ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日はサートゥルナーリア天皇賞秋挑戦決定にともなって、前哨戦やら秋華賞も菊花賞も終わっていない現在の状況で、一足先に2019年の天皇賞秋について思ったことをツラツラと雑談。
愛馬サートゥルナーリアの天皇賞秋挑戦
サートゥルナーリアの次走が天皇賞秋に決定。
現役最強馬アーモンドアイと対決です。
しかしアーモンドアイもサートゥルナーリアも主戦はC.ルメールJKです。
もちろんのことですが、ルメールJKはアーモンドアイを選択しました。サートゥルナーリアはC.スミヨンJKに乗り替わりとなります。
凱旋門賞もスミヨンJK騎乗で日本馬のキセキが出走、そのスミヨンJKでサートゥルナーリアは天皇賞秋をどのように走るか、期待は高まります。
ただ、スミヨンJKは…、ブエナビスタであまりイイ思い出がないため、個人的なイメージとしてはそれほど良くない（あくまで個人的なイメージ）です。
まだ前哨戦すら終わってない状況ですが、今年の天皇賞秋は個人的に大盛り上がり。
凱旋門賞挑戦のフィエールマンやブラストワンピースやキセキの三頭は出走しないものの、その他でも豪華メンバーの出走が予想されます。
その他のメンバーってのを考えてみると、これがどうもスーパーGIのようなメンバー。
その他のメンバーを考えると、有力馬は…
まずはアーモンドアイ、早くから秋の目標を天皇賞秋に照準を絞って調整しています。
人気、実力を兼ね備え、現役最強として日本競馬界を引っ張る一頭。
まずもってサートゥルナーリアのライバル候補の筆頭といえそうな最強馬です。
次点にダノンプレミアム、この馬も天皇賞秋に早くから出走を表明している一頭。
安田記念は謎の16着大敗となってしまいましたが、今年の金鯱賞で見せた圧勝劇を考えるとやはり2000mのGIであればアーモンドアイと互角に戦える現役馬ではないかと。
そしてサートゥルナーリア同期のダノンキングリー
毎日王冠に出走予定、その後天皇賞秋を見据えての出走になるような話を聞いたことがあります。
そこから考えると、マイルCSと天皇賞秋のどっちを獲りに行くのかは少々気になる所です。そういう意味では毎日王冠の走り次第で変わってくるのかもしれません。
ただ、この馬、共同通信杯でアドマイヤマーズを完封しているレース振り、これを考えると東京コースは得意コースで毎日王冠でも好走期待と考えるのが自然に思えます。
毎日王冠には安田記念の勝ち馬インディチャンプやアーモンドアイに先着となる二着馬アエロリットに加え、GI馬ペルシアンナイトも登録していて、ここだけでも結構レベルの高いレースになりそう
ダービー馬も多数
今年のダービー馬ロジャーバローズは引退してしまいましたが、ダービー馬も三世代出走してきそうな今年の天皇賞秋です。
ワグネリアンは札幌記念四着からのい直行で天皇賞秋に登録しています。
体質が弱いのかあまりレースの回数が使えていませんが、それでも有力馬の一角になるのは間違いなさそうな昨年のダービー馬。
奇しくも前走同じ四着に敗退したレイデオロは一昨年のダービー馬。
こちらはまだローテは決まっていないような感じですが、オールカマーを使ったから次走天皇賞秋というのは自然なように思えます。
近走（今年に入ってから）は去年のような圧倒的なところが成りを潜めており、好走止まりになっているところは気に掛かるところですが、東京コースはGI二勝の舞台、実力はあります。
そして三年前の2016年ダービー馬マカヒキ。
この馬も天皇賞秋を予定している一頭。勝ち鞍にこそ恵まれていませんが、上がりの競馬で好走というケースもちょくちょくあり、今年の大阪杯でも10番人気の低評価ながらお終いよく伸びて（上がり三ハロンのタイムメンバー中最速の脚で）四着に飛んできました。まだまだ元気。
ダービー馬が三世代揃って出走（しかも人気の中心じゃない？）となると、もうそれだけで豪華天皇賞秋に華を添えてくれているじゃないか、って思います。改めてアーモンドアイは（これらのダービー馬差し置いて一番人気確定なんだから）すごいなと。
その他のGI馬も
歴史の浅いGI大阪杯を制した2000mGI馬二頭も有力候補です。
今年大阪杯を制して久々の勝利をGIで飾ったアルアインも次走予定が天皇賞秋となっているので出走してきそうです。宝塚記念は平常運転に戻ったか四着とマズマズの入着、どのGIでも大崩れしない魅力がアルアインにはあります。
去年の大阪杯を勝利したスワーヴリチャードも次走予定が天皇賞秋、出走してきそうですね。
大阪杯以来勝ち鞍がありませんが、ハイレベルのGIで三着を連発、今年も宝塚記念で三着、ドバイ・シーマ・クラシック三着と走っています。去年のアーモンドアイの勝ったジャパンカップの三着だし、適距離じゃないマイル戦の安田記念も三着、左回りコースならかなり走るのですが右回りも克服しつつある昨今です。
加えて、前走大敗したものの香港GIを制したウインブライトも次走予定が天皇賞秋、帰国後の初戦は謎の大敗になってしまいましたが、叩いて二走目で変わり身あるかと言う点は気になるところです。
GI馬じゃないけど有力馬
個人的にGI未勝利馬でもかなり有力とみているのがユーキャンスマイルです。
明らかにサウスポーといえそうな走り、京都コースの万葉Sでヴォージュに負ける次走東京コースのダイヤモンドSで圧勝、天皇賞春は五着掲示板に終わるものの、間隔が空いて左回りの新潟記念に出走すると圧倒的な末脚で快勝しました。
能力はGI級と思えるような大物感（ただし左回りに限る）を漂わせているようなユーキャンスマイルです。
レイデオロやウインブライトが人気を集めた今年のオールカマー優勝馬スティッフェリオも次走予定が天皇賞秋。
小倉と福島でそれぞれ重賞勝利、しかし続く大阪杯、宝塚記念と連続7着で平坦小回りの馬とみられていたためか小回りで直線野坂がある中山コースのオールカマーは四番人気という微妙な人気。しかしそこをハナを切って逃げ後続を振り切って勝利。力は付けているように思えますが。
あとエアウィンザー
今週の京都大賞典に登録しているので、京都大賞典後のローテが分かりませんが、去年芝2000mのレースを準オープンクラス二勝含め四連勝で重賞チャレンジCを制覇した実力、加えてそのチャレンジCの勝ちっぷりがまた…、何頭もの重賞馬相手にして二着に三馬身差の圧勝、今年の金鯱賞ではダノンプレミアムを差し置いて一番人気に推されています。
大阪杯五着以降休養で秋初戦が京都大賞典となっていますが、芝2000mのレースと言えばエアウィンザーも出走してくるんではないかと。
他にもカデナも天皇賞秋が次走予定になっているのですが、最近復調気配を見せているカデナが大穴になってしまうほどの豪華メンバーによる天皇賞秋となりそうです。
馬柱を見るのが楽しみ
ここまで挙げたなかで天皇賞秋に出走しそうな馬だけ考えても16頭-18頭くらいになります。
もし、ホントにココに挙げたメンバーが全て出走するのなら、かなりの豪華メンバーが秋の古馬GI初戦、天皇賞秋に集結ということになります。
これが、今年の天皇賞秋がいつもより楽しみな理由、いきなり秋初戦が頂上決戦と言えるレースになるかもしれないってことです。
きっと、馬柱を見てこう思うんです。
「有馬記念の前に、オールスター戦を開催してどうする。」
