今週はGIヴィクトリアマイル、重賞は安田記念の前哨戦京王杯スプリングC、また先週施行中止となったダービートライアルのプリンシパルSが仕切り直しの一戦。
平場では、土曜東京7Rの500万下にプリメラビスタが鞍上福永JKで出走、日曜京都6Rの500万下にはマイエンフェルトが鞍上アヴドゥラJKで出走、と、ビワハイジの血脈を受け継ぐ二頭が500万下勝利を目指して出走してきます。頑張って欲しい。
他シンハラージャが日曜京都8Rの500万下に鞍上浜中JKで出走予定、京都9Rにはレイエスプランドルが鞍上藤岡（康）JKで出走、メインレースとなる京都11R栗東Sにはテーオーヘリオスが鞍上アヴドゥラJKで出走、と日曜の京都に普段気にしている馬が次々出走してくるので、気になる週になりそうです。
ヴィクトリアマイル
ここはやはりラッキーライラックが気になる筆頭ですね。
中山記念で牡馬相手にあれだけ好走したラッキーライラックでしたが、前哨戦の阪神牝馬Sで8着大敗、改めて牝馬は難しいというところを見せています。
中山記念で早め先頭で最後ウインブライトには差されたものの僅差で二着というレース、あのレース振りが強烈に印象に残っていたので、阪神牝馬Sでは後ろから言って外に出し、差しの競馬でそのまま後ろでレースが終わってしまう、というのがなんとも個人的に不可解なレース内容なのですが、目標はここヴィクトリアマイルだから、ということであればなんとなく（前走は流しただけか何かを試したという意味で）理解できなくもない、とはいえ、人気はするはずですからここはしっかり取捨を決めたいところです。
次点はやはり去年の四着好走の実績があるアエロリットでしょう。
速い時計の決着ならアエロリットが強い勝ち方をしそうな気がします。去年は「直前で雨が降った影響で…」みたいな敗戦コメントを見た記憶があるアエロリット、今年は雨が降りそうもないパンパンの良馬場が期待できる天気予報でアエロリットお望みの馬場になりそうな上、相手関係も去年よりは今年の方がよさそうに見えます。中心視したいもう一頭。
ただ逃げ馬という意味では、適距離がもうちょい中距離寄りかな？と思うクロコスミアも個人的には有力候補ですし、前哨戦阪神牝馬S勝利のミッキーチャームも有力候補です。アエロリットが楽に逃げれるような展開にはならなさそうですね。
このほか、スランプが長いソウルスターリングが鞍上武豊JKで出走しますし、東京コース（平場だけど）や新潟で重賞関屋記念勝利の好走実績もあるプリモシーンも前走ダービー卿チャレンジT二着と調子上向きのようで期待できそうです。
今年は上位二頭が抜けると思うけど、その他はかなり混戦模様に見えますね。面白そうな春の古馬牝馬頂上決戦です。
京王杯スプリングC
安田記念の前哨戦となる京王杯SC。
やはり素質馬復活のスマートオーディンですね。
前走阪急杯で最後方待機からのごぼう抜きという並外れたレース振りだったスマートオーディン。前走は完全にハマっただけ、という見方もできますけど「ココも勝利して華麗な復活だったことの証明」という姿を見たいです。
鞍上は藤岡（佑）JKから乗り替わりになっていますが、池添JKの手腕に期待しましょう。
あとは良血開花か？と思わせる二連勝中のトゥザクラウンもいますし、去年の三着馬で前走東京新聞杯を勝ったインディチャンプに0.1秒差の三着と好走しているサトノアレスと同レースで五着だったものの今回が休養明けから叩き二走目となって上昇が見込めるタワーオブロンドンもいますし、いつも目を付けているロードクエストとロジクライも出走してきます。
なかなか難しいレースになりそうです。
プリンシパルS
先週の土曜、雷が鳴り響き雹が降り注ぐという悪天候のために中止になってしまったプリンシパルSが今週特別登録をやり直した上で、日曜10Rに施行されます。日曜日は9Rにダート3歳オープンの青竜S、10RプリンシパルS、11Rヴィクトリアマイルとオープンクラスのレースが三連戦、忙しい日曜の午後になりそうですね。
先週の予想そのまんまで行くと
◎ルヴォルグに○シークレットランが中心になるのですが、うーん、どうしようかな。一週延びたことによる影響というのも考慮しなきゃいけないだろうなぁというところが難しさを醸し出しています。
ルメールJK騎乗停止
先週のNHKマイルCで降着となったグランアレグリアの鞍上ルメールJKが今週から騎乗停止となっています。
今週のノームコア、来週オークスのコントラチェック、そして一番（個人的に）大きいのはダービーのサートゥルナーリアの騎乗ができない、という。
今週のノームコアはD.レーンJKが騎乗しています。ルメールJKの予定していた騎乗馬は全部D.レーンJKが乗り替わるんでしょうか。来週以降この辺も注意して見ておきたい（特にサートゥルナーリアの鞍上）ところです。
