うーん、なんか思っていたのと違っていた。不安に思っていた内有利の流れは未だ変わらずの東京コースを改めて実感しました。
予想の結果:
3着:○14番:アーモンドアイ
…
9着:△16番:ロジクライ
…
13着:▲9番:スマートオーディン
…
16着:◎15番:ダノンプレミアム
馬券の結果:
的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:15番:ダノンプレミアム=ハズレ
複勝:9番:スマートオーディン=ハズレ
複勝:16番:ロジクライ=ハズレ
馬連:14-15=ハズレ
馬単:15-14=ハズレ
ワイド:9-15、9-14、9-16、15-16、14-16=ハズレ
三連複:流し
14-15:9、16=ハズレ
三連単:15-14-9、15-14-16、14-15-9、14-15-16=ハズレ
振り返って
ロジクライがゲートインして、二強対決で盛り上がる安田記念がスタートしました。
レースがスタートすると、ん?ダノンプレミアムが?なんだか一瞬の出来事で何かよく分からなかったのですが、ダノンプレミアムとロジクライの二頭くらいでゴチャっとしたような…、そしてその影響か近くにいたペルシアンナイトが何かに気づいたのか後方に下がって最後方待機となってしまいました。
先頭に目を移すと、ハナに行くのはもちろんアエロリット、高速馬場なら行かない手はないアエロリットです。二番手はグァンチャーレ。
ロジクライは三番手か四番手、直後には、
中団にはアーモンドアイとダノンプレミアムの二頭が併走して追走、その直後にはスマートオーディンです。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
アエロリットが先頭、二番手グァンチャーレまでは動かず。
三番手にはロジクライが浮上、直後にインディチャンプ、ロードクエスト、外からモズアスコットもこの辺りに加わってきます。
大外に回したダノンプレミアム、さあここから、とは思ったのですが、いかんせんスタートがスムーズでなかった分、考えていたレースの位置取りと全然違っています。大丈夫かなぁ。
そして、外にはもう一頭、圧倒的な一番人気のアーモンドアイもいます。アーモンドアイも外からお終いの脚に掛ける、とはいえ、アーモンドアイはこの位置がいつもの位置といってもいい馬、ダノンプレミアムとは違ってこちらは正攻法の競馬ですね。
最後の直線へ
アエロリットが先頭、直後にグァンチャーレ
やってくるのはインディチャンプ、ラチ沿いのインからサングレーザーも伸びてきています。
そして外からアーモンドアイ、一瞬進路に迷ったような動きを見せましたが直後に前のモズアスコットを目標に追い出しを開始、一気に前に迫る末脚を解放しています。
そしてアーモンドアイのスパートより先んじて逃げるアエロリットを射程に入れたインディチャンプ。
大外にアーモンドアイ、インで粘るのはアエロリット、そのアエロリットをとらえるインディチャンプ。
その直後、インディチャンプがアエロリットをかわした、アーモンドアイは大外から前二頭の争いに一気に加わってくるも、距離が足りなかったか、わずかに届かず連下での入線が精一杯でゴールイン。
勝ったのはインディチャンプ。東京マイルのお得意様と言えるインディチャンプが安田記念を制しました。やっぱスタート直後からスムーズな競馬で三番手追走、三コーナーから四コーナーに掛けて派ロジクライなんかを前に行かせて五番手追走から直線で前が空いたところをきっちり抜け出しての勝利でした。
インディチャンプにとっては理想的なレース運びが出来たのと、有力馬のロスが重なって、インディチャンプの勝利につながったように見えました。
二着には高速馬場を味方に付けた逃げ馬アエロリットとアーモンドアイの争い、アエロリットの方が体勢有利に見えましたが、掲示板はこの時点ではまだ確定前。
そしてレースが終わった後に下馬するダノンプレミアムの姿。
…。心配です。
掲示板が確定、勝ったのはインディチャンプ、二着には逃げて粘ったアエロリット、三着に追い込んで届かずだったアーモンドアイでした。
アーモンドアイが(アエロリットにすら)負けたことについて云々という話をちょくちょく見掛けましたが、、今の東京コースは直線で外目に回してからの差し(いわゆる外差し)はレースの決まり手として皆無なほどに決まらない状況、気候も手伝って高速馬場でレースが展開される今開催の東京コースでは、レコード連発の馬場傾向やこのレースでグァンチャーレが四着に粘り込んでいる結果がそれを物語っています。
そんなコースコンディションで、外差しを決めるには圧倒的な能力差が要求される中、アーモンドアイはよくあそこまで走りきったものだと思いました。正直上位二頭より能力的には数段上に見えたアーモンドアイの走りでした。
ただ、やっぱり勝負ってのは、常に自分のベストな環境でできるわけでもないし、実力馬が○○に泣く、ってシーンだってよくある話です。アーモンドアイにとってそれが今回の外差しが決まらない馬場だった、という見方をしています。
そしてもう一頭の有力馬ダノンプレミアム。
スタート直後でダノンプレミアムの動きがちょっと不自然だったのもあるし、さらにその直後でペルシアンナイトが謎の失速で最後方に下がったのもちょっと気に掛かるところです。
そして心配なのは、ダノンプレミアムのレース後の下馬。ケガしたのかなぁ…、無事であって欲しいなぁと思います。心配です。
そして、三着を探すゲーム、と考えていた今年の安田記念は、三着を探すという意味では三着アーモンドアイを予想に入れていましたが、まさかインディチャンプが勝ち切って、高速馬場を味方に付けたアエロリットがきっちり逃げ粘るなんて…。
予想でも「でも現実的に行くとしたら、やっぱアエロリットとかインディチャンプですよね。穴と言ってもサングレーザーくらいまでのような気もしますけど。」なんて言ってます。夢をみすぎたようです。結果を見れば、ちゃんとサングレーザーまでが掲示板に来ています。やっぱ地に足を付け、しっかり予想しないとなぁ、と思った今年の安田記念。
特にアエロリット、その走りをヴィクトリアマイルで見たかったよ(と思う個人的見解)、内有利で前行かないと勝負に絡めない、外を回して差し追い込みはまずもって届かない、この傾向は継続中なので、来週も頭に入れてちゃんと予想に反映しておきたいと思いました。