SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:JRA発表:新たな馬場の指標⇒クッション値とは

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は新しく導入された「クッション値」という新しい情報について。

新たな馬場の指標=クッション値

秋競馬から馬場情報充実のためクッション値という指標を導入することになりました。
詳しくは

jra.jp

ここから気になった部分を拾い読み。
上述リンクページの最後に分りやすく動画もあるので、動画を見ればざっと把握できそうです。

クッション値とは馬場のクッション性を数値化したもの、クッション性とは競走馬が走行時に芝馬場に着地した衝撃を受け止める際の反発具合を指しているという解説があります。

同じ良馬場でも、雨上がりの良馬場とカンカン照りが数日続いた良馬場では地面の硬さが異なる、ということもあり、この地面の硬さを数字で表してくれる、という指標がこのクッション値と認識することができそうです。

クッション値=馬場のクッション性が分る目安

馬場のゴール前から四コーナーの間の各ハロン地点の内柵から2m-3mの走路の地面から抜き取り調査を実施。一地点五箇所の測定で平均値をその地点のクッション値とすることになっています。

つまり、最後の直線入り口くらいからゴールまでの地点で数カ所の地面について、硬さを計測し公開してくれる、ということになります。

いつから

9月11日よりホームページから馬場情報に掲載されるようになっています。

■JRAホームページ馬場情報に関する変更点についてhttps://jra.jp/news/202006/062201.html

クッション値をどう見れば良いか

一言で言ってしまえば、クッション値が…

高ければ乾燥気味の硬い馬場、速い時計が出やすい
低ければ水分を含む柔らかい馬場、時計が掛かる馬場になっている

という関係性があることになります。

速い時計が出やすいということは、軽い馬場に対応出来る持ち時計が要求されるということになるでしょうし、時計が掛かる馬場になっているのなら時計より力の要る馬場でより実績がある馬のほうに分がある馬場だ、という判断ができるのではないかと。

「硬い馬場でレコード走の実績があるようなタイプはクッション値が高い乾燥気味の馬場のほうが向いているな」
という考え方も出来れば、
「今日はクッション値が低いから良馬場でもある程度力の要る馬場になっているぞ⇒瞬発力勝負よりは長くいい脚を使うタイプじゃないか?」
という考え方をすることも出来るかもしれません。

クッション値という言葉で、数字が高いほうが○○と勘違いしやすいかもしれませんが、"数字が高い方が馬場は硬い"="数字が低い方が馬場は軟らかい"という点はゴッチャにしないよう覚えておきたいと思います。