今週は中央競馬のお年玉レース京都金杯と中山金杯の二レース。
去年はささやかに的中できていたので、今年も新年から的中といきたいものです。
平場では、月曜の京都7R1勝クラスにマイエンフェルトが団野JKで出走予定。
二桁着順と掲示板を交互、という微妙な成績、ただ団野JKが減量騎手となるため斤量が大幅マイナスとなる点は注目しておこうかなと思います。
中山金杯
去年は中山巧者ウインブライトが勝利した一戦、ここから香港GI制覇へと羽ばたきました。上位に入線したステイフーリッシュも重賞戦線で活躍しました。
今年は24頭が登録に名を連ねており、除外馬が多数出そうな状況。
その中でもクレッシェンドラブが有力に思えます。
福島記念勝利で勢いに乗る、中山コース巧者、という点がなんだか気になります。
去年のウインブライトも中山巧者で福島記念の勝ち鞍がありましたし、福島記念勝利の前走から中山金杯出走で二着と好走した2018年ウインブライト二着の中山金杯も記憶に新しいところです。
重賞実績だけを見て「福島巧者なんでしょ?」と片付けるのはちと早計、前走勝利の勢いに乗って得意の中山コースでも重賞勝利で連勝というシーンもありそうです。
でも、トリオンフもすごく気になります。
世間的には中山開催だしザダルのほうが人気で上回りそうな気がしますけど、前走の走りから考えるとトリオンフのほうが勝負になりそうな感じがしています。
しかしザダルは乗り替わりマーフィーJKで距離もコースもザダル向きになって人気しそうだし、勝負に来ているような気配を感じます。勝ち負けしそうなところ。
うーん、でもトリオンフかなぁ、迷います。
トリオンフは、前走チャレンジCでは懐疑的な周囲の低評価を嘲るようにハナを切って逃げるとそのまま粘り込んでゴール、アタマ差ロードマイウェイの追撃に屈しましたけど、改めてGIも狙えると評価されていた実力を1年4ヶ月の休養明け初戦で見せつけるような快走でした。
一昨年の小倉大賞典や小倉記念と小倉コースの重賞を圧勝しており、小回りコースはお手の物、中山2000mの舞台も合いそうです。前走の反動でもない限りはかなり上にいけそうです。
あとは、着順ほど負けてないギベオン、人気を裏切り続けていますが、人気が落ちるここは面白いかも。
京都金杯
去年パクスアメリカーナが勝利しGI戦線参戦を期待されましたが、マイラーズC後にケガで長期休養、代わりではありませんけど二着のマイスタイルが重賞初制覇やGIマイルチャンピオンシップで四着の好走など沸かせてくれました。
京都コースということを考えると…、やっぱソーグリッタリングじゃないかなと。
たびたびソーグリッタリングを狙っていますが、今ひとつ的中に結びつかない状況もありますけど。
ソラを使うところがあるから難しい一頭ですが、鞍上は都大路Sを勝利した時の川田JKに乗り替わりとなります。京都はカシオペアS三着もあって1800mから1600mに一ハロンの短縮とはいえ京都金杯は走りそう。
マイル戦も前走キャピタルSで四着、去年の関屋記念も勝ち馬とタイム差0.1秒差の三着と対応できそうですし、人気を被りそうな気がします。
その対抗馬としては明け四歳カテドラルかなと思います。
意外にも京都コースは初コースとなった前走マイルチャンピオンシップで六着、後方から一気に伸びた末脚はもちろん上がり三ハロンのタイムメンバー中最速、父ハーツクライを彷彿とさせる末脚でした。
阪神マイルのアーリントンCで勝ち馬にクビ差の惜しい二着、続くNHKマイルCもアドマイヤマーズに0.1秒差という差の無い三着という実績馬、アドマイヤマーズが香港でマイルGI勝利を挙げていることを考えるとカテドラルももっと走って良さそうに思えます。
マイルチャンピオンシップと富士Sはいずれも斤量差がある状況で掲示板争いが精一杯という走りでしたが、このレースから斤量差が無くなる状況でカテドラルがどれくらいやれるか、今年のローテーションを決定する上で試金走となりそうな一戦と言えるのかもしれません。
もう一頭、昨年の秋にいきなり主役級の扱いになったダイアトニックも人気しそうな一頭です。
前哨戦のスワンSでGI馬モズアスコットをハナ差退けて勝利、本番マイルチャンピオンシップでは二桁着順に敗れてしまいましたが京都1400mの勝利だけで1勝クラス(旧500万下)からのし上がってきた京都コース巧者としての実力はここでも侮りがたいものがあります。ただ、もしかして(父ロードカナロアから)1400mベストの馬という可能性もあり、人気したとしてもしっかり取捨は考えたいものです。
てっきり中山金杯に出走と思っていましたが、チャレンジCでトリオンフに次ぐ三着に終わったブレステイキングも本格化の気配が見え隠れする一頭です。
2歳から3歳にかけて結構評価されていたブレステイキングなのですが、プリンシパルSをアタマ差二着でダービー出走切符を逃すと、秋にはセントライト記念で三着馬とハナ差となる接戦で四着に敗れて菊花賞にも出走できませんでした。
自己条件でコツコツと、その中でも掲示板を外すこともなく、堅実に走っています。
昇級初戦でオープンクラスを再び走ることになった前走、チャレンジCは結構メンバーが揃っていた一戦でしたが、勝ち馬とアタマ差の接戦となった二着トリオンフから半馬身差の三着、その後ろにはハッピーグリンやゴーフォザサミットなどの重賞馬が続いていたことを考えると健闘といえそうな内容です。本格化の兆しが見えているといえるのかもしれません。
しかし…、登録があった2000mの中山金杯じゃなく、わざわざ遠征してマイル戦の京都金杯を使う、なんとも不気味であります。
あと、穴ではドーヴァーなんかも面白いかなとも居ます。重賞では七着⇒八着とちと足りないように見えますが、勝ち馬からは0.4秒差という悪くない競馬、前走不良馬場ながらリステッド競走勝利でニューイヤーSに続いてオープンクラス勝利二勝目を挙げました。
人気薄いようならドーヴァーも十分通用しそうな実力馬として積極的に狙ってイイのかなぁとなんとなく思っています。
他にも…
今週は変則日曜と月曜という開催で、重賞以外にも三歳戦ジュニアCや長距離戦万葉S、芝の短距離戦カーバンクルSとオープン特別も面白いレースが三鞍。
万葉Sは去年ユーキャンスマイルが出走して二着、左回りの右回りの走りの差がユーキャンスマイルの馬券検討に大いに役立つレースでした。
オープン特別も気になる新春です。