皐月賞ってまずない。」
見てみると上がり三ハロンのラップタイム、今年が「11.7 - 11.6 - 11.4」で、ディープインパクトが勝ったときは「11.8 - 11.4 - 11.3」、上がり三ハロンのラップタイムが伸びっぱなし(ゴールまでずーっとスピードアップしている)レース、というのも皐月賞としては特異な傾向のようです。ちゃんと調べていませんが、これもディープインパクト以来なのかな、と思います。

皐月賞馬は例年一番人気じゃない

ディープインパクト以来14年ぶりに無敗で皐月賞馬となったサートゥルナーリアですが、一番人気の皐月賞勝利も2013年ロゴタイプ以来となる久々の勝利です。
近年の皐月賞馬はなかなかに古馬になってからも活躍した馬が名を連ねています。現役で古馬中距離で存在感があるエポカドーロやアルアイン、近年最強馬と言われているドゥラメンテ、古馬になって短距離戦線で活躍のイスラボニータ、うーんなかなかの出世をしています。しかしそのどれもが一番人気ではないというのはなんか意外な感じがします。

昔のファンからすると皐月賞馬って古馬になってから今一つ活躍していないイメージがあるのですが、2010年皐月賞馬ヴィクトワールピサくらいから潮目が変わってきたような気がします。
ちなみにヴィクトワールピサは一番人気で皐月賞を勝利しましたが、その翌年のオルフェーヴルもその翌年のゴールドシップもともに四番人気でした。

改めておもったのですが、一番人気で皐月賞を勝利するって結構難しいんですね。

ダービー馬は人気して負けた馬(ただし春二冠を除く)

二冠馬や三冠馬はちょっと置いておいて、ダービー馬となるくらいの馬は皐月賞で負けたとしても人気してないとダービーでは通用しない、というのは個人的には忘れがちなのでしっかり覚えておこうと思っています。
割とあまり考えナシに無茶な穴狙いをしてしまうことがけっこうあるもので…。

人気薄で皐月賞好走からダービー馬となった馬は2010年皐月賞のエイシンフラッシュ(11番人気)しか記憶にありません。本番のダービーでも7番人気の低評価でした。(※この時はローズキングダムで大きく勝負していました…、時の経つのは早いものです。)

エイシンフラッシュの翌年は二冠馬オルフェーヴル、その翌年2013年は皐月賞3番人気の三着馬ディープブリランテ、2014年は4番人気4着のワンアンドオンリー、2015年は二冠馬ドゥラメンテ、2016年は3番人気二着だったマカヒキ、2017年は5番人気五着のレイデオロ、そして去年が1番人気七着だったワグネリアン、とざっとこんな感じです。

皐月賞で人気サイドの支持を集めている必要もあるし、それなりに力を見せて上位に食い込んでいる馬が多いということが見て取れます。
さらに2017年レイデオロのように、皐月賞前にアクシデントがあって仕上がり途上で出走せざるを得なかったようなケースであっても5番人気で五着掲示板とそれなりに力を見せているってのがあります。要するに「皐月賞で大敗しているような馬の巻き返し(大逆転)は存在しない」ってことと見ました。

しかし、これより前2009年のダービー馬はロジユニヴァース、皐月賞は1番人気で14着とイキナリこの傾向が敗れています。さらにその前は別路線からのダービー出走馬ディープスカイだし、その前も牝馬クラシック桜花賞から出走のウオッカです。2010年より前だとちょっと当てはまらない感じですが、近年の傾向としては割と念頭に置いておいていいんじゃないかと。

二冠馬は皐月賞一番人気じゃない

怪物オルフェーヴルでさえも皐月賞は4番人気で1番人気じゃなかった、ダービーでは1番人気でしたが。
ドゥラメンテも3番人気で皐月賞勝利からダービー1番人気での勝利でした。

逆に1番人気で皐月賞制覇したロゴタイプはダービー2番人気で五着、ダービーに照準を合わせた別路線からのキズナの後塵を拝する結果となりました。
その前の1番人気で皐月賞制覇したヴィクトワールピサもダービーで1番人気に推されたものの、皐月賞で負かしたエイシンフラッシュとローズキングダムの後塵を拝し三着という結果に終わりました。

さて、単勝1.7倍という圧倒的な1番人気で皐月賞を制覇したサートゥルナーリアはどうなんでしょうか。
なんか、ジンクスだけで見てみると、サートゥルナーリアにはかなり厳しい状況ではありますが、ディープインパクト以来となる無敗の皐月賞馬はこの辺の傾向も全部打ち破って、ぜひともダービーも制覇してもらいたいなぁ、と思っている今日この頃です。

こうなると、ダービートライアル、どのレースも気になりますね。