秋華賞、予想が難しいレースです。牝馬のレースはただでさえ調子の把握が難しい上に、このレースは馬場と展開もちょっと見えてこないところが問題です。
予想：
◎1番：ダノンファンタジー
○8番：カレンブーケドール
▲16番：パッシングスルー
△13番：サトノダムゼル
△17番：エスポワール
馬券は：
単勝：1番：ダノンファンタジー
馬連：1－8
枠連：1－4、1－7、1－8、4－7、4－8、7－8
ワイド：8－16、13－16、17－16、13－17、8－13
三連複：1－8－16、1－8－13、1－8－17、8－16－13、8－16－17
三連単：1－8－16
考えたこと：
去年はあまり嬉しくない結果に終わりました。
去年の予想：予想2018:京都11R－秋華賞 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
去年の結果：振り返り2018:京都11R－秋華賞 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
三冠馬誕生のレースで野暮な予想をしていました。
今年は混戦だし、台風直後で馬場の悪化も気になるところ。渋った馬場で力を発揮しそうなタイプというのも気になる所です。
いつもなら
◎ダノンファンタジー
○クロノジェネシス
▲コントラチェック
△ビーチサンバ
とダノンファンタジーとクロノジェネシスを中心に狙って行くところですが、これだと紫苑S組はバッサリ切ってしまうことになってしまうのが困ったところです。ここ二年は紫苑Sを軽視したせいで失敗しているような印象があります。
紫苑S組を重視すると、
◎パッシングスルー
○ダノンファンタジー
▲カレンブーケドール
△フェアリーポルカ
△クロノジェネシス
うーん、微妙にフェアリーポルカとクロノジェネシスの取捨は迷う感じです。フラワーCであれだけの圧勝を見せたコントラチェックを切ってしまうというのもなんだか不安。
しかし、それでもダノンファンタジーは動かないかな、ということで本命はダノンファンタジーにしました。
やはり春のクラシックの不振が引っ掛かりますが、ローズSはきっちり大外差し切っての勝利、改めて能力の高さを見たようなレース振りでした。
ローズSの勝ち馬は上位に来る傾向もありますし、連は外さないのではないかと。
この馬の場合、相手関係よりは掛からないように折り合い付けて道中我慢して進めるかがポイントになりそうな印象があります。
さて、ここから下がかなり問題です。オッズも11頭（12頭？）が20倍以内に収まっており、取捨選択が難しそうな今年の秋華賞です。
ここで思うのが、台風の影響で馬場の悪化が懸念されます。馬場が悪化するとしたら、やはりシゲルピンクダイヤとかカレンブーケドールあたりは浮上してきそうな感じがします。ただ、シゲルピンクダイヤってここでは距離がちょっと長いイメージ、もうちょっと短いところなんじゃないかなぁというイメージがあって狙いづらいところ。
そこで対抗にカレンブーケドール。
道悪に実績があるというわけではないのですが、今年の秋華賞は馬場が渋って上がり三ハロン最速の脚を使うような瞬発力勝負、というよりは、どちらかというと長くいい脚を使って持続力勝負になりそうなイメージがあります。今年のオークスも同じようなレース内容でした。ここで勝ち馬と僅差の競馬を見せてくれたカレンブーケドールの出番なのではないかと見ています。勝ったラヴズオンリーユーは出走していないことですし、似たようなレース内容になるのなら繰り上がりで勝ち切るシーンもあるのではないかと。
似たような感じでパッシングスルーを三番手評価としておきます。
この馬も二走前は1勝クラスではありますが、古馬と一緒に走った稍重馬場を先行して押し切って二着に三馬身差の勝利、紫苑Sの実績も含めて有力な候補です。その割には人気が今ひとつ（前日オッズでは10番人気の18.1倍）というところも魅力。一発あってもよさそうです。
おさえには二頭迷っている馬が。
一頭は去年のPOG馬という贔屓目入れても、今回のレース展開に合いそうなエスポワール。前走の中京2勝クラスで古馬相手に重馬場の中を四馬身差の圧勝、先行して番手からの抜け出しというレース運びも今回の秋華賞のレース展開に合いそうな乗り方に思えます。ただ人気被りすぎかなぁ（前日オッズで2番人気7.6倍）と感じるところがあって、少々尻込みしてしまいます。
もう一頭が三戦三勝、無敗のディープインパクト産駒サトノダムゼル。
この馬も前走は古馬相手の二勝クラスで重馬場のレースでした。
二着にクビ差という僅差でしたが単勝1倍台の人気に応えて勝利、三戦三勝無敗のサトノダムゼルの出走はなんとも気になる一頭です。こっちもマズマズの人気（前日オッズで6番人気10.6倍）で狙い頃のような感じもします。連下なら。
さらに、前に行ける脚質という意味ではコントラチェックも捨てがたいところがあります。フラワーCの圧巻の競馬もそうですし中山コース二連勝の実績から京都内回りコースは合いそうに見えます。
うーん、迷うなぁ…手広く行きたいなぁ…、と思ったので、ここも枠連を中心に考えることにしました。パッシングスルーとエスポワールは同枠となる8枠ですし、コントラチェックとサトノダムゼルも同じ7枠です。しかもシゲルピンクダイヤのおまけ付き。
ダノンファンタジーがメイショウショウブ取消によって1枠1番が1頭だけになってしまいましたが、カレンブーケドールの4枠はこりゃまた怪しいビーチサンバが入っていることですし、枠連の狙いでいいかなと思いました。
あと、クロノジェネシス、ここの取捨は迷ったのですが、例年の秋華賞は差してくる上がりの競馬、しかし、今回は台風で馬場が渋って後ろから行くタイプにはあまり向かない馬場と展開になるとみました。
パンパンの良馬場なら本命に据えてしまいそうなクロノジェネシスですが、馬場の悪化でここは控えておくようにします。
