今年の天皇賞（秋）は負けて悔いなし。
サートゥルナーリア本命で勝負したのですが、負けでした。
予想の結果：
1着：△2番：アーモンドアイ
2着：○9番：ダノンプレミアム
…
4着：▲6番：ユーキャンスマイル
…
6着：◎10番：サートゥルナーリア
馬券の結果：
的中した買い目には「＝アタリ！」
外れた買い目には「＝ハズレ」
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単勝：10番：サートゥルナーリア＝ハズレ
馬連：9－10、6－10、2－10＝ハズレ
枠連：2－5、3－5、5－5＝ハズレ
馬単：10－9＝ハズレ
ワイド：6－10、6－9＝ハズレ
三連複：ボックス
2、6、9、10＝ハズレ
三連単：10－9－6、10－9－2＝ハズレ
振り返って
良馬場で開催される慶祝競走となった今年の天皇賞（秋）がスタート。
アーモンドアイ好スタート、サートゥルナーリアもマズマズのスタートです。ダービーの時のようなロスがなくてまずはホッとしました。
ハナを切るのはアエロリット、続くスティッフェリオに次いでサートゥルナーリアです。三番手を追走しているのがサートゥルナーリア、その外にドレッドノータス、直後にダノンプレミアムと併走するアーモンドアイ。
ダノンプレミアムもアーモンドアイも中団よりちょっと前、好位にいます。
後方から四頭目ユーキャンスマイルは直線勝負、マカヒキやケイアイノーテックが付近にいます。
その三頭から間が空いて最後方はカデナが追走。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
アエロリットはそう速くないペースでレースを引っ張っているようにみえます。（1000m通過は59.0秒、前走の毎日王冠も前半1000mは58.5秒でレースを引っ張ってインディチャンプを抑えて二着だしむしろ遅い？スローペース？）
しかしオールカマー逃げ切り勝利を収めたスティッフェリオがアエロリットの後ろに徐々に迫ってきています。
そしてその後ろインにはサートゥルナーリア、そしてその外にはダノンプレミアム、期待の本命＆対抗となる予想馬二頭が見せ場たっぷり、前に迫ってきます。
最後の直線へ
先頭はアエロリット、まだ逃げる、そこにサートゥルナーリアが迫る、サートゥルナーリアとダノンプレミアムが並んで前のアエロリットへ徐々に迫ってきます。ワクワク。
と思ったら、
インから一気にアーモンドアイ
ん？ラチ沿いから、アエロリットの影からいきなり現れた現役最強馬、このレースの大本命、日本の競馬ファンみんなが本命視し一番人気に推したこの馬が、アエロリットよりインのラチ沿いを一気にイン抜けすると次元の違う脚で先頭に立ちました。
その後ろには粘るアエロリットにサートゥルナーリア、外からダノンプレミアムが並びます。
そしてアーモンドアイ、着差を広げてアーモンドアイが圧勝、二番手はダノンプレミアム三着はアエロリットでゴールイン。
…。
なるほど。
アーモンドアイには誰も勝てん。
ラチ沿いを突いてアエロリットよりインから抜け出してきたとき、もう絶望感が襲ってきました。大外差しじゃないのか…。
このレース、アーモンドアイが破格だったというのもありますが、ルメールJKのロスのない競馬も最後の三馬身差という着差に繋がったといえそうです。
そしてサートゥルナーリアは最後の直線100mくらいで急失速、着外に終わってしまいました。
そしてアエロリットの後ろにユーキャンスマイル、これは見事な好走でした。入着争いしてくるだろうと思ったいましたが、アエロリットは捕まえきれなかったし、やはりコース適性と新潟記念勝利の実績だけでこのメンバー相手に勝ち切るにはまだまだ足りないところがあるようです。
でも上がり最速の脚で最後伸びて、ワグネリアンと一緒に最後サートゥルナーリアをかわして掲示板に入ったのは力あると思います。五着ワグネリアンをクビ差抑えての勝利ですし。
しかし、上がり三ハロンのタイムメンバー中最速の脚を使ったユーキャンスマイルの上がりは33.7秒、一方で勝ったアーモンドアイは好位追走の位置取りで上がり三ハロンは33.8秒をマークしています。こんなん、誰も追いつけません。
話は再びサートゥルナーリアの話に。
デビューからサートゥルナーリアを見てきて、今回の印象としては、
「世界を制するレベルと競るには一ハロン長かったのかもしれない。」
と感じました。
デビューから基本的に持ったままで楽勝を続けてきた怪物サートゥルナーリアでしたが、ダービーはスタートのロスがあったにせよちょっと距離が…、と評されていました。
神戸新聞杯で距離の壁は克服（克服というか壁はないというか）したように見えたのですが、同世代の少頭数の2400mであれだけの圧勝でも、今回2000mで世界を制したアーモンドアイ相手に互角に戦ってきたメンツです。アエロリットはアーモンドアイに安田記念で先着していますし、ダノンプレミアムは2000mの古馬重賞で周囲を子供扱いしていたレベルで安田記念ではアーモンドアイに勝つか負けるかぐらいに評された一頭です。さすがにこの辺の一流相手で戦うには一ハロン（もっというと二ハロン）長かったのかもしれない、って思いました。
じゃあ、次走はマイルチャンピオンシップ？なんて単純なことにはならないかなぁ。でもチャレンジC出走ってのもピンとこないし、JCや有馬記念なんて距離云々でもうないだろうし。
香港行っちゃうって可能性もなきにしもあらずですね。個人的にはダノンメジャーのローテである天皇賞（秋）⇒マイルチャンピオンシップというローテはちょうどいい感じのレース間隔に思えています。
でも、年内休養、というのもありそうだなぁ、って思っています。兄弟馬もケガで引退ということが多かったですし。
そうなると、来年のローテは、「今年ダノンプレミアムが歩んだローテがいいんじゃないか？」って思うところもあり、負けてなお次の可能性が楽しみになる、天皇賞（秋）となりました。
