SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2020:高松宮記念、日経賞、毎日杯、マーチS

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今週はGI高松宮記念、長距離重賞日経賞に3歳重賞毎日杯、ダート重賞マーチSと3月末恒例となるGI+豪華重賞ラッシュ。
日経賞は言わずと知れた天皇賞(春)の前哨戦ですし、毎日杯はNHKマイルCに向けた重要レース、ドバイワールドカップデー中止だけに国内のレースを楽しみたいですね。

平場では、土曜中京12Rの岡崎特別(2勝クラス)にスイーズドリームスが鞍上吉田(隼)JKで出走予定。
スイーズドリームスは近三走は二着一回三着二回と複勝圏で勝ち負けに絡んできている現状なので人気するだろうけど期待。
翌日の日曜阪神9R四国新聞杯(2勝クラス)にタンタラスが浜中JKで出走予定、続く阪神10R武庫川S(3勝クラス)にはソシアルクラブが鞍上岩田(望)JKで出走予定と、ブエナビスタ産駒の姉妹が揃って日曜阪神に連続で出走で楽しみです。
二頭とも現級では通用する力を見せており、いずれも鞍上の乗り替わりで改めて期待したい二鞍となります。

高松宮記念

まずは前哨戦制覇で意気が揚がるダノンスマッシュかなと。
今度こそのダノンスマッシュ、オーシャンSの完勝を見るとやはり人気は必至、スプリンターズSはタワーオブロンドンの後塵を拝して三着に敗れますが、前走は逆転してダノンスマッシュの勝利、タワーオブロンドンが三着に敗れています。
一週前の追い切りで跨がった三浦JKが騎乗だと思っていましたが鞍上が急遽替わって川田JK、前走勝利の川田JKで連勝でGI初制覇を狙うことになりそうです。

対抗馬としてはやはり破格の牝馬グランアレグリアかなと。
スプリント戦は初距離になりますが阪神Cを見る限りでは十分対応できそうです。
休養明け初戦ですが桜花賞もぶっつけ本番で圧勝でしたし、阪神Cも久々を使っての圧勝でした。休み明けは良いといえそうなので今回の勝負度合いは高そうです。
なんと言っても古馬と初対戦になった阪神Cのあの勝ちっぷりはちょっと別格だったなぁと思える走り。

現状充実一途のモズアスコットも出走してきます。
根岸SからフェブラリーSと連勝しダートでも芝でも強いところを見せてくれたモズアスコット。
フェブラリーS後には海外遠征という話だったような気がしますが昨今の状況から国内戦に出走のモズアスコットです。
安田記念とフェブラリーSの両GI勝利で実力があるのは間違いがないところで、ここでも有力候補の一角を占めそうです。
安田記念勝利以降は芝のマイル戦でしばらく低迷があったものの、それはいずれもマイルの距離の話で、低迷中でも1400m戦は二戦して二着二回と勝ち負けしていました。
そこから考えてもスプリント戦はイキナリの初距離であっと言わせる三連勝だってあってもおかしくないものがあります。

モズといえばモズスーパーフレアも今度こその一頭ですね。
ハイペースで逃げて粘り込むあの逃げはまだまだ健在、シルクロードSは直園で脚が止まってしまいましたが、人気にならない分楽に逃げることが出来るかも。警戒重要ですね。

去年のスプリンターズS勝ち馬タワーオブロンドンがちょっと存在感薄く見える今回の出走メンバー。
タワーオブロンドンは去年のスプリンターズSの勝ち馬ですし、オーシャンSでも休み明けを三着とマズマズの走り、とはいえダノンスマッシュから0.7秒差というのはちょっと物足りないところがあって、それでも人気はそれほど落ちないだろうなというところで配当妙味が薄いように思えます。
でも去年のスプリント路線転換からは複勝圏内を外さない堅実な走りは魅力で、スプリント戦に集中するようになってココでもきっちり走ってきそうな感じはします。

穴だと…、うーんこれだけのメンバーですからね。ヒモ穴ということでナックビーナスなんかはどうかなと。
三年連続で高松宮記念出走、今年で四度目の挑戦のナックビーナスは今年を含めて四回のステップレースはいずれもオーシャンSからのローテで出走しています。そしてオーシャンSを四年連続二着という力のあるところをみせているナックビーナスの成績は、2017年=八着、2018年=三着、2019年=14着と決して好成績といえませんが、2018年の三着を考えると走れない舞台というわけではなさそう。しかもそのときも10番人気の低評価でしたし。
人気があまりにもないようなら複勝で狙ってみるのは面白いかなと。

他にも魅力的な実力馬がたくさん出走してきますね。
去年12番人気の低評価で穴をあけたセイウンコウセイも出走しますし、主力との直接対決がなくて全然底が見えていないアイラブテーラーも人気がなければ魅力、シルクロードS快勝でも有力馬が多すぎて人気が集まらなさそうなアウィルアウェイとか、GI馬ステルヴィオだっています。
あと、ノームコア。
なぜマイル路線じゃなくてココ出走なのかはちょっと狙いが見えないけど、GI馬だし左回り実績は多数あるし、中京コースも愛知杯二着があるしで気になる存在。

なんだか出走馬がどれも目移りしてしまいますね。今年の高松宮記念はゆっくりじっくり検討が必要のようです。

日経賞

ん?ソウルスターリングは中山記念で引退と聞いていたのですが…。
ソウルスターリングが中山記念三着の好走で引退延期となったのか日経賞出走、まさかこの長距離戦に。

でも本線にするなら別の馬だろうなぁ…。

日経新春杯の勝ち馬モズベッロ、近五走の中で中山コース二戦で負けているのが多少気にはなりますが、重賞勝利後の今なら勢いに乗って連勝もありそうな気がします。
二着のレッドレオンも前が塞がったロスがなければもっときわどいレースになっていたといえそうな走りで期待が持てそうです。

そして、エタリオウが今年の始動戦を迎えます。
最強の一勝馬の名に恥じない成績でしたが去年は日経賞二着が最先着で低迷しました。
とはいえ、出走したレースがどれもレベルの高いレースばかりですし、実力からいっていつ二勝目を挙げてもおかしくない実力馬です。
案外去年二着で逃したこの日経賞が復活の舞台で長かった二勝目を挙げる舞台なのかも、なんて気はちょっとしています。

一昨年の勝ち馬ガンコも出走。
一昨年は二番手からの先行策で見事勝利したガンコが再び日経賞に。
うーん、でもガンコが一昨年に勝利したレース運びで勝ち切るとしたらどっちかというとスティッフェリオなんじゃないかなぁと。
スティッフェリオ意外と今回良さそうに思えます。レースはペースが落ち着きますし、去年はメイショウテッコンの逃げ切りにあるようにオールカマーのように逃げて粘り込む競馬はこのレースでは合いそう。前走AJCCでは敗退していて人気が落ちるのも魅力。

他にも金杯二着で実力を見せたウインイクシードとか、2500mの距離は目黒記念二着の実績があるアイスバブルとか。
こちらも結構迷いそう。

毎日杯

アルジャンナが人気しそうだな…、というメンバー。
コントレイルの二着に入った東スポ杯2歳Sは0.8秒差とかなり引き離されての二着でした。一方できさらぎ賞は三着、しかし勝ち馬からは0.1秒差とさほど負けてない、重賞二戦で勝ち負けの実力はここでは一枚上手といえそうです。

相手にはそのアルジャンナにきさらぎ賞で先着したストーンリッジ、勝ち馬のコルテジアとはクビ差の接戦でした。コントレイルの二着という実績があるアルジャンナが人気するんなら、ストーンリッジ本命で一発狙ってみるのもアリなんじゃないかと思い始めてきました。

ここに二戦二勝無敗の戦歴でサトノインプレッサが割って入るんじゃないかと。
こぶし賞勝利でオープン昇格、こぶし賞二着馬のギルデッドミラーがその後1勝クラスを圧勝していることや、ブービーに敗退したイプシランテがダート転戦し格上挑戦の昇竜Sで四着に好走したことを考えるとこぶし賞はなかなかレベル高かったんではないかなと。
サトノインプレッサが勝利した新馬戦も二着三着五着の馬がそれぞれ勝ち上がっていますし、五着馬マンオブスピリットに至っては二連勝で1勝クラスも勝利しているので、レベルは高かったような。

一戦一勝馬で魅力のキズナ産駒アーヴィンドや牝馬のテイエムフローラ、トウケイタンホイザといった馬もいますし、1勝クラス勝ち上がり直後のメイショウダジンに堅実に走るタイプのダノンアレーなど、重賞で既に実績のある人気馬がすんなりとはいかなさそうな毎日杯といえるのかも。

マーチS

勢いに乗るスワーヴアラミスが重賞に駒を進めてきました。
条件戦二連勝でオープン昇級初戦でいきなり派手な出遅れからの追い込み一気で三着と実力を見せたのち、オープン特別を快勝、その次走も地方から転厩で六連勝中(JRAで四連勝)ロードレガリス相手に二着、本格化した感があります。
ここは中心とはいえ、相手には芝の重賞で一線級と戦ってきてダート転戦初戦からいきなり二着とパフォーマンスを発揮したクリンチャーや、前走フェブラリーS五着で改めてダート適性を見せたタイムフライヤー、昇級から掲示板を外さない堅実な走りで前走総武Sで勝利したメイショウワザシ、リステッド競走をスマハマ相手に勝利して二連勝中のワイルドカードとなかなか相手は揃っています。

去年勝ったサトノティターンとか一昨年のテルペリオンのように、個人的にはマーチSはダートの長いところで力を発揮するタイプと見ていますので、過去の成績にもよく目を通して予想してみたいところです。