今週は大盛り上がりの史上初三冠馬三頭の対決となるジャパンカップ。
2歳重賞の京都2歳Sにスプリント重賞の京阪杯もあって、ジャパンカップ後も楽しめそうな週。
平場では、土曜東京3R未勝利戦にマイネルレガシーが鞍上嘉藤JKで出走、その後東京8Rで2勝クラスにアブソルティスモが鞍上ルメールJKで出走します。
翌日日曜日には阪神10R立雲峡Sにソシアルクラブが準オープンクラス突破を目指して鞍上にテン乗り吉田（隼）JKを迎えて挑みます。
アブソルティスモは前走休養明け初戦ということもあってか掲示板が精一杯の走りでしたが、叩き二走目で勝利を期待しています。国立特別の上位二頭と競ることになりそうですが、どれくらい人気を集めるか気になるところです。
ジャパンカップ
実は、前からユーキャンスマイルを狙って行こうと思っていたレースでした。でもサートゥルナーリアが天皇賞（秋）を回避してこちらに出走することになり、どうも本命をどの馬に打つか揺れている状況で週明けを迎えました。
そして、三冠馬三頭が中心視されるジャパンカップでユーキャンスマイルとサートゥルナーリアを加えて四頭に予想が絞り込めるのかと言う点も困りものです。
それでも一週前の時点で考えているのは、
◎サートゥルナーリア
○コントレイル
▲デアリングタクト
△ユーキャンスマイル
こんな感じ。
て、思っていたら、サートゥルナーリアが左トモ飛節の腫れによりジャパンカップを回避、状態を様子見しながら有馬記念を目指していくというローテの変更になりました。
ショックですが、仕方ありません。
三冠馬三頭の競演となる今回のジャパンカップで、人気がこの三頭に集中して上位人気を形成するのはほぼ間違いない状況。
三歳牡馬コントレイルと三歳牝馬デアリングタクト、これに古馬牝馬のアーモンドアイで上位三頭となるのですが、いつもなら主役のはずの古馬牡馬が穴馬扱いという初めての状況で、かえってユーキャンスマイルやグローリーヴェイズに食指が動くというのはあります。
また去年のジャパンカップで勝ち馬と0.1秒差に踏ん張ったカレンブーケドールも侮りがたいところ、天皇賞（秋）は五着でしたがキセキも巻き返してきそうで、上位三頭に加えてこの辺りをどう取捨選択するかが週末に向けての課題になりそうです。
それでも、去年のカレンブーケドールの二着好走を考慮して、三歳牝馬のデアリングタクトの好走はありそうだなぁと思って、アーモンドアイを切ってでもここは積極的に狙って行きたいと思っています。斤量53キロというのが結構効くんじゃないかと。
京都2歳S
2004年にローゼンクロイツという馬がヴァーミリアンやシックスセンスを退けて勝利したときはオープン特別だった2歳重賞。特に関係ないけど、ふと思い出してしまいました。
気になっているのはワンダフルタウンです。
デビュー戦となった新馬戦は阪神コースの1800m戦、先週東スポ杯2歳Sを勝ったダノンザキッド相手に0.5秒差と離されましたが二着を確保しています。
ワンダフルタウンの前走、萩Sでは3/4馬身差で先着されたジュンブルースカイが東スポ杯2歳Sでもいい脚をお終い使って二着争いをしていました。
そこから考えると、東スポ杯2歳Sのように抜けた馬が居ないここでは勝ち負けしてもいいような気がしています。もちろん前走アイビーSでクビ差二着惜敗のラーゴムとか札幌2歳Sでソダシ相手に0.3秒差の三着となかなか走っているバスラットレオンあたりは強そう。
バスラットレオンはデビュー戦でモリノカンナチャンに0.4秒差の勝利、その後モリノカンナチャンはアルテミスSに出走してソダシに0.6秒差の八着、東スポ杯2歳Sに出走して1.1秒差の七着と敗退していることを考えると、単純に言ってワンダフルタウンと良い勝負出来そうな感じがしてきます。
ただ、東スポ杯2歳S同様にここも二勝馬が一頭も出走していないこともあって、一勝馬同士の争いとなる重賞なら、新馬勝ち直後のグラリアムンディの好走もあるのかも。先週タイトルホルダーがそれほど人気しなかったのに二着争いした例もありますし、ここでいきなりと言うシーンも。
でもよく見たら、ラーゴムは阪神2000mの新馬戦勝利というコース実績が。このときの二着馬がビップランバン、0.1秒差の二着。人気が内容ならビップランバンも面白いのかも、とか考え始めてきました。
京阪杯
ジャパンカップが東京の最終レースなので、開催日の最終レースは阪神12Rとなるこの京阪杯が締めのレースとなります。
やっぱり北九州記念勝利直後のスプリンターズSで掲示板争いの好走を見せたレッドアンシェルかなぁ、という感じはしています。同じ阪神1200m戦のCBC賞も前残りの展開の中で三着とマズマズ走っています。
しかしCBC賞ではレッドアンシェルに先着したアンヴァルが休養明け初戦でいきなりを狙えそうな気も。北九州記念ではレッドアンシェルに0.4秒差四着と完敗でしたが、その後スプリンターズSで三着と好走するアウィルアウェイに半馬身差の四着は展開が向いたにしても結構評価してよさそうに思えてきます。
CBC賞ではアンヴァルやレッドアンシェルに先着されたものの、四着に飛んで来たタイセイアベニールなんかも悪くないように思えます。それほど人気にはならないと思うのですが、前走セントウルSでもダノンスマッシュ相手に0.3秒差の四着となかなか走っており、ここなら狙っても面白そうに思えます。
あと、1200m戦を二戦して結果が出ていないフィアーノロマーノもちょっと気になっています。
スプリント戦を二戦して期待を裏切っている状況ですがそこまで悪くなく、阪神コースは1400m戦なら実績も残している相性の良いコースと言うこともあって、以外とここで一発あっても良いんじゃないかと思い始めてきました。
中穴狙いくらいなら穴狙いも出来そうな感じがするスプリント戦の京阪杯はなかなか面白そうなメンバーが出走してきそうです。
