昨日の中長距離戦線に続いて、短距離戦線も何となく見渡してみました。
でも、スターぞろいな中長距離を守備範囲とする馬たちに比べて、なんだかちょっと落ちる印象があります。
マイル王インディチャンプ
去年は安田記念とマイルチャンピオンシップを勝利し、文字通りマイル春秋連覇でマイル王に輝いたインディチャンプ。
しかし、そんなインディチャンプを狙うマイル戦線の新鋭ともいえる存在がアドマイヤマーズといえそう。
香港マイルを勝利し、今年古馬となって改めて安田記念を狙っていくはず(と見ています)で、出走すれば本命候補となるでしょうし、今年は安田記念にアーモンドアイが出走することもないだろうから、新旧マイル王対決となりそうな予感。
ここに(現在はケガで休養中の)ステルヴィオとか、去年スワンS二着で復調気配が見えた一昨年の安田記念勝ち馬モズアスコットとか、GIタイトルにあと一歩手が届いていないけど有力(と思っている)サングレーザーなんかが相手候補として争いに加わってきそう。
あと三歳馬ならダノンキングリーもこの路線かなと思います。
スプリント王タワーオブロンドン
スプリント路線は去年の高松宮記念の勝ち馬ミスターメロディとスプリンターズS勝利のタワーオブロンドンの二頭。
とはいえミスターメロディは秋のセントウルSからスプリンターズSと低迷、ダートも走れるタイプのためかそのあとJBCスプリントに出走して一番人気に推されるものの六着と着外に敗退してしまいました。
こんな感じでミスターメロディはちょっとパッとしないような状況、このためタワーオブロンドンと競るとしたら、どっちかといえば「今度こそ」のダノンスマッシュのほうが有力といえるのかも。
あとはスプリンターズSで驚異の逃げで二着に入線し、三着に飛んできたダノンスマッシュをクビ差凌いだモズスーパーフレアも有力候補。
うーん、なんかこの辺以外でこれと言って思い浮かんでくるタイプのスプリンターが浮かんできません。よく予想で狙うダイメイフジとかダイメイプリンセスはGIではちょっと 力が足りないイメージですし。
新年から二ヵ月くらいで重賞から新たなヒーローが生まれてくれそうな、そんな気もする短距離路線です。