SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:新潟と札幌のコース特徴を学ぶ

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は先週開幕週を迎えた新潟と札幌、二場の特徴を復習してみます。

本当は先週用に作成していたのですが、別記事に差し替えましたので予定を変更してこのタイミングで。

新潟競馬場

JRAホームページの解説
http://www.jra.go.jp/facilities/race/niigata/course/index.html

改修で生まれ変わってから、昔は右回りコースだったのが左回りコースに変更となり、最後の直線も東京コースを越える長さを誇る競馬場に。
その直線の長さから、日本で唯一、直線1000m戦が開催される競馬場になりました。
名物レースとなった直線1000mのレースは新潟千直と呼ばれ、重賞アイビスサマーダッシュを始めとしたスピード馬が純粋にそのスピード能力を競い合う1000m戦。

さっそく開幕週からアイビスサマーダッシュが日曜メインレースに組まれています。
新潟千直のこのレース、コーナーのある普通の競馬場では内枠の云々が有利という話になるのですが、1000mの直線レースでコーナーの内と外で有利不利が出ないことから、この点で差が出ないレースになっています。
加えて、「通常のコーナーのあるレースは内側を通る」関係から、「内の馬場は荒れる=外側の馬場は荒れていない」という馬場状態を考えると、「スタートから荒れてない外ラチ沿いに馬が殺到する」というレースになります。つまりこの新潟千直に限って言えば、有利なのは外枠。
圧倒的な人気馬が真ん中ほどの枠から外枠に入ったのであれば、逆らわずに素直に中心視、逆に無印の大穴でも外枠に入っていれば「外枠だから」という理由で狙える要素はあると言えます。
そもそもスタートから外ラチ沿いに向けて馬が殺到し、前が壁となることもしばしば、追い込み馬の殿一気はなかなか難しい印象がありますけど、力の足りない馬がハナを切って逃げても通用しないような印象もあって、予想を難しくしています。
新潟千直実績を良く調べて見たいコース設定ですね。

土曜メインは準オープンクラスのダート1200m戦、越後Sです。ここも登録馬が多いなぁ。
芝からのスタートでスタート直後はペースが上がることもありますけどワンターン(コーナー×2)で高低差が低いコースのようで、他のローカル競馬場同様に逃げ・先行が有利かなぁと言う印象。ただ出走馬からペースは読んで、ハイペースかミドルペースかという点で逃げ・先行の行った行ったで決着するかどうかは判断したほうがよさげに思えます。

とにかく、長い直線の叩き合いを楽しむコース、それが新潟競馬場。

札幌競馬場

JRAホームページの解説
http://www.jra.go.jp/facilities/race/sapporo/course/

コース全体に坂はなくほぼ平坦なコースとなる札幌競馬場、平坦小回りということで福島や小倉と同じような造りと言えそうです。
ただ、二場と異なる馬場の特長として洋芝が全面採用されている点、函館コースと札幌コースでは洋芝ベースの馬場となるため、柔らかい馬場で時計は掛かる特徴があります。
この洋芝巧者を見抜くことが函館開催から引き続きの札幌開催で的中を射止めるための必要条件になるといえそうです。

ただ、JRAの解説をみて知ったのですが、札幌コースは水はけが良く、函館ほど降雨の影響がない、と言う点。
今年2020年は梅雨明けが例年より遅れているこの状況で、開催が札幌に移ってからも雨が降ることも考えられますが、函館ほど重馬場の巧拙を深く考えなくてもよさそう、というのは覚えておいて損はないかも。

開幕週ゆえの逃げ先行優位はあると思いますが、絶対的な有利ということもなくしっかりと見極めていきたいところですね。
ただ、開幕週土曜日のメインレースしらかばS(準オープンクラス)は芝1200mのスプリント戦で、登録馬殺到のフルゲート必至の状況。
開幕週ですし内枠の逃げ・先行馬には逆らってはいけないような気がします。

一方の開幕週日曜はダート1700mの大雪ハンデキャップ。
ダート戦なので開幕週云々はないけど、平坦小回りという札幌コースの特徴からコーナーを四回カーブすることでやはりここも内枠有利、内枠の逃げ・先行馬はやはり注目しておきたいレースになりそうです。
よほどペースが速くならないのなら、後ろから行く馬に出番はなさげ、逃げ・先行馬をよく吟味して狙っていくのがよさそうです。

いやあ、でも、去年札幌の成績は散々だったんですよね…。
今年は巻き返せるか。