SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

マヤノトップガンが世を去る

広告

2019年、多く名馬が世を去る年、また訃報に触れて寂しい思いをしています。
90年代に競馬を盛り上げた名馬マヤノトップガンが世を去りました。27歳でした。

訃報

マヤノトップガンは2015年に種牡馬を引退して功労馬として余生を過ごしていました。
2019年11月3日、老衰で世を去ったそうです。
後継種牡馬という意味では?ですが、産駒に重賞馬も多数送り出したし、種牡馬を引退してゆっくりと老後を過ごしていた中で老衰ということで、思い出の馬が幸せに過ごしていたんだなぁと思うと、この訃報で寂しい一方でなんかこう最後まで全うできて良かったなぁ、と思うところもあって、複雑な心境です。

マヤノトップガンの思い出

競馬見るようになってから、一つの初めてを体験させてくれた馬がマヤノトップガンでした。
夏の上がり馬として条件馬を予想したレースから秋になってGIホースに駆け上がったというサクセスストーリーを条件馬の時代から見ていた一頭、というスターホースです。

いろいろ思い出があります。

specialweek.hateblo.jp

古馬になってからも

specialweek.hateblo.jp

実に思い出深い一頭。

サイアーとしても

サイアーとしてもサンデーサイレンスとサンデーサイレンス産駒全盛の時期にブライアンズタイム後継種牡馬として期待され、ウオッカを輩出したタニノギムレットほどではないにしろ、重賞馬を何頭も送り出しています。
個人的に思い出深い産駒は、GI好走があるチャクラや、ダート戦線を賑わしたメイショウトウコン、重賞二勝のトップガンジョーといった産駒が予想した(てことはレースを観た)記憶が今でもあります。

サンデーサイレンス産駒が勝ちまくっていた時代に重賞馬を何頭も送り出したマヤノトップガンは種牡馬としても優秀だったことがうかがい知れます。

個人的にはマヤノトップガンの母父ブラッシンググルームとヘイルトゥリーズン系の相性は悪くないと思っており、サンデーサイレンス産駒で母父ブラッシンググルームという配合の馬をPOGで何度か狙った記憶があります。ただ、その指名馬は結果が出ず、ブライアンズタイム産駒であるマヤノトップガンが勝ちまくったというのは皮肉なものです。

マヤノトップガンの鞍上

JRA関係ではタブーのような扱いになっている主戦ジョッキー。
しかし、気性難があったマヤノトップガンにはあの鞍上だからこそ三歳(当時の馬齢で四歳)有馬記念の逃げ切り勝ちや翌年の伝説となった阪神大賞典のマッチレースや、低迷後の97年の復活劇で世界レコードでの天皇賞(春)制覇などが達成できたのだという気がしています。
並の鞍上だと、競馬を教え込んでいる内に勝ちきれない感じの走りで終わっていた可能性も感じます。(あくまでも個人的には)

マヤノトップガンにあの鞍上あり。
マヤノトップガンから鞍上の騎乗方法にも興味を持つようになった、そんなきっかけを与えてくれた忘れられない一頭となったマヤノトップガンでした。